第82回定時総会開催案内

2015 年 2 月 25 日
東 京 都 文 京 区 湯 島 2-31-22
湯島アーバンビル7F
公益社 団 法 人 応 用 物 理 学 会
会 長
河田
聡
社 員 各 位
第82回定時総会開催案内
本会は第 82 回定時総会を下記の要領で開催いたしますので,万障繰り合わせの上,ご出席くださいますよう
お願い申し上げます.
定款によって,総会構成員(社員)は代議員となっており,総会成立にはその過半数の出席を必要とします.
本総会では,会員にとって重要な意味を持ついくつかの議案の審議および報告が行われます.ぜひとも総会に出
席いただいて,本会の運営が滞りなく行えますようにご協力をお願いいたします.
やむをえず会場にお出かけいただけない場合は添付の委任状にご署名・捺印のうえ,2015 年 3 月 9 日(月)
正午までに本会に必着するようご返送ください(この場合も出席とみなされます.代理人は会場にいる代議員
に限られますので,特にご指定が無い場合は会長とご記入ください).
理事会が総会に提出する議案等は下記のとおりです.詳細な資料は総会席上で出席者に配布いたします.なお,
同一資料は 2 月 27 日頃にホームページにも掲載されますので,事前にご一読ください.
本会のホームページ:http://www.jsap.or.jp/
お問い合わせ先:e-mail:soka @jsap.or.jp
――――― 記 ―――――
日
時
2015 年 3 月 18 日(水)14:00-17:00
会
場
東京都文京区湯島 1-7-5 東京ガーデンパレス 高千穂
議
案
1.
2.
3.
4.
2014 年度事業報告および決算報告書案承認の件
第 54 期役員選任の件
代議員推薦委員会規程変更の件
第 54 期代議員推薦委員会委員選任の件
1.
2.
2015 年度事業計画および正味財産増減予算書の件
その他
報告事項
資料 1 2014 年度事業報告および決算報告書案承認に関する件(2014 年度 1 月~12 月)(議案1)
学術講演会は,春季に青山学院大学で,秋季に北海道大学で予定どおり開催した.講演出題数は春季 4,140 件,秋季 4,026
件であった.海外学会との連携強化のため,KPS,OSA とのジョイントシンポジウムを予定どおり開催した.論文誌等の刊行に
ついては,
「応用物理」,
「JJAP」,
「APEX」を予定どおり発行した.社会への啓発活動等として,論文誌等による学術研究成果
の公開,人材育成,科学教育関係啓発活動,男女共同参画を推進した.他の事業として,本部,支部等における表彰,海外学
会との国際交流を実施した.処務として総会,理事会等を開催し,第 54 期の役員候補者及び代議員選挙を実施した.
1.事業の状況
1)研究発表会および学術講演会,懇談会,見学会,展示会等の開催
・春および秋に学術講演会を 2 回実施.
・支部・分科会・研究会・新領域グループの行事を約 277 回開催.
・国際会議を主催および共催により 21 件開催.
・新講演会参加,登壇システムの稼働開始.
2)論文誌,機関誌および図書の刊行
・和文機関誌「応用物理」(第 83 巻)を 12 回刊行(1~12 月分)
.
・英文論文誌 APEX(Applied Physics Express) Vol.7 の紙版を 12 回,オンライン版を毎週発行.
・英文論文誌 JJAP(Japanese Journal of Applied Physics) Vol.53 の紙版・オンライン版を 12 回発行.
・APEX/JJAP のオンライン出版および機関購読について,IOP Publishing と業務提携を開始した.
3)応用物理学に関する社会への普及啓発活動
・英文論文誌・機関誌・講演会・研究会等を通じた学術研究成果の公開と社会への普及応用.
・応用物理分野の将来ビジョンづくりとその普及啓発.
・人材育成,科学教育・啓発活動,男女共同参画を推進.
・関連学協会との連携による社会啓発活動を推進.
4)その他,本会の目的を達成するために必要な事業
・本部,支部,分科会における各種表彰を実施.
・国際交流
・関係学術団体との連携および協力.
・新会員サービスシステムの稼働開始.
