第 29 回 3 月 5 日(木) 通算 2818 回 会員スピーチ 吉川 勝会員

第 29 回 3 月 5 日(木)
通算 2818 回
会員スピーチ
吉川 勝会員
■ 2 月 26 日 例 会 報 告 ■
司 会
田辺 浩プログラム委員長
点 鐘
杉川 毅会長
ロータリーソング
手に手つないで
ビ ジ タ ー
千葉県銚子ロータリークラブ 金島 弘様
メーキャップ
2/19 石
塚、小林、菅原、伊戸川、藤田、中川、河
野、芳川、山崎、杉川、茶野下、吉川、小川、
吉田、柿林、山本
~ 16 名 IM実行委員会(第1回)
出 席 報 告
会 員 総 数
前 回 出 席 率
前回出席修正率
本 日 出 席 率
会 長 挨 拶
46 名
75.55%
100%
64.44%
出席規定除外者数
前回メーキャップ
本 日 出 席 会 員 数
1名
16 名
29 名
杉川 毅会長
皆さんこんにちは。本日の例会に参加をいただきありが
とうございます。
本日のゲストに、稚内東部株式会社 代表取締役 仲村房
次郎様をお招きしましたところ快くおご返事をいただきあ
りがとうございました。
またビジターとして、千葉県銚子ロータリークラブより
金島 弘様をお迎えしました。遠いところ本当にありがと
うございました。2790 地区第7分区で、昭和 32 年の創
立ですので、私達のクラブと同じ年にスタートされたクラ
ブで会員数も 45 名で、うちのクラブと同じ規模なのだな
あと感じました。せっかくなので、稚内も含めて楽しんで
いって下さい。
さて、先週報告させていただいた、ユジノサハリンスク
の4才の女の子、ユーリアちゃんのことでございますが、
先日、北大病院に伺いお母さんにお会いして来ました。本
人には面会ができない状態でしたが、ランゲルハンス病と
いう難病で血液が固まる病気で、10 才以下の子どもに罹
患するとされています。
最初、韓国で治療を受けていましたが再発し、治療のめ
どが立たず悩んでいたところ、札幌で北大の支援を頂ける
ように、多くのサポートが必要なのとユジノロータリーク
ラブからも支援要請があり一日も早い手当を求めていると
ころであります。稚内ロータリークラブからも、なんらか
の協力を進めていきたいものと考えております。
それでは、このあとゲストスピーチの仲村様よろしくお
願いします。
会 務 報 告
小川勝美幹事
1、稚内南ロータリークラブより3月例会案内
第1例会 2日(月)通常例会 PM 12:00 ~
第2例会 9日(月)通常例会 PM 12:00 ~
第3例会 16 日(月)通常例会 PM 12:00 ~
第4例会 23 日(月)・第 43 回 創立記念例会
PM 6:00 ~
第5例会 30 日(月)通常例会 PM 12:00 ~
2、第 14 回稚内北星学園大学卒業証書授与式の案内
が会長あてに入っております。
3、ガバナー事務局より3月のロータリーレート
1ドル= 118 円
《今週のプログラム》
ゲストスピーチ
稚内東部株式会社 代表取締役 仲村房次郎様
ただいま紹介いただきました仲村でご
ざいます。本日でスピーチが6回になりま
す。この間、アイスランドの話、さけの話
等がありました。今回はEU HACCP
(ハサップ)についてを話します。対策と
の違いとその他について話します。
先ず、HACCPとは
Hazard Analysis and Critical Control Point
HACCPとは、食品の製造、加工工程のあらゆる段
階で発生する恐れのある微生物汚染などの危害をあらか
じめ分析(Hazard Analysis)し、その結果に基づいて製
造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全
な製品を得ることができるかという重要管理点(Critical
