台東区ぜん息児サマーキャンプ運営業務委託(単価) 仕様書 1 件 2 事 業 目 名 台東区ぜん息児サマーキャンプ運営業務委託(単価) 的 空気の清浄な自然環境の中で、自立訓練と正しい知識の付与により、自発性・積極性 の回復と自立心の涵養を図り、自ら病気を克服する意欲を醸成する 3 履 行 場 所 ・台東保健所 〒110-0015 東京都台東区東上野4-22-8 ・台東区立少年自然の家 霧ヶ峰学園 〒392-0008 長野県諏訪市大字上諏訪字角間沢東13338-100 4 履 行 期 間 平成27年4月1日から10月31日まで 5 キャンプ実施日 平成27年8月24日から8月26日まで(2泊3日) 6 参 台東区在住の小学3年生から中学3年生までの児童・生徒で、医師から気管支ぜん息 加 対 象 等の診断を受けた者 7 募 集 定 員 8 委 託 内 容 40名 (抽選) (1)キャンプ関係者(以下関係者という)人員の配置数と役割 ア 主任指導員(1名) 事業の全体総括者 事業目的を理解し、運営・指導の体制を整えられること キャンプの経験が豊富で、ぜん息キャンプの運営・指導経験やぜん息の知識が豊富であること 各種プログラムの企画や準備、進行を行う イ 副主任指導員(2名) アの補佐、庶務担当者 キャンプ運営に関する知識が豊富であり、全体を把握できること 参加者募集や受付業務、各種資料の集計・作成、キャンプ実施中の各種手配・備品調達・調整など 庶務全般を行う ア、ウと共に各種プログラムの準備や進行を行う ウ 生活指導員(6名) 参加者への生活指導者 キャンプの知識・経験や子どもとのふれあい経験が豊富であること 参加者の健康面や安全面等に配慮し、生活面での指導を行う ア、イと共に各種プログラムの準備や進行を行う エ 医師(1名) ぜん息指導と治療全般 オ 看護師(3名) 医師の補助、夜間対応 カ 理学療法士(1名) 呼吸法や体操法の指導 キ 区職員等(4名) 運営業務の監督 ア~ウは、兼務不可・高校生以下の者不可とし、契約締結後に委託者まで名簿を提出すること エ~カは、区が指名し、謝礼金は区が負担する 1 (2)参加者募集と受付業務に関すること ア 申込みに必要な「台東区ぜん息児サマーキャンプ(以下キャンプという)募集案内」 「参加申込書」 「主治医意見書」 「個人調査票」等を作成し、委託者の承認を受け必要な部数を印刷・準備すること イ 別途提供するデータを基に、4月30日までに台東区在住の小学3年生から中学3年生までの児童・ 生徒で、東京都大気汚染医療費助成制度認定者及び過年度参加者に募集案内を送付すること ウ 5月5日の区報掲載に合わせて申込受付を開始すること エ 参加者募集期限は5月31日とする オ 申込受付は、郵便や電話、FAX 等により受託業者が行うこと カ 申込のあった者に対して、アで作成した書類を随時発送し、受託業者宛てに必要書類の提出を完了す るように案内すること キ 受託者への必要書類の最終提出期限は6月5日とする ク 提出の遅れている者へは督促をおこない、キ期限までに申込書類の一切が揃うよう努めること ケ 提出書類は保管・管理後、資料としてまとめ、委託者へ提出すると共に、区が指名した関係者へも提 供すること コ アの「主治医意見書」作成料は、作成医師へ区が直接支払うものとする サ キャンプに関する質問等の対応を行うこと (3)区指定の会場を使用し、キャンプに関する各種会議の開催のための調整・資料準備・司会等を行うこと ア 関係者対象の会議実施 (ア)計画策定会議を2回開催し、参加者の決定や事業説明会、当日の受付方法、キャンプのプログラ ム及び事後報告会等について検討すること 主任指導員1名と副主任指導員1名の計2名が出席すること (イ)全日程終了後、次年度に向けて参考となる資料や報告書等を作成し、委託者へ提出すること イ キャンプ参加者向けの会議等の開催 (ア)事前説明会 7 月下旬に参加者と保護者を対象に事前説明会を実施すること しおり等の資料を作成・配布し、キャンプ中のプログラムや目的、スケジュールの説明を行い、 参加者や保護者が安心して参加できるよう取り組むこと 主任指導員、副主任指導員、生活指導員の全9名が出席すること (イ)事後報告会 9月中旬又は下旬に、参加者と保護者を対象に、事後報告会を実施すること キャンプ中の様子を書面でまとめた実施報告書と写真記録媒体(CD 等)を作成し、配布すること 主任指導員1名と副主任指導員2名の計3名が出席すること (ウ)各会議に欠席した参加者へ、当日配布した資料等を送付すること (4)キャンプ全体の運営・指導に関すること ア キャンプの主旨と実施会場の環境を考慮し、受託者負担で消耗品を準備した上で、天候や参加者の 