SIRA News 仙台国際センターだより 3 Information from SIRA 「せんだい日本語講座」受講者募集のおしらせ 市民ボランティアによる外国人のための日本語教室です。日 本語は日本で安心・安全に暮らすために必要です。周りのお友 達にもお知らせください。 ◆時 期:4月7日(火)~9月11日(金) *4月3日(金)9:30~ 青葉区中央市民センターでクラス分 けテストがあります。 ◆開催日:火曜日~金曜日(クラスによって違います) ◆場 所:青葉区中央市民センター (仙台市青葉区一番町2-1-4) ◆クラス:初級・中級・会話・漢字など ◆受講料:無料(教科書代は自分で払います) ◆講 師:NPO法人ICAS国際都市仙台を支える市民の会 ◆問 合: 公益財団法人仙台国際交流協会 TEL:022-265-2480 仙台国際交流協会のホームページに詳しい情報があります。 ホームページから申込書を取り出すこともできます。 SIRAは仙台観光国際協会になります 「イスラム圏からの観光客おもてなし セミナー」を開催しました! 公益財団法人 仙台国際交流協会 Sendai International Relations Association (SIRA/さいら) 【管理課】 〒980-0856 仙台市青葉区青葉山 仙台国際センター内 TEL 022-265-2211 FAX 022-265-2485 [email protected] 【総務企画課】 〒980-0804 仙台市青葉区大町2丁目2-10 仙台青葉ウィングビルA棟11階 TEL 022-265-2480 FAX 022-261-0611 URL www.sira.or.jp *SIRAは、仙台国際センターの管理・運営を行っています。 平成27年4月1日(水)に公益財団法人仙台観光コンベン ション協会と統合することになりました。国際交流や多文化共 生の事業は引き続き取り組みます。交流コーナーは仙台の国際 化の拠点施設として,引き続き運営を行います。 【新しい法人の名前】(予定) 名前:公益財団法人 仙台観光国際協会 英語:Sendai Tourism, Convention and International Association 略称:SenTIA(センティア) 交流コーナー休室期間のおしらせ 3月14日(土)から3月18日(水)にかけて、仙台国際セ ンターで開催される「第3回国連防災世界会議」のため、準備 と原状復帰期間を含め、3月9日(月)から3月20日(金)の 間、交流コーナーを休室とさせていただきます。ご不便をおか けいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願いいたしま す。な お、休 室 期 間 中 も、通 訳 サ ポ ー ト 電 話(022-2241919)と交流コーナー直通電話(022-265-2471)は、通 常どおりご利用いただけます。 仙台市内で今月行われる国際イベントのご紹介です。 Speak out about Sendai 街あるき 7 (土) 日本人と外国人市民で作り上げた市民視点のガイド ブックが完成!できたてガイドブックを片手に街歩 きを開催します。 日時:3月7日(土)13:30 - 17:00 (2コース各90分) 場所:勾当台公園集合(集合場所が変わる場合もご ざいます) 参加費:無料 対象:どなたでも 主催:株式会社ソノベ 問合:022-263-4420(事務局) 申込方法:サイトから申込 http://sendai-guide.com/ ※SIRAが協力している事業です 14 (土) 「3.11 被災地に暮らす外国人住民の声」 ~第3回国連防災世界会議パブリックフォーラム~ 14 国際交流のひろば 国連防災世界会議期間中に「市民広場」を会場として市民 の国際交流、国際協力、多文化共生等の活動を紹介し、 様々な出会いと学びの場を提供するイベントです。世界の お料理ブース(ワールドキッチン)も出展します。 (土) ~ 18 日時:3月14日(土)~18日(水) 10:00~15:00 ※一部ブースは、3月14(土)~15(日)でクローズ (水) 15 (日) いたします。 