Control)を定め、これを連続的に監視することにより製
品の安全を確保する衛生管理の手法です。
次に製造工程を説明します。
原料保管庫・施設(汚染区)
1 原貝受入
11 原貝保管
ホタテ前処理室(汚染区)
12 受入台へ原貝投入
13 貝切機による貝殻の
先端カット
14 脱殻:内臓除去
15 斜行コンベアによる
移送
トンネルフリーザー室(清潔区)
16 砂落し洗浄
17 1次洗浄
18 整形(トリミング)
19 2次洗浄
20 水切り
21 整列(トンネルフリーザー)
22 凍結(トンネルフリーザー)
23 グレージング
24 計量(仕掛品)
冷蔵庫(汚染区)
25 仕掛品保管
包装室(清潔区)
包装室前室
26 仕掛品受入
包装室
27 サイズ選別
28 計量、包装
包装室箱詰(汚染区)
29 金属探知
30 箱詰
冷蔵庫(汚染区)
31 製品保管
プラットホーム(汚染区)
32 出荷
なおほたてについて、うちではEUと対米の両方を持っ
ています。
資料をみながら
①オホーツク漁業別水揚げ計画及び水揚げ状況
平成 25 年度 実績 318,000t
平成 26 年度 計画 315,000t
②平成 26 年度 オホーツク管内EU向けほたて水揚げ状況
宗谷北東部(宗谷・猿払)の水揚げ実績は 1,702t
③EU HACCP認定
大日本水産会 〇稚内東部 〇巽冷凍食品 ともに対
米HACCP認定工場でもある。
④オホーツクと噴火湾が漁場となるが、我がオホーツク海
側は漁場に最適な条件が備わっている。
⑤工場内部の設置基準があり空気・風の流れが重視されな
ければならない等、買ってくれる国の基準に合わせるこ
との必要がある。また厚生省など国から見に来るほかに
道、宗谷振興局、保健所も来て注文をつけられる。した
がって基準に従わなければならない。他にEU、HAC
CP排ガス接続パイプでマフラより外に直結して出さな
ければならない。
⑥対EU、HACCP用タンク、対米、日本向けバスケッ
ト等、鮮度を保つ努力をする。
⑦汚染区から清潔区に行く窓なしの部屋には空調施設を設
ロータリーの行動規範
置しなければならない。
⑧汚染区から清潔区に行く窓(26cm)の設置が求められる。
⑨清潔区の窓の設置
ロータリアンとして、私は以下のように行動する。
面倒だなぁではなく、求めに応じることの必要を理解
しなければならない。
1) すべての行動と活動において、高潔性という中核
的価値観の模範を示すこと。
アメリカは厳しくないが、うちはEUのやり方でやるし
かないと決めた。そのため厳しい検査をクリアしなければ
2) 職業の経験と才能をロータリーでの奉仕に生かす
ならない。汚染事故を防ぐための厳しいチェックと研修を
こと。
クリアし、外来者にも協力を強く求めて来ている。私共は
3) 高い倫理基準を奨励し、助長しながら、個人的活
求められる食品作りに(さけ、ほたて)たずさわり、誇り
動および事業と専門職における活動のすべてを倫
に思い会社経営にスタッフ共々参確している。魚が好きで
理的に行うこと。
気づいたら
43 年頑張ってきました。ご清聴ありがとうご
4)
他者との取引のすべてにおいて公正に努め、同じ
ざいました。
人間としての尊重の念をもって接すること。
-要旨抜粋- (今週の会報担当:芳川政雄会員)
5) 社会に役立つすべての仕事に対する認識と敬意の
念を推進すること。
6) 若い人々に機会を開き、他者の特別なニーズに応
え、地域社会の生活の質を高めるために、自らの
職業的才能を捧げること。
7) ロータリアンおよびロータリアンから託される信
頼を大切にし、ロータリーやロータリアンの評判
を落としたり、不利になるようなことはしないこ
と。
8) 事業または専門職上の関係において、普通には得
られない便宜ないし特典を、同輩ロータリアンに
求めないこと。