体調等に合った以下の内容をプログラムに組み込み、実施すること (ア)医師によるぜん息の学習(1時間を1回) 同行医師と相談のうえ、必要があれば使用するテキスト等を準備すること (イ)理学療法士による腹式呼吸の指導(1時間を1回) 同行理学療法士と相談のうえ、必要があれば使用するテキスト等を準備すること (ウ)参加者の体調把握のためのピークフロー値の測定 起床後と就寝前に1回ずつ毎日測定し、結果を集計後、委託者や医療関係者等に報告すること 2 (エ)運動プログラム(2~3時間を2回) スポーツや集団で行うゲームは参加者が積極的にできる内容とし、参加者の体力向上への意識、 協調性・自発性・積極性等が図れる内容にすること (オ)振り返りの時間(1~2時間を 1 回) 日程上最後の夜に、参加者全員を一か所に集めて、キャンプの振り返りの時間を設けること (カ)悪天候時の代替プログラム準備 予め悪天候時の代替プログラムを準備すると共に、天候や時間帯の変更にも対応可能な企画を複 数準備しておくこと (キ)起床後の体操 起床し、ピークフロー値を測定した後、朝食までの間に、理学療法士による体操指導を毎朝実施 すること (ク)その他 ・水分補給やマスク・長袖シャツの着用など健康管理についての指導をすること ・プログラム実施の際は、こまめに水分補給や休憩を挟む等、無理のないよう進行すること ・参加者が悪ふざけ等による怪我や備品破損等の事故が起きないように指導すること ・1日1回は参加者と共に施設や部屋等の清掃を実施し、室内を清潔に保つこと ・風呂場やトイレ、廊下、通路等の共有スペースでのマナーやモラルを徹底させること ・参加者間トラブルは中立の立場で冷静に対応し、遺恨がないように解決すること ・参加者が受傷した場合は、大小係らず速やかに委託者まで報告し、対応を協議すること ・必要に応じ関係者会議を開催すること ・プログラム内容の変更が必要な場合は、委託者に事前に相談すること イ 会場使用について (ア)プログラム実施時の会場設営や後片付け、司会、進行等を行うこと (イ)施設備品等を使用の際は、使用方法を遵守し、破損等の無いよう注意すること (ウ)施設備品等の使用後は、定められた方法で原状復帰すること ウ 出発式・解散式の受付(保険証やぜん息日誌の回収・返却等を含む) ・進行、医療関係者と協力し持 参薬確認等を行うこと エ 規則正しい生活を身につけるための指導の実施 参加者全員が団体生活に適応出来るよう、補助や助言を行うこと (5)参加者の安全衛生管理について ア 現地保健室で使用する医療器具・薬(処方薬を含む) ・ピークフローメーター・手洗い石鹸・ペーパ ータオル等一式は、委託者が準備する イ 保健室の設営や撤収の際は、受託者も協力すること ウ 1 グループの参加者は 8 名程度とし、1 グループに最低 1 名の生活指導員を配置すること エ 生活指導員は医療関係者や理学療法士と協力し、参加者の服薬管理や腹式呼吸練習、ピークフロー値 測定の補助等を行うこと オ 参加者が、ピークフロー測定値等の記録をぜん息日誌に記載しているか確認し指導すること (6)参加者の健康状態の観察と把握に関すること ア 体調不良の者は、すみやかに医師の診察を受けさせ、関係者全員へ報告すること イ 医師の治療上の注意事項は参加者に守らせること (7)台東保健所と霧ケ峰学園までの往復交通機関の手配に関すること ア 受託者は、往復交通機関として大型観光バス 1 台とマイクロバス 1 台を手配すること イ 往復交通機関料金や高速道路料金等移動にかかる一切の費用は、受託者負担とする 3 ウ 委託者と協議後、発着時間及び発着場所を確認し、手配した業者に指示すること エ 参加人数や運搬する備品の量に応じた車両を選定し、安全運転への指導をすること オ 移動バス等の使用は、出発日と帰着日の台東保健所と霧ケ峰学園間の往復送迎のみとする カ 環境性能表示制度(環境ラベリング)について 本契約の履行に当たって使用する借上げバスは、可能な限り「観光バスの環境性能表示に関するガイ ドライン(平成21年3月27日付改正20環車規第837号) 」 (東京都)に規定する評価基準Aラ ンク以上の車両を供給すること (8)現地での食事に関すること ア キャンプ参加申込の時点で、保護者から参加者の食物アレルギーに関する詳細な情報収集を行うこと イ アで得た情報は書面にて委託者・医療従事者へ提供すること ウ 食物アレルギーの情報を霧ケ峰学園の食事担当職員へ説明し、代替食・除去食等の対応について協議 すること エ 食物アレルギーのある児童生徒が、誤食・誤飲等のないよう監視・指導すること オ 