場所:勾当台公園市民広場 参加費:入場無料(飲食は有料) 対象:どなたでも 主催:第3回国連防災世界会議 仙台開催実行委員会 第3回国連防災世界会議パブリック・フォーラム 「多文化防災フォーラム ~外国人市民と一緒に 地域防災を考えよう~」 東日本大震災を経験した宮城県に在住する海外出身者、特 に津波被災地に暮らす外国人にとって「あの日」から今に 至る日々がどのようなものだったのかパネルディスカッ ション形式にてお届けし、被災地宮城の多文化共生の現状 をお伝えします。 SIRAでは、外国人市民と日本人市民がともに地域防災 を 考 え る ワ ー ク シ ョ ッ プ 教 材 を 作 成 し ま し た。本 フォーラムでワークショップを公開するとともに、そ の体験を通じて多文化共生の視点に立った地域防災や まちづくりについて考えます。 日時:3月14日(土) 10:00 - 11:45(9:30開場) 場所:東京エレクトロンホール宮城401中会議室 対象:どなたでも 参加費/入場料:無料 ※定員50名 主催:公益財団法人宮城県国際化協会 問合:022 - 275 - 3796、[email protected] 申込方法:事前申込不要 日時:3月15日(日) 10:00 - 11:40(9:30受付開始) 場所:TKPガーデンシティ仙台勾当台ホール6 対 象 : ど な た で も。と く に、町 内 会、自 治 体 職 員、教 員 な ど、地 域 防 災 に 取 り 組 む 方。定 員 80 名 (ワークショップ参加は先着50名まで。見学のみも 可。) 参加費:無料(要事前申し込み) 使用言語:日本語(※通訳が必要な方は、お申し込み 時にお知らせください。) 主催・申込:SIRA企画係(022-265-2480) 申込締切:3月6日(金) ※英語の逐次通訳が付きます。 Give Awayのお知らせ 保存期間の過ぎた新聞・雑誌・図書資料などを ご自由にお持ち帰りいただける期間です。欲し かった資料や、掘り出し物があるかも!?ぜひ 交流コーナーまでお越しください。 開催期間:3月24日(火)~3月30日(月) 国際理解プログラム 今月のピックアップ 「イスラム圏からの観光 客おもてなしセミナー」を開催しました! 2月10日、(公財)仙 台観光コンベンション協 会との共催で「イスラム 圏からの観光客おもてな しセミナー」を開催しま した。ホテル、レストラ ン、旅行会社など観光業界の方や、イスラム文化に関心 を持つ市民、イスラム圏出身の留学生など140名ほど の参加がありました。 第1部では、仙台イスラム文化センターの佐藤登理事 長より、多くの日本人にとって馴染みの薄いイスラム圏 の文化・習慣について分かりやすく説明いただきまし た。続けて、トルコ、マレーシア、インドネシア出身の パネリストを交えたトークを行い、日本での生活で困っ た経験や、イスラム教徒の視点から見た仙台・東北の魅 力について話し合いました。3名のパネリストはイスラ ムのルールを守りながらも和食や宮城の自然を楽しんで いるということでしたが、イスラム教徒が食べられない 食材の表示や、人に迷惑をかけないようにお祈りができ る場所があったらよい、というアドバイスもいただきま した。 報告&人材募集 SIRA国際理解プログラムは、外国 人講師を学校や公的施設に派遣し、出 身国の文化や暮らしの紹介を通して交 流するAプログラム、国際協力団体の 活動の紹介を行うBプログラム、「世 界がもし100人の村だったら」「貿易 ゲ ー ム」な ど の 開 発 教 育 の ワ ー ク ショップを行うCプログラム、A~Cに 国際センターの見学を兼ねたDプログ ラムがあります。今年度の実施回数は70件、派遣講師数 は183名、参加者数は4,985名でした。 実施した施設からは、「食べ物や学校のことについて 紹介していただき、子ども達は分かりやすく文化の違い を知ることができた。」「交流前は、外国の国名を聞い たことのない子どもたちがほとんどだったが、交流を通 して世界にはいろいろな国があるということを知ること ができた。」「外国人講師を通して、子どもたちが異文 化を感じられたことが一番よかった。」「ワークショッ プでの疑似体験を通し、地球規模の問題について考える よい機会となった。」などの感想がよせられました。 