JNLA電気分野における技術情報【PDF:69KB】

JNG310S03 JNLA 電気分野に おける技術情報
JNG310S03-03
J NLA電気 分野 にお ける 技術情 報
(第 3版 )
平成 27年 3 月5 日
独立 行 政法 人製 品評 価技 術 基盤 機構
認定 セ ンター
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1 .適用 範囲
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2 .JISに 関す る補 足情 報の取 り 扱い
3 .個別 JISの 補足 情報
附則
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電気分 野に おける 技 術情報
1 .適用 範囲
JNLAに おける 電気 分野 におい て、 技術情 報等 の審査 に おける 留意 点が 必要な 場合 に適
用 する 。
2 .JISに 関す る補 足情 報の取 扱い
電気分 野に おける 個 別JISに 関す る補 足情 報と し て、 ここ に 記載 する 情報 を 参考 と し、
JNLA審 査を 行 うこ と 。ただし 、個 別JISが改正 さ れる か又 は追 補が発 行さ れ、 本情 報がJISに
反 映さ れた際 には 、本 情報 は廃止 する も のと する 。
3 .個別 JISの 補足 情報
①測 光関連 規格 につ いて
測 光関 連規格 につ い ては、 以下 に 示す 規格に つ いて 補足 情報を 記 載す る 。
・JIS C7550
・JIS C7801
・JIS C8105-5
・JIS C8152-2
・JIS Z8724
・JIS Z8725
(1)JIS C7550に つ いて
JIS C7550 5.のリ ス ク評 価試験 項目 と6.の 試験 方法は 、いず れか 一方 のみの 申請 は認
められ ず、 必ず 同時に 申 請す る こと 。
(2)JIS C7801に つ いて
a) JIS C7801 5.2 a)で規定 する 「 試験 場所の 温度 」と は、 積分 球を 用い て測定 する 場 合に
は、 積分球 内の 周囲温 度の こと を 指 す。
b) JIS C7801 7.1に 記載 し ている 「全 光束 が値付 けさ れた標 準光源 」に は 「分 光全放 射束
標準 電球 」を 含む もの とす る 。ただ し、 この 電球 を 含め 、す べて の標準 光源は
「IAJapanトレ ーサ ビリ テ ィ 方針( URP23)」 の6.3項 を 満足 する もの でな ければ なら ない。
(* 注1)
(3)JIS C8105-5に つ いて
色補 正係 数を 算出 する 際 に 必要な V(λ )受 光器の 相対 分光応 答度 を値 付けす る 際は 、
「IAJapanトレ ー サビ リ テ ィ方 針( URP23) 」に 従 い、原 則、ILAC MRA署名 認定機 関の 認定を
受けた校正 事業 者が認 定の 範囲内 で発 行す る校 正証 明書を 入手す る 必要 があ る 。
ただし 、試 験装置 の構 造上、 受光 器の取 り 外し が困 難な場 合、 あ るい は、受 光器 を 取り
外すこ と に よ り 試験 装置に 何 らかの 悪影 響を 及 ぼす 恐れの あ る 場合に は 、V(λ)受 光器 の
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相対分 光応 答度は 試験 装置の 供給 者から 提供さ れ る検 証デ ータ や 試験 事業者 自身 によ
る検 証デ ータ を 採 用し ても よ いこと と す る 。こ の場合 、以 下の事 項を 満 足し てい るこ と が条
件と なる 。
・ 「IAJapan技能 試験方 針( URP24) 」に 従 い、適 切な技 能試 験又は 試験 所間比 較に 参
加 し、 良好 な結 果を 得て いる こと 。
・ 次に 例示 する よ うな 内部 精度管 理を 定 期的 に 行うこ と に よ り 、V(λ)受 光器の 長期 安
定 性を 検 証し 、問 題無い こと を 確 認し ている こ と 。
( 例1) 試験 対象光 源と 同等 の光 源を 複 数個用 意し 、光 度又は 全光 束の値 を 定期 的
に 測定し 、 ドリ フト等 がな いかど うか検 証す る 。
なお 、こ れら の光源 は、十 分な 枯化点 灯と 、 点灯再 現性、 点灯時 間に 対 する 経
時変 化特性 等の 評価を あ ら かじ め行 う事 。
また、 これ らの 光源の 相対 分光分 布は 、試験 対象光 源と 近い 事が望 まし い。
( 例2) 配光 測定装 置と 積分 球の 両方で 同一 の光源 を 測定 し 、それら の値 が双方 の測
定の 不確か さの 範囲 で一致 し ている こ と を 確認 する 。
なお 、こ の測 定に 用いる 光 源は 試験対 象光 源の相 対分光 分布 と近 い光源 であ る
こと が 望まし い。
(4)JIS C8152-2に つ いて
直管 LEDラ ン プ の測光 は本規 格を 適 用す る こと 。
(5)JIS Z8724に つ いて
JIS Z8724 4.2.2で規定 する 標 準光源 に は「 分光全 放射 束標準 電球 」を 含 むもの と する 。
ただ し、 こ の電球 を 含め 、す べての 標準 光源は 「IAJapanトレ ーサビ リ テ ィ 方針 (URP23)」 の
6.3項を 満 足す る もので なけれ ばな らない 。(* 注1 )
(6)JIS Z8725に つ いて
JIS Z8725 4.2で規定 する 標準 光源 に は「分 光全 放射束 標準 電球」 を 含む もの と する 。た
だし 、 こ の電球 を 含め 、す べての 標準 光源は 「IAJapanトレ ーサ ビリ テ ィ 方針( URP23)」 の
6.3項を 満 足す る もので なけれ ばな らない 。(* 注1 )
(* 注1)
「分 光全 放射束 標準電 球」 は現 在、NISTに よ り 供給 さ れてい るが 、 NISTはCIPM MRA
に署名はしているが 現在のところ 、この測定対象量でのCMC登録はさ れておらず
「CIPM MRAの範囲内」に は該当し ない。しかし、NIST-NMIJ間で試験所間比較を 行
い、その結果が良好であったことから、この両研究所から供給される 「 分光全 放射 束
標準 電球 」はIAJapanトレー サビ リ テ ィ 方針( URP23)の 6.3項を 満 足す る もの であ る 。
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附則
こ の規 程は 、平成 25年 12月 6日か ら施行 する 。
こ の規 程は 、平成 26年 7月1 日から 施行 する 。
こ の規 程は 、平成 27年 3月5 日から 施行 する 。
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