読書の大切さ 読書は私達に何をもたらしてくれるので しょうか?たとえば、新書を読めば、最先端 の知識を得ることができます。 また、小説を読めば、登場人物の生き方を 中1学年主任 国語科 野々内治男先生 追体験することができます。 つまり、読書は物事を見る「視野」を広げ てくれるのです。保護者の皆様におかれま しては、ご自身が読んで面白かった本を、お 子様に是非ご紹介下さい。 これからの人生を送っていく上でとても 大切なものを、お子様が獲得するきっかけ になると思います。 おすすめの本 『ゾウの時間ネズミの時間』 中央公論社/本川 達雄 (著) 時間は体重の1/4乗に比例し、体重が多い動物は、速度 が遅くなる。ハツカネズミはちょこまかと動くが、ゾウはゆ ったりと歩く。 哺乳類の寿命を、心臓の鼓動時間で割ってみると、どの動 物であっても、一生の間に心臓は20億回打つという計算に なり、一生の間に呼吸する回数は5億回である。本では、さ らに興味深い事実が色々と述べられており、哺乳類のサイズ による違いがこれほどあるにもかかわらず、サイズを考慮に 入れれば実は同じという興味深い本です。 『せんせい。 』 新潮社/重松 清 (著) 授業そっちのけで夢を追いかけた先生。一人の生徒を好き になれなかった先生。厳しくすることでしか教え子に向き合 えなかった先生。先生による何気ない言動や個性的なやり方 に、反発しながらも生徒は意外にも影響を受けていくものだ と考えさせられる教師と生徒をめぐる六つの物語です。 2
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