早稲田大学ナノ理工学研究機6研連携ニュースレターvol.7

早稲田大学 ナノ理工学研究機構
6大学連携プロジェクト
特異構造金属・無機融合高機能材料開発共同研究プロジェクト拠点
WASEDA
University
NEWS LETTER Vol. 7
平成27年(2015年)2月25日発行
1.平成26年(2014年)11月19日(水) 国際会議6th IBB/AMDI-5 開催
平成26年11月19日(水)に、東京医科歯科大学M&DタワーにおいてThe 5th International
Symposium on Advanced Materials Development and Integration of Novel Structured Metallic
and Inorganic Materials, AMDI-5, Conjunction with 6th IBB Frontier Symposium(6th IBB/AMDI5)が開催されました。
AMDI-5では鈴木章夫記念ホールにて午前と午後に分けて招待講演セッションが開催されま
した。招待講演では外国人6名および日本人6名の講演者により、環境・エネルギー、エレクト
ロニクス、生体材料に関する最新の研究成果についての講演が行われ、セッション5では川
原田 先生が座長を務めました。
招待講演では本学から、外国人講演者としてYoon Donghyun先生より”Microfluidic Handling
of Small Samples Using Miniaturized Devices and Systems”をタイトルに講演が行われ、また日
本人講演者として野田優先生より” Custom production of carbon nanotubes and graphene for
their practical use in electronic devices”をタイトルに講演が行われました。
招待講演に引き続き、16時より基調講演として東京大学石原先生による講演が行われました。
また16時45分からはM&Dタワー 26階にてポスターセッションによる研究発表が行われ、環
境・エネルギー、エレクトロニクス、生体材料の重点3分野を含め合計77件もの成果発表があ
り、活発な議論が交わされました。引き続き同会場にてバンケットが行われ、6th IBB/AMDI-5
国際会議は盛会のうちに幕を閉じました。
Contents
1.平成26年(2014年)11月19日
(水)国際会議6th IBB Frontier
Symposium and AMDI-5 開催
2.平成26(2014)年度
エレクトロニクス材料開発分野会
議開催
3.平成26(2014)年度下期
主な研究課題
4.平成26(2014)年度主な行事
5.平成26(2014)年度
研究組織
6.平成27(2015)年度から『ナノ
理工学研究機構』組織が変わりま
す
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早稲田大学 ナノ理工学研究機構
2. 平成26(2014)年度エレクトロニクス材料開発分野会議 開催
平成26年 (2014年) 8月7日に第1回、12月12日に第2回の分野会議が本学研究開発センター120-5号館
ASMeW121会議室にて開催されました。両会とも研究課題の進捗状況報告に加え、今後の方針が話し合われました。
また、第2回の分野会議では、本6大学連携プロジェクトの成果発信方法についても今後の取り組みとして議論されま
した。
3.平成26(2014)年度下期 主な研究課題
エレクトロニクス材料開発分野
1.FeCo 系超磁歪材料を用いた小型発電デバイス (早大ナノ機構-東北大金研)
2.VDF/TrFEコポリマによるピエゾデバイス (早大ナノ機構-東北大金研)
3.金属電極/a-IGZO接合の接触抵抗低減 (阪大接合研-東工大応用セラ研)
4.ナノポーラスAu-Agシートによる低温接合,Au粒子間接合によるMEMSパッケージ
(早大ナノ機構-阪大接合研-東工大応セラ研)
5.磁性金属/強誘電体ヘテロ構造における磁気特性の電界制御
(東工大応用セラ研-東北大金研)
6.表面・界面の新奇電子機能の探索 (東工大応用セラ研-早大ナノ機構)
7.低融点酸化物を添加した(K,Na)NbO3系無鉛圧電体薄膜
(名大エコトピア研-早大ナノ機構)
8.Cu/カーボンナノチューブでの電析プロセス (早大ナノ機構-名大エコトピア研)
9.カーボンナノチューブ/SiC界面の電気伝導度測定(早大ナノ機構-名大エコトピア研)
10.ソフトコンタクトレンズ型糖センサ、微小化Ir電極pHセンサ(東医歯大生材研)
早稲田大学における
本プロジェクトの研究内容
環境・エネルギー材料開発、
エレクトロニクス材料開発、生
体・医療材料開発、特異構造
高機能材料合成・接合分野の
うち、早稲田大学ではエレクト
ロニクス材料開発分野を主務
として、環境・エネルギー材料
開発分野、生体・医療材料開
発分野の研究にも参加してい
ます。
4.平成26(2014)年度主な行事
日
時
行
事
場
所
2014年 5月27日 第6回 東北大学金属材料研究所東京分室運営委員会
早稲田大学 研究開発センター
2014年 7月 3日 第8回六研連携運営協議会
早稲田大学 西早稲田キャンパス
2014年 7月18日 H26年度 細胞・動物評価講習会
名古屋大学 共同教育研究施設
2014年 8月 7日 第1回環境エネルギー材料開発分野会議
名古屋大学 東京オフィス
2014年 8月 7日 第1回 エレクトロニクス材料開発分野会議
早稲田大学 研究開発センター
2014年11月19日 国際会議 6th IBB Frontier Sympojium & AMDI-5
東京医科歯科大学 M&Dタワー
2014年12月12日 第2回 エレクトロニクス材料開発分野会議
早稲田大学 研究開発センター
2015年 1月 9日 生体・医療材料開発分野全体会議
東京工業大学すずかけ台キャンパス
2015年 1月14日 第2回環境エネルギー材料開発分野会議
名古屋大学 東京オフィス
2015年 3月 2日 第9回 六研連携運営協議会
早稲田大学 大隈会館
2015年 3月 2日 第5回6大学連携プロジェクト公開討論会
早稲田大学 小野記念講堂
早稲田大学 ナノ理工学研究機構
5. 平成26年度(2014年度) 研究組織
エレクトロニクス材料開発分野
機構長
逢坂 哲彌
理工学術院 先進理工学部 応用化学科
教授
リーダー
川原田 洋
理工学術院 基幹理工学部 電子光システム学科
教授
庄子 習一
理工学術院 基幹理工学部 電子光システム学科
教授
本間 敬之
理工学術院 先進理工学部 応用化学科
教授
谷井 孝至
理工学術院 基幹理工学部 電子光システム学科
教授
齋藤 美紀子
ナノ理工学研究機構
研究院教授
関口 哲志
ナノ理工学研究機構
研究院教授
水野 潤
ナノ理工学研究機構
研究院教授
佐々木 敏夫
東北大学金属材料研究所東京分室
助手
発行責任者 逢坂 哲彌
編集・発行 川原田 洋
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町513番地
早稲田大学研究開発センター120‐5号館
早稲田大学 ナノ理工学研究機構
http://www.all-nano.waseda.ac.jp/nano/index.htm
Tel: 03-5286-9068 Fax: 03-5286-9076
E-mail: [email protected]
6大学連携プロジェクトWeb Site: http://www.all-nano.waseda.ac.jp/6daigakurenkei/index.html
6. 平成27年度(2015年度) から『ナノ理工学研究機構』の組織が変わります
『ナノ理工学研究機構』は平成27年度から『ナノ・ライフ創新研究機構』に
変わります。詳細は次回ニュースレターでご紹介します。
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