SystemCデザインユーザ向けSpecman検証ワークショップ

「あなたのテストパタン足りてますか?」
SystemC デザインユーザ向け Specman 検証ワークショップ
SystemC で 設 計 及 び 検 証 を さ れ て い る 方 を 対 象 に 、 Cadence の INCISIVE 製 品 を 使 用 し た
CDV(Coverage Driven Verification)を適用する為の検証ワークショップをご用意いたしました。
設計/検証者のみなさまテストパタンの完成度(仕様に対する網羅性)って確認していますか?
多くのケースで確認されていないのが実情の様です。自信を持って検証の完了を宣言する為に、本ワーク
ショップでは、SystemC 設計に CDV を適用する具体的な検証方法を Step 毎に順を追って説明いたします。
途中の Step まででも皆様のデザインに適用していただける様な内容となっておりラボを交えて、その勘所
を学んでいただくことを目的としています。
設計に潜む不具合の検出には、コーナーケースも含む網羅的なテストケースを作成し確認する事が必要
不可欠です。しかし、設計回路の大規模化・複雑化に伴い、テストケースの分類・分析をどれだけ厳密に行
おうとしても、どうしても抜けや漏れが出てしまうことが現実です。これらの抜けや漏れを減らすための現実
的な手法として、RTL レベルの検証では CDV が広く適用されています。
多くのプロジェクトでは、シミュレータにオプションを追加するだけで簡単に取得可能なラインカバレッジが検
証網羅性の尺度として用いられていることと思います。しかし、ラインカバレッジで判ることは、“その行が実
行された”と言うことしか判りません。“その行がデザインの仕様通りに動作したか?”ということは判りませ
んので、ラインカバレッジとは異なるデザインの仕様に照らし合わせた指標が必要になるのです。このデザ
インの仕様に照らし合わせた指標としては、予め検証対象のデザインの仕様や振る舞いを定義し、それを
元にデザインとは別に定義を追加した指標を本ワークショップではファンクションカバレッジと呼びます。必
要十分なファンクションカバレッジを定義することで、検証品質を担保することができます。ファンクションカ
バレッジの定義とは、デザインがその状態になったかをシミュレータに自動収集させる手法です。
お忙しい折とは存じますが、是非ご出席いただけますようお願い申し上げます。
※トレーニング・ルームの設備の関係上、参加人数に上限を設けさせていただいております。そのため、必ずしも受講を希望され
る方全員のご希望に沿うことができないかもしれないこと、あらかじめお詫びさせていただきます。
満席になってしまった場合、今後定期的な開催を予定しておりますので、是非、次回開催へのご出席をよろしくお願いいたします。
主 催:
日本ケイデンス・デザイン・システムズ社
イノテック株式会社 IC ソリューション本部
日 時:
2015 年 3 月 17 日(火) 13:15~17:00
場 所:
日本ケイデンス・デザイン・システムズ社 トレーニング・ルーム
横浜市港北区新横浜 2-100-45 新横浜中央ビル 16F
http://www.cadence.co.jp/company/map/index_j.html
費 用:
無料
【内 容】
第1章 簡単ファンクションカバレッジ始めませんか?
実行例を元にファンクションカバレッジとはどんなものかを体験いただき
実装の方法を説明
第2章 on+emit で処理タイミング自由自在
手続き処理
第 3 章 ランダム生成で時短達成
制約付きランダム生成の方法
第 4 章 自動チェックで負担軽減
デザインの振る舞いをチェックする方法
第 5 章 高位合成後も徹頭徹尾
高位合成全後での共通検証環境を利用する方法
第 6 章 Next Steps
【お申込方法/お問い合わせ】
お手数をおかけいたしますが、[email protected] までご連絡下さいますよう
お願いいたします。