関係者全員で情報を共有し、アナフィラキシーショック等の事故を未然に防ぐこと カ 1日1回以上参加者全員に、受託者負担でおやつ(ジュース・軽食等 1 食 200 円以上)を配る事 キ ゴミは現地の分別方法に従い、指定された場所へ集積すること (9)傷害保険等の加入に関すること ア 受託者負担で、参加者及び関係者(区職員は除く)がイの条件を満たす保険に加入すること イ 一人当たり、死亡・後遺障害 1,500 万円、入院保険金 7,000 円(日額) 、通院補償金 3,000 円(日額) 以上の補償内容とすること (10)キャンプ実施報告書の作成 キャンプ中の様子をまとめた報告書を作成し、委託者が確認の後に事後報告会で配布すること (11)記録写真の撮影・編集に関すること ア キャンプ中の活動の様子をカメラ等で撮影すること イ 撮影の際は、参加者全員の記念となることを留意して撮影すること ウ 撮影した画像を確認・編集の後に、複製した記録媒体(CD 等)を報告会で配布すること エ 写真等を取扱う際は、 (13)の内容を十分理解し、遵守すること (12)委託契約の終了に関すること 事業終了後、次年度へ向けた提言をまとめた内容の報告書を提出すること (13)個人情報の保護 ア 個人情報についての取扱い責任者は主任指導員とし、管理を徹底すること イ 受託者は、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)及び台東区個人情報保護条例(平 成5年台東区条例第2号)の規定を遵守し、個人情報の漏えい、滅失、改ざん及びき損の防止その他 の個人情報の適切な管理のために必要な措置を講じなければならない ウ 受託者又はこの契約による業務(以下「本業務」という)の全部若しくは一部に従事している者若し くは従事していた者は、本業務に関して知り得た個人情報をみだりに他人に知らせ、又は不当な目的 に使用してはならない エ 受託者は、本業務を実施するに当たっての個人情報の取扱いについては別記「個人情報を取り扱う業 務委託契約の特記事項」を遵守しなければならない オ 受託者は、事業実施上必要として収集した各種書類や貸与された個人情報資料等は、事後すみやかに 委託者へ返却すること カ 業務上撮影した画像等の権利は台東区が有する 4 (14)参加者の確定に関すること 参加者人数は、参加者決定会議の結果、受託者が送付したキャンプ参加決定通知の発送者人数とする (15)契約に関すること ア 委託費用は、参加者及び関係者の確定による実数で決定する イ 関係者の人数については、 (14)の参加者の確定後、区と同行医師、受託者で協議し、調整を 行うものとする なお、下記(ア)~(エ)については単価契約とし、予定人数及び数量は次のとおりとする (ア) (3)各種会議 ・主任指導員 延4名(計画策定1名2回、事前説明会1名1回、事後報告会1名1回) ・副主任指導員 延6名(計画策定1名2回、事前説明会2名1回、事後報告会2名1回) ・生活指導員 延6名 (事前説明会6名1回) (イ) (4)キャンプ運営 ・主任指導員 延3名(1名×3日) ・副主任指導員 延6名(2名×3日) ・生活指導員 延18名(6名×3日) (ウ) (8)カ おやつ ・ジュース・軽食等 1 食 200 円以上 延174食(58名×3日) (エ) (9)傷害保険等の加入 ・参加者及び関係者(区職員は除く) 延54名 ウ 下記(ア)~(エ)係る費用は、 (14)の確定に関わらず調整は行わないものとする(総価契約) (ア) (7)往復交通機関の手配(大型観光バス 1 台とマイクロバス 1 台)に係る費用 一式 (イ) (17)ア 実地踏査に係る費用 一式 (ウ)プログラム等企画に係る費用 一式 (エ)その他事務諸経費 一式 (16)料金の支払いについて ア 料金は、業務完了後に支払うものとする イ 支払方法は、受託者からの請求書に基づき、代表口座への振込とする ウ 0円未満の端数が生じた際は、これを切り捨てる (17)その他 ア 受託者は、実地踏査を1度実施し、履行施設・周辺環境・医療機関・緊急時の避難場所等の確認及び 視察を行うこと イ アの実施時期は委託者と協議し、経費は受託者負担とする ウ この仕様書の解釈に疑義が生じた時又はこの仕様書に定めのない事項については、区と協議のうえ解 決すること エ 当日に欠席者等が出た場合の単価部分の委託費用については、決められた単価に応じて減額する 問い合わせ先 台東区健康部保健予防課予防担当 ℡:03-3847-9492 5
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