外皮性能を確認できる評価書等 外皮性能を確認できる評価書等 外皮

省エネ住宅ポイント対象住宅証明書(登録住宅性能評価機関が交付)
構造種別による適用基準一覧
種別
一戸建て住
宅
(賃貸住宅は対
象外)
構造
基準
評価書等
木造 省エネ法に基づくトップランナー基準 ※3 外皮性能を確認できる評価書等
のみ (住宅省エネラベル同等)※1
一次エネルギー消費量等級4
一次エネルギー消費量等級5
断熱等性能等級4
省エネルギー対策 等級4
木造以 省エネ法に基づくトップランナー基準 ※3 外皮性能を確認できる評価書等
外
(住宅省エネラベル同等)
一次エネルギー消費量等級5
共同住宅等
・併用住宅
・共同住宅
・長屋住宅
木造
のみ 一次エネルギー消費量等級4
一次エネルギー消費量等級5
断熱等性能等級4
省エネルギー対策 等級4
省エネ法に基づくトップランナー基準
断熱性能要件+開口部性能・設備性能等 ※3 外皮性能を確認できる評価書等
(仕様規定) 表1-3参照
木造以 省エネ法に基づくトップランナー基準
外 断熱性能要件+開口部性能・設備性能等 ※3 外皮性能を確認できる評価書等
(仕様規定) 表1-3参照
(賃貸住宅は対
象外)
一次エネルギー消費量等級5
※1 省エネ法に基づく「住宅事業建築主の判断基準」をいう。
※2 省エネ住宅ポイントのみを申請する場合は、平成27年4月1日以降の申請であっても省エネルギー対策等
級4(平成11年基準相当)の基準を適用することができる。なお、住宅性能評価、長期優良住宅などの他制度と
併用して利用する場合においては、他制度を利用することができなくなるため、申請者へその旨確認すること
外皮性能を確認できる評価書等
・ 設計住宅性能評価書(断熱性能等級4)
・ 建設住宅性能評価書(断熱性能等級4)
・ 設計住宅性能評価書(省エネルギー対策等級4)
・ 建設住宅性能評価書(省エネルギー対策等級4)
・ 長期優良住宅建築計画の認定制度
・ 認定通知書
・ 技術的審査適合証
・ 現金取得者向け新築対象住宅証明書(省エネルギー対策等級4、断熱性能等級4)
・ 住宅性能証明書(省エネルギー対策等級4、断熱性能等級4)
・ フラット35S竣工現場検査に関する通知書(金利Bプラン、省エネルギー性)
・ フラット35S適合証明書(金利Bプラン、省エネルギー性)
【基準の留意点】
前回の復興支援・住宅エコポイント制度では、防露基準の適用はなかったが、省エネ住宅ポイント制度にお
いては、防露基準が適用(トップランナー基準を除く。)になるのでご注意ください。
※3
表1-3 省エネ住宅ポイント対象住宅基準(共同住宅等)
地域区分
1地域
Ⅰ地域
断熱性能以外の要件
断熱性能要件
断熱等性能等級4
または
(表1-4参照)
以下の①~⑤のいずれかの仕様を満たすもの
① 高効率給湯機及び節湯水栓を採用する場合
省エネルギー対策等級4 ② 太陽熱利用システム及び節湯水栓を採用する場合
2地域
3地域
4地域
(Ⅰa、
Ⅰb)
Ⅱ地域
Ⅲ地域
③ 熱交換型換気を採用する場合
(省エネ住宅ポイントの
みを申請する場合は、平
成27年4月1日以降の申
請であっても省エネル
ギー対策等級4(平成11
年基準相当)の基準を適
用することができる。)
④ 開口部において高断熱仕様の窓を有する場合※
⑤ 燃料電池を採用する場合
以下の①~⑤のいずれかの仕様を満たすもの
① 高効率給湯機及び節湯水栓を採用する場合
② 太陽熱利用システム及び節湯水栓を採用する場合
③ 熱交換型換気を採用する場合
④ 開口部において高断熱仕様の窓を有する場合※
⑤ 燃料電池を採用する場合
5地域
6地域
7地域
Ⅳ地域
(Ⅳa、
Ⅳb)
以下の①~④のいずれかの仕様を満たすもの
① 高効率給湯機及び節湯水栓を採用する場合
② 太陽熱利用システム及び節湯水栓を採用する場合
③ 燃料電池及び節湯水栓を採用する場合
Ⅴ地域
④ 開口部において高断熱仕様の窓を有する場合※
以下の①~③のいずれかの仕様を満たすもの
① 高効率給湯機及び節湯水栓を採用する場合
8地域
Ⅵ地域
