竹久夢二美術館 2015 年 4 月 企画展 プレスリリース 竹久夢二 ~ 大 詩正 人ロ 画マ 家ン のを メ彩 ッる セ ー ジ ~ ① 占 昭 和 2 年 ( 『 1 . マ ン ド リ ン を 弾 く 夢 二 婦 人 グ ラ フ 』 第 4 巻 第 2 号 明 治 43 年 ~12 掲 載 ) 10 金 3 金 日 火 を く 夢 べ 二 よ せ め て ペ チ カ に 逢 ふ 宵 は 王 に 女 王 が ト ラ ン プ の 星 の ま ぎ れ に は か な さ よ 人 わ の び 遠木 し さ さ よ よ 25 空 の 遠 占 さ よ 竹久夢二美術館 展覧会の見どころ ごあいさつ 大正ロマンを象徴する画家・竹久夢二( 1884-1934)は、若い頃詩人になることを夢 見ていました。しかしそれでは生活の糧を 得られないため「文字の代りに絵の形式で 詩を書」くという表現スタイルを確立しま した。そして夢二が繰り広げる詩情に満ち た絵画作品は多くの人を魅了していきま すが、豊かな才能は次第に詩文の創作にお いても開花し、夢二は詩人画家として、詩 と絵を組み合わせた個性溢れる作品を数 多く発表していきました。 本展では画家であり、詩人であった夢二 が残した独自の作品世界をクローズアッ プし、恋や人生をテーマにした詩画、少女 や子供たちへのメッセージ、さらに社会や 時代を鋭く見つめて紡ぎ上げた、言葉と絵 画の世界をご紹介いたします。 展示構成と出展作品 ✦ せつない恋を詩画にして「宵待草」 ✦ 夢二の詩と音楽の融合 楽譜のイラストレーション 竹久夢二 ① 夢二の詩 120 点を一挙に紹介! ② 心模様を映し出す、夢二の鋭い言葉の数々に迫る 時代を越えて現代人の心にも響く、夢二の恋や人生によせるメッセージを味わえます。 ③ 音楽鑑賞(夢二の詩にメロディーがつけられた楽曲)も愉しめます 大正期の流行歌となった「宵待草」をはじめ、夢二の詩にメロディーがつけられた曲を 聴きながら作品をご鑑賞いただけます。 れ 、 流 行 歌 と な っ て 広 く 歌 わ れ ま し た 。 ※ の大 正 た2 だ す年 けに 発 ) が表 作し 曲た し詩 「 、宵 同 7待 年草 に」 は は、 楽多 譜忠 も亮 出( 版お さお 昭 和 9 年 ② セ ノ オ 楽 譜 「 宵 待 草 」 ( ( 『 少 女 世 界 』 第 21 巻 第 11 号 大 正 3 年 第 9 版 ) 出月今 ぬも宵 そ は う な や る せ な さ 宵 待 草 の こ ぬ ひ と を な つ か し い 。 暮待 らて せど ど 生 れ 故 郷 が な い け れ ど 、 ✦ 夢二の筆跡で読む、夢二の詩 ✦『夢二画集』にみるメッセージ ✦ 恋心によせて~女性たちへ~ ⑦ こ の 夜 ご ろ ✦ 日本画に表現された詩情 ✦ 乙女のために ~少女詩と抒情画~ ✦ 子どもたちへのメッセージ ✦ 人生を想う NATU 昭 和 初 期 NETARA TANBA E OME GA SAME TARA OEDO MADE ⑥NATU 大正4年 (夢二詩集『ねむの木』掲載) 大 正 15 年 か な し い の で は 泣 き や る ぞ 。 何 が 悲 し う て き た 象 は 、 ( 『 コ ド モ ア サ ヒ 』 第 7 巻 第 5 号 ⑧ 春 が う た ふ 日 本 の 島 へ は る ば る と 青 い 海 越 え 母 が ゐ な い の が 寂 し い の で す ひとことメモ 夢二は大正末より子供や少年少女 向け雑誌に詩を発表する時は、 「ゆめ・たけひさ」と署名しました。 ゆ め ・ た け ひ さ 子 守 唄 昭 和 4 年 掲 載 ) OKITARA KYO E 展示総数 約 220 点 ④ 靴 下 掲 載 ) ✦ 夢二の詩集 ✦ 社会を批評する眼差し ~コマ絵より~ 画家・詩人。本名・茂次郎(もじろう) 。岡山 県生まれ。センチメンタルな画風の〈夢二式美 人画〉作品をはじめ、恋多く、旅も重ねて大正 ロマンを象徴する存在として広く知られる。 明治・大正期の雑誌に発表した数々のイラス トレーションをはじめ、日本画・水彩画・油彩 画・木版画、さらにデザイン分野の作品を手掛 け、さらに詩、童謡の創作にも才能を発揮し、 詩画を融合させた芸術を開花させた。 さらに夢二の詩には、自身の絵が添えられています。情趣溢れる詩画の世界へいざないます。 ③ 青 い 海 越 え は る ば る と こ の 夜 夢ご 生ろ 作 独 言 し て は つ か し や 逢 ふ た 時 い ふ こ と を 昨 日 別 れ た 人 を ま つ 化 粧 の ひ ま に 夜 を ま た せ て 1884-1934 し の び よ る 格 子 の 外 に と ん と ゆ ろ め り ・ た け ひ さ と ん と ん と ろ り こ 花赤 とと 鳥 が、 んん が さ赤 とと な く ろん く 赤 りと ろ 、 り 赤 こ ほ ろ 、 ほ ろ ほ ろ 、 ほ ろ と ん と ろ り と ん と ん と ろ り こ ま山 とと 木山 だ、 んん が晴 遠山 とと 見れ い ろん え山 山 りと る晴 ろ 、 れ り 山 こ 春 が う た ふ 子 守 唄 ほ こ ろ び た 心 を つ く ろ つ て 下 さ つ た ほ こ ろ び た 靴 下 を つ く ら ふ や う に ほ こ ろ び 靴 た下 靴 下 を 捨 て る の は 惜 し く は あ り ま せ ん ⑤ 品 川 の 大 正 初 期 ど う 黒 船 が 来 る も 夢の 二ぞ 千 年 万 年 待 っ た と て 品 お川 台の 場 こ 悲そ しは け れ 展覧会トピックス 特別展示 イベント 新発見!葛原しげる旧蔵の 夢二肉筆原稿を展示公開 大瀧賢一郎 日時 5 月 23 日(土) 午後 6 時開演 料金 1500 円 ※美術館入館料を含む 写真上)新発見の肉筆原稿と手紙 ※展示は肉筆原稿のみいたします。 写真左)葛原しげる 明治 44 年撮影 展覧会概要 ✦展覧会名称………竹久夢二 詩と絵のおくりもの ~大正ロマンを彩る詩人画家のメッセージ~ ✦主催及び会場……竹久夢二美術館 ✦住 所……………〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-2 ✦Tel……………03-5689-0462 ✦会 期……………2015年4月3日(金)~6月28日(日) ✦休館日……………月曜日(ただし GW 期間中の 4/21(火)~5/10(日)は無休で開館) ✦開館時間…………午前 10 時~午後 5 時(入館は 4:30 まで) ✦交 通……………東京メトロ千代田線〈根津駅〉 及び南北線〈東大前駅〉よりいずれも徒歩7分 JR上野駅 公園口より徒歩 20 分 ✦入館料………… 一 般 900円 大・高生 800円 中・小生 400円 *弥生美術館と二館併せてご覧頂けます *20 名様以上 100 円割引になります ✦ホームページ……http://www.yayoi-yumeji-museum.jp ✦ギャラリートーク…… 4/12(日)・5/10(日)・6/14(日)いずれも午後3時より(約 1 時間) *企画展担当学芸員が展示解説を行います。 参加費無料(要入館料) 展覧会についてのお問い合わせは 竹久夢二美術館 学芸員 石川桂子 までお願いいたします。 tel 03-5689-0462 fax 03-3812-0699 e-mail yumeji-m@muse.ocn.ne.jp FAX 竹久夢二美術館 03-3812-0699 石川 行 竹久夢二 詩と絵のおくりもの ~大正ロマンを彩る詩人画家のメッセージ~ 画像使用申込書 画像送付日 月 日 必着 掲載紙(誌)/番組名 発売/放送予定日 所属・ご担当者名 ご住所 〒 TEL FAX メールアドレス ご希望の図版番号に○をしてください。 図版番号(プレスリリースをご参照ください) 1 2 読者プレゼント招待券 3 4 (5 組 10 名) 5 6 希望する 7 8 希望しない 通信欄 画像データの提供ついて 同封のプレスリリースに掲載の図版について、メールで画像データをお送りいたします。 ご希望の場合は、この申込用紙に必要事項をご記入の上、FAX 03-3812-0699 までお送りください。また美術館 写真(外観/展示室)等を必要とされる場合はご一報ください。 読者プレゼント用招待券のご提供について 読者プレゼント用にご招待券(5 組 10 名様分)をご用意いたします。この用紙にてお申し込みください。 掲載紙(誌)ご送付のお願い 本展に関する記事をご掲載いただきました際には、お手数ですが掲載誌(紙)をお送りくださいますよう お願い申し上げます。 〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-2 竹久夢二美術館 担当 石川宛
© Copyright 2024