・Web 選挙システムの分科会幹事選挙の先行実施.
2.処務の概要
・定時総会 1 回,理事会 8 回,常務理事会議 6 回,ならびにその他の会合を開催.
・役員,職員,契約,寄付金,主務官庁等に関する事項を実施.
3.2014 年度正味財産増減計算書案の概要
(単位:千円)
基金会計
2 0 1 4 年度
一般正味財産
増減の部
経常収益計
経常費用計
増減額
指定正味財産
増減の部
指定増加
指定減少
増減額
正味財産
増減額
期末残高
一般
支部
分科会
816,984
762,542
54,442
25,445
23,018
2,427
201,243
143,373
57,870
23,600
24,306
▲ 706
0
0
0
0
0
0
53,736
2,427
57,870
1,113,387
49,274
193,604
新領
域
研究会
女性
研究者
業績賞
化合物
半導体
高野
基金
学術・
教育
基金
内部
取引
消去
合計
応物
21
光・ 量エレ
業績賞
光・ 電子
業績賞
0
0
0
222
222
0
582
582
0
288
288
0
838
838
0
8,133
8,133
0
261
261
0
0
0
0
225
0
225
0
222
▲ 222
0
582
▲ 582
0
288
▲ 288
0
838
▲ 838
972
8,133
▲ 7,161
100,000
261
99,739
0
0
0
124,797
34,630
90,167
1,404 ▲ 177
225
▲ 222
▲ 582
▲ 288
▲ 838
▲ 7,161
99,739
0
206,133
588
962
0
2,576
7,151
241,854
99,739
0 1,725,408
30,729 1,029
29,325 1,206
1,404 ▲ 177
0
0
0
15,999
274
▲ 63,968 1 , 0 2 1 , 7 8 6
▲ 63,968
905,820
0
115,966
1)学会全体の一般正味財産は 115,966 千円,指定正味財産は 90,167 千円の増加となり,正味財産は合計 206,133 千円増
加しました.
2)一般会計は,経常収益816,974千円に対し経常費用は762,542千円となり,一般正味財産は54,442千円増加しました.
収益面では,入会金・会費,学術講演会,英文論文誌出版と主要事業収益が増加したことにより前期比5,879千円増
収となりました.費用については,学術講演会の会場費の増加や新会員システム稼働による減価償却費の負担があっ
たものの,英文論文誌の印刷・発送及び購読契約等をIOP Publishingに委託したこと,2013年特別事業のJSAP-MRSジ
ョイントシンポジウムが終了したことなどによって大幅に減り,予算比▲37,810千円,前年度比▲9,306千円となり
ました.
3)支部会計の当期一般正味財産増減額は2,427千円の増加となりました.特記事項としては,九州支部が協力した国際
会議,IUMRS-ICA2014が成功裡に終えました.また,支部全てにおいて2015年度事業運営に影響を及ぼす財務状況は
見当たりません.
4)分科会会計の当期一般正味財産増減額は57,870千円の増加となりました.要因はVLSIシンポジウムの財産がシリコン
テクノロジー分科会に承継されたことによります.他は分科会日本光学会が17,701千円正味財産の減少がありました
が,先進パワー半導体研究会が分科会となり活動を始めるなど概ね順調に事業運営がなされました.また,分科会全
てにおいて2015年度事業運営に影響を及ぼす財務状況は見当たりません.
5)研究会会計の当期一般正味財産増減額は1,404千円の増加となりました.また,研究会全てにおいて2015年度事業運
営に影響を及ぼす財務状況は見当たりません.
6)応物資金21会計は応用物理学の教育の振興および普及啓発のための事業資金として会員より寄付金を募り,目的の事
業に使用しました.
7)光・量子エレクトロニクス業績賞基金については,基金から第16回受賞者(3名)に賞状を授与し,記念品を贈呈し
ました.
8)光・電子集積技術業績賞基金については,基金から第11回受賞者(1名)に賞状とメダルを授与し賞金を贈呈するこ
とにより基金を消化しました.これにより当基金は2014年度をもって終了となります.