② 太陽熱利用システム及び節湯水栓を採用する場合
③ 燃料電池及び節湯水栓を採用する場合
ただし、以下のいずれかに該当する場合は除外する。
(1)ヒートポンプ方式によらない電気温水器を採用している場合
(2)ヒートポンプ方式によらない電気暖房を採用している場合
※ 開口部(玄関・勝手口ドアを除く。)の熱貫流率が、1(Ⅰa)、2(Ⅰb)及び3(Ⅱ)地域にあっては1.9以下、4
(Ⅲ)地域にあっては、2.91以下、5(Ⅳa)、6(Ⅳb)及び7(Ⅴ)地域にあっては4.07以下とする。
※ 開口部強化をを選択した場合は、トレードオフなどの利用はできないのでご注意下さい。
表1-4 省エネ住宅ポイント対象住宅基準(共同住宅等)設備要件
対象設備
基準
太陽熱利用システム
電気ヒートポンプ給湯機
(エコキュート)
高
効
率
給
湯
機
強制循環式のもので、JIS A4112 に規定する「太陽集熱器」の
性能と同等以上の性能を有することが確認できること。(蓄熱槽
がある場合は、JIS A4113 に規定する太陽蓄熱槽と同等以上の
性能を有することが確認できること。)
JIS C9220 に基づく年間給湯保温効率、又は年間給湯効率が
3.0 以上(ただし寒冷地仕様は2.7 以上)であること。
潜熱回収型ガス給湯機
(エコジョーズ)
給湯部熱効率が94%以上であること
潜熱回収型石油給湯機
(エコフィール)
連続給湯効率が94%以上であること。
ガスエンジン給湯機
(エコウィル)
ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型
給湯機
(ハイブリッド給湯機)
JIS B8122 に基づく発電及び排熱利用の総合効率が、低位発熱
量基準(LHV 基準)で80%以上であること。
熱源設備は電気式ヒートポンプと潜熱回収型ガス機器と併用する
システムで、貯湯タンクを持つものであり、電気ヒートポンプの
効率が中間期(電気ヒートポンプのJIS 基準に定める中間期)の
COP が4.7 以上かつ、ガス機器の給湯部熱効率が94%以上であ
ること。
次の①②のすべての基準を満たすこと
節湯水栓※1
①台所水栓において「手元止水機能(節湯A1※2)」又は「水優
先吐水機能(節湯C1※2)」を有すること。
②浴室シャワー水栓において「手元止水機能(節湯A1※2)」及
び「小流量吐水機能(節湯B1※2)」を有すること。
熱交換型換気
燃料電池
(エネファーム)
熱交換効率が65%以上の換気設備であること。
固体高分子形燃料電池についてはJIS 基準(JIS C8823:2008
小形固体高分子形燃料電池システムの安全性および性能試験方
法)に基づく計測を行い、定格運転時における低位発熱量基準
(LHV 基準)の発電効率が33%以上(高位発熱量基準HHV 基
準で30%相当以上)およびLHV 基準の総合効率が80%以上
(HHV基準で72%相当以上)であること。ならびに、50%負
荷運転時のLHV 基準の総合効率が60%以上(HHV 基準で
54%相当以上)であること。
固体酸化物形燃料電池については、JIS 基準(JIS
C8841:2010 小型固体酸化物形燃料電池システムの安全性及び
性能試験方法)に基づく計測を行い、定格運転時における低位発
熱量基準(LHV 基準)の発電効率が40%以上(高位発熱量基準
HHV 基準で36%相当以上)およびLHV 基準の総合効率が80%
以上(HHV基準で72%以上)であること。ならびに、50%負荷
運転時のLHV 基準の総合効率が60%以上(HHV 基準で54%相
当以上)であること。
※1 「住宅・建築物の省エネルギー基準及び低炭素建築物の認定基準に関する技術情報」(独立行政法人建築究所、
協力:国土交通省国土技術政策総合研究所)に定義される節湯水栓を示す。
※2 一般社団法人日本バルブ工業会が定める節湯水栓の種類を示す。
なお、上記各基準については、構造種別等で定める他、各評価機関等への申請受付日の日付に応じ、審査に用いるこ
とが出来る基準と出来ない基準があるため、特に注意する必要がある。