戦略的省エネルギー 技術革新プログラムの概要 平成27年3月 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」事務局 e-mail:[email protected] プログラムの目的・概要 <目的> 「省エネルギー技術戦略(後述)」に掲げる重要技術を軸に、 省エネルギー技術の開発を戦略的に推進することで、 我が国における省エネルギー型経済社会の構築および我が国の 産業競争力の強化に寄与すること。 <概要> 実施期間(※) :平成24年度~平成33年度 対象技術 :「省エネルギー技術戦略」の重要技術を 中心とした省エネルギー技術 開発フェーズ :インキュベーション、実用化、実証 全て助成事業であり、事業者の自己負担があります。 ただし、企業から大学等への共同研究費はNEDOが100%助成します。 ※「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」の事業期間 No.2 重要技術とは NEDOと経済産業省が定める「省エネルギー技術戦略」において、日本のエネル ギー消費部門毎に「重要技術」を設定している。省エネ技術は広範多岐にわたる ため省エネ推進に貢献する技術、重点的に取り組むべき技術として選定している。 「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」では、 2030年に日本のエネルギー消費量を、1000万kL削減 (原油換算)することが目標。 No.3 3 特定技術開発課題とは 【目的】 重要技術の中において、特に緊急性が高くかつ社会的意義が高い技術開発課題 を設定。その開発指標と達成目標値を規定し、早急に商品化・実用化を目指す。 ※H27年度公募より全面改定し、開発目途を2020年とした課題に変更 【採択の優先順位設定】 ①「特定技術開発課題」の解決を明確に目指した提案 ②「重要技術」に係わる提案 (①以外) ③いずれの重要技術にも係わらない提案 【H27年度第1回公募時の内容】 ※ 詳細は公募要領 添付資料②を参照 「高効率火力発電・次世代送配電技術」、「省エネ化システム・加工技術」 「ZEB・ZEH」 ,「省エネ型情報機器・システム」, 「快適・省エネヒューマンファクター」 「次世代自動車等」 、「スマート物流システム」、「パワーエレクトロニクス」 「次世代ヒートポンプシステム」 の9つの重要技術において合計50課題を設定 No.4 4 技術開発フェーズ <各フェーズの概要・年間上限額> インキュベーション研究 開発(1年以内) 実用化開発※ (2年又は3年) 実証開発※ (2年又は3年) 概要 技術シーズを活用し、 開発・導入シナリオの 策定等を行う。 実用化開発・実証開 発の事前研究。 既存の技術・ノウハウ 等をベースとした 応用技術開発。 開発終了後3年以内 に製品化を目指す。 実証データを取得する など、事業化を阻害し ている要因を克服し、 本開発終了後、速や かに製品化を目指す。 年間 上限額† 2千万円程度/件 (NEDO助成率:2/3) 3億円程度/件 (NEDO助成率:2/3) 10億円程度/件 (NEDO助成率:1/2) ※ 原則2年又は3年 3年の場合、2年終了時に審査を行い継続可否を判断します。 † 年間上限額(事業費=NEDO助成費+実施者負担分) No.5 技術開発フェーズ 「インキュベーション」「実用化」「実証」は 下記の組み合わせが可能(実用化、実証は原則2年又は3年) ※ インキュベーションは、実用化・実証の前段階との位置づけです。 インキュベーション単独での応募はできません。 タイプ A インキュ ベーション 実用化 B,C インキュ ベーション 実用化または実証 D 実用化 E,F 実用化または実証 実証 実証 ステージゲート審査 ★ 中間評価 * 3年事業との組合せ(一例) D 3年事業 ★ 1年目 終了 2年目 終了 2年事業 3年目 終了 4年目 終了 5年目 終了 6年目 終了 No.6 対象事業者、要件 <対象事業者> ・原則として、日本国内に研究開発拠点を有している企業、大学 等の法人。 ただし、大学等の単独提案はできません。 ・事業化に対する具体的計画とその能力を有し、事業化を主体 的に実施する法人。 <要件> ・国内において、以下の省エネルギー効果量が見込めること。 ①製品化後、販売開始から3年の時点で、2万kL/年以上 かつ ②2030年時点で、10万kL/年以上 (いずれも原油換算値) 技術開発費に応じた費用対効果の観点からも審査をします。 例:実用化開発(上限3億円/年)の場合、 事業費1.5億/年であれば、省エネ必要量は 1万kL/5万kL でも可とします。 No.7 最近の状況 <予算> 平成27年度予算 : 約75億円 <過去3年間の状況> H24年度 第1回公募 H24年度 第2回公募 H25年度 第1回公募 H26年度 第1回公募 H26年度 第2回公募 倍率 70 18 3.9 64 29 2.2 48 8 6.0 63 25 2.5 51 25 2.0 公募開始時期 3月 8月 2月 4月 8月 応募テーマ数 採択テーマ数 No.8 「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」 平成26年度 第1回公募採択テーマ (その1) ※インキュベーションから始め、実用化・実証へステージアップするテーマ No.9 「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」 平成26年度 第1回公募採択テーマ (その2) No.10 No.10 H26年度第1回公募の例 提案額は提案毎に異なり、幅広い 実用化フェーズ(年間限度額3億円)の場合、提案額は3500万円~3億円までみられた。 →提案額に縛られることなく、総合評価をもって採択を決定している。 中小企業も積極的な応募、採択 すべてのフェーズの応募テーマ63件のうち、25件を採択 (倍率 2.5) 採択した25件のうち、6件に中小企業が含まれる(中小企業比率24%) 全国で説明会を開催 仙台、名古屋、大阪、金沢、福岡、川崎等で説明会を開催し、 全国で200名程度が参加。 説明会後には個別相談会も実施。 中小企業も含めて積極的に採択を行っている。 絶対評価で、省エネルギーを推進するテーマを採択している。 11 No.11 公募情報等 NEDOホームページ メール配信サービス 公募新着情報 12 No.12 事前相談を積極的にご活用ください <公募情報は下記をご覧ください> 「公募・調達」 ⇒ 「分野別情報一覧」 ⇒ 「省エネルギー」 ⇒ 「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」 ⇒ 平成27年3月2日 一番下に資料があります ※公募内容は変わることがあります。必ず最新のものを確認してください 13 No.13 提案に向けた事前相談等、広く受付けています。 お気軽にご相談ください。 お問い合わせは下記まで 「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」事務局 e-mail:[email protected]
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