9)女性研究者研究業績・人材育成賞基金については,基金から第5回受賞者(4名)に賞状を授与し,記念品を贈呈しま
した.
10)化合物半導体エレクトロニクス業績賞基金については,基金から第5回受賞者(1名)に賞状を授与し,賞金を贈呈
しました.
11)高野榮一光科学基金については,高野榮一光科学基金委員会にて審議し,承認された各種会議などへ補助金が拠出さ
れました.
資料2
第54期役員の選任に関する件(議案2)
役員候補者選挙の結果,役員候補者(50音順)は以下のように理事会にて確認されました.
理事13名
宇髙 勝之
(早大理工)
川田 善正
(静岡大電研)
吉川 公麿
(広島大ナノデバイス)
黒岩 丈晴
(三菱電機)
末光 眞希
(東北大通研)
瀬山 倫子
(NTT)
高木 信一
(東大工)
Prabhat Verma(阪大工)
宮崎 誠一
(名大工)
宮本 恭幸
(東工大理工)
山田 廉一
(日立中研)
横山 直樹
(富士通研)
和田 隆博
(龍谷大理工)
監事1名
桑野 幸徳
(PVTEC)
(参考)留任予定役員一覧(選挙公示時)
理事16名 河田 聡(阪大工)Adarsh Sandhu(豊橋技科大EIIRIS)尾﨑雅則(阪大工)斧 髙一(京大工)金丸正剛(産総
研)上村喜一(信州大工)白谷正治(九大シス情)高井まどか(東大工)西口規彦(北大工)馬場俊彦(横国大工)保立和
夫(東大工)益 一哉(東工大フロンティア研)丸山茂夫(東大工)百瀬寿代(東芝)山田 明(東工大理工)渡邊裕幸(富
士フイルム)監事1名 小長井 誠(東工大理工)
資料3
代議員推薦委員会規程変更に関する件(議案3)
代議員推薦委員会規程
(設置)
第 1 条 本会に代議員推薦委員会(以下,
「委員会」という)をおく.
(任務)
第 2 条 委員会は,代議員の推薦候補者を推薦する.
2
代議員の推薦候補者は,正会員およびその団体から推薦された正会員の中から選ぶ.
3
代議員の推薦候補者の推薦にあたって,支部活動,分科会活動,委員会活動等へのこれまでの貢献,学会活動に対する
意欲,年齢などを考慮する.
第 3 条 委員会は,次期委員(5 名以内)を推薦し,理事会の承認を経て,総会に諮る.
第 4 条 委員会は,この規程の変更が望ましいと判断した場合には,変更案を作成し,理事会の承認を経て,総会に諮るこ
とができる.
(組織)
第 5 条 委員会は,委員長 1 名,委員 9 名以内をもって構成する.
2
委員長は,会長がこれにあたる.
3
委員は,会長の推薦した正会員 3 名以内,代議員および代議員経験者の中から互選されたもの 5 名以内,および事務
局長とする.
第 6 条 委員の任期は,委嘱を受けた定時総会から,翌年の定時総会までの 1 年間とする.
2
会長推薦の委員の重任は 1 回に限る.
(運営)
第 7 条 委員長は委員会を召集し,その議長となる.
2
委員長に事故のあるときは,委員長の指名する委員がその任務を代行する.
(雑則)
第 8 条 この規程に定めるもののほか,委員会の運営に必要な事項は委員会が定める.
付則
2010 年 7 月 2 日 理事会 変更
2014 年 12 月 19 日 理事会 第 2 条,第 3 条,第 5 条 改正
資料4 第54期代議員推薦委員会委員選任に関する件(議案4)
第54期も規程に則り,代議員の選出をいたします.なお,2014年度代議員推薦委員会から以下の方々が2015年度代議員推
薦委員会委員として推薦されました.
委員長
河田 聡(阪大)
委 員
会長推薦(3名)
Adarsh Sandhu(豊橋技科大)
中村 淳(電通大)
西山 彰(東芝)
代議員経験者からの選出(4名)
斎木 敏治(慶應大)
田和 圭子(産総研)
豊田 浩孝(名大)
保立 和夫(東大)
事務局長
田井 修市