中村鴈治郎 なかむら きかく 中村虎之介 中村亀鶴 玩 辞 楼 十二曲の内 ん ひ き こ う 双蝶々曲輪日記 一、 れ 中村鴈治郎 二、 襲四代目名 披 露 連 三、 じ 衛 早 ■引 窓 与 幸 後 に南 方 十 次 兵 衛 お 造 南 お 平 房 伝 女 丹 母 原 念 近 精 近 精 念 郎 岡 五 三 髪 平 濡 遍 狂 言 師 右 後 に親 獅 子 の 狂 言 師 左 獅 子 の 蓮 僧 僧 後 に仔 ■連獅子 ■口 上 長 兵 ま ど 一 一 幕 幕 長唄囃子連中 翫雀 中 村 鴈 治 郎 改め 田 藤 十 郎 中 村 扇 雀 中 村 虎 之 介 中 村 亀 鶴 坂 東 亀 寿 幹 部 俳 優 出 演 坂 翫雀 中 村 鴈 治 郎 改め 中 村 壱 太 郎 中 村 寿 治 郎 中 村 亀 鶴 坂 東 亀 寿 尾 上 松 緑 し じ ょ う 引 窓 口 上 獅 子 中村翫雀 改め四代目中村鴈治郎襲名披露 平成二十七年度︵公社︶ 全国公立文化施設協会 主催 東コース 松竹大歌舞伎 なかむら がんじろう 翫雀 改め なかむら とらのすけ 中村寿治郎 中村扇雀 なかむらじゅうじろう 中村壱太郎 なかむらせんじゃく なかむら かずたろう 坂東亀寿 おのえ しょうろく ばんどうかめとし 尾上松緑 さかた とうじゅうろう 坂田藤十郎 わ にっ き ひき まど 引窓 あらすじとみどころ ふたつちょうちょうくる ■双蝶々曲輪日記 製作 松竹 八幡の里にある南与兵衛の家では、与兵衛の女房お早と母お幸が明日の 放生会の準備をしている。そこへお幸の実子で、幼い頃に別れた濡髪長五 郎が尋ねて来るので、お幸は喜んで招き入れる。 やがて、郷代官に昇進した与兵衛が帰宅する。与兵衛の初仕事は、大坂 で人を殺めた相撲取を捜索すること。だが、犯人の人相書には長五郎の姿 があった。これを知ったお早は夫に詮議をやめさせようとし、お幸も人相 書の買い取りを申し出る。しかし家の中に長五郎がいることに気づいた与 兵衛は⋮⋮ 上 じょう ﹃双蝶々曲輪日記﹄の八段目にあたる﹃引窓﹄の場は、引窓から差しこむ月 の光の明暗と共に、家族の義理と情愛が交差する人情味溢れる世話物です。 こう ■口 平成二十七年に五代目中村翫雀が上方の名跡である中村鴈治郎を四代目 として襲名いたしました。一月、二月の大阪松竹座、四月の歌舞伎座、六月 し の博多座での襲名披露興行に続き、各地の皆様に襲名披露のご挨拶を致し ます。 れん じ ■連獅子 狂言師の右近と左近は、文殊菩 が住むと言われる天竺清涼山の石橋の いわれを語り、親獅子が仔獅子を谷底に突き落とし、這い上がってきた子だ けを育てるという故事を踊る。その後、ふたりの旅僧がやって来て、互いの 宗派の宗論を始めるが、一陣の風に驚いて逃げ去る。やがて、親子の獅子の 精が現れ⋮⋮ 能 ﹃石橋﹄ を題材とした ﹃連獅子﹄ は、獅子の狂いが見どころの舞踊です。
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