外国人講師を募集していますので、知り合いの外国人 の方がいたらご紹介ください。(訪問先での授業は日本 語 で 行 い ま す。)詳 し く は SIRA 企 画 係 (022-2652480)までお問い合わせください。 第2部の交流会では、市内 の3つのお店からハラルフー ドの試食品を提供いただきま した。参加者の方からは「ハ ラルフードに興味があり参加 したが、イスラム教と文化の 勉強になった。」「食べ物に 困るだろうと思っていたが、お祈りの場所などにも困っ ていることがわかった。」「イスラム教は食習慣などに 厳しいイメージがあったが、時にはフレキシブルに対応 できることを知った。」という感想をいただきました。 外国人のためのミュージアム紹介パンフレットができ 3月の国連防災世界会議には大勢の外国人参加者を迎 える仙台。会議に向けて準備をしている「多様な文化に 配慮したおもてなし」が、会議終了後も仙台の魅力のひ とつとして定着していくことを期待しています。 来る際はぜひご利用ください。 ました! 海外からの観光客や在住外国人のために、仙台のミュージ アムを紹介するパンフレットをSMMAが制作しました。制 作に協力してくれた在仙外国人おすすめの展示物や体験コー ナー、施設周辺のお店の情報などが沢山盛り 込まれています。現在は英語版のみですが、 今後他言語でも作成予定です。パンフレット は、市内観光案内所や公共施設などで配布さ れています。外国の友人や知り合いが仙台に *SMMAは、Sendai Miyagi Museum Allianceの略称。仙台・宮 城地域のさまざまな博物館が地域にとってより良い機能を発揮する ための共同事業体です。SIRAはSMMAの事業に協力しています。 We 市民のCHIKARA 地域でがんばる団体と市民をつなぐ“団体活動紹介コー ナー”です。今回ご紹介する団体は、「宮城華僑華人連合 会」です。副代表の王さんにお話を伺いました。 宮城華僑華人連合会 Q:いつどのような目的で設立された団体ですか? A:宮城県に住む華僑や華人同士の 交流、日本と中国の文化交流を深め ることを目的に、2014年11月に設 立しました。 Q:団体名の由来はなんですか? A:宮城県内の教育文化経済交流活動をしている7つの 中国人団体が集まってできたので、宮城華僑華人連合会 という名前になりました。華僑とは中国国外に住む中国 人のこと、華人とは国籍は中国以外ですが中国にルーツ を持つ人のことです。連合会に入っている団体は、伝統 文化を紹介したり中国の伝統舞踊を披露したりと、それ ぞれ活動していますが、大きなイベントを開催するとき にはお互いの協力が必要だと感じていました。また、団 体の間のネットワークも強くしたいと考え、もっと大き い団体「連合会」を作りました。 Q:今後の活動について A:2月に団体の設立パーティーを開きました。これか らは、市民向けの講座を開いたり、さまざまな分野の学 者を招いたりして講演会を開催したり、中国の伝統的な お祭りのパーティーを行ったり、中国の他の団体に協力 もしていきたいと思っています。SIRAや他の中国につ ながりのある団体を支援したいです。 Q:最後にメッセージをお願いします。 A:現在会員を募集しています。華僑や華人の方で興味 がある方はぜひ会員になってください。日本人やそれ以 外の国の方でも中国の文化を知りたい、または中国の方 と交流してみたい人は賛助会員にな 宮城華僑華人連 れます。ぜひ私たちの活動を支えて 合 会 設 立 パ ー ください。 https://www.facebook.com/ ティー(仮) miyagichinese?fref=ts Love SENDAI このコーナーでは、仙台で国際活動をする 市民が活動紹介や仙台の魅力を伝えます。 今回は、メキシコ出身のソクラテス・メヒアさんにお話しを伺い ました。 Hola Amigos! 私 は ソ クラ テ ス です。 元々はメキシコの出身ですが、勉強と仕事 のため16年前に故郷を離れ、いくつかの国 で暮らしました。そして、5年前から仙台に 住んでいます。 私は、日本に来てから主夫になったこと を誇りに思っています。東北大学の博士課程に在籍している 妻が大学で研究をしている間、私は自宅で息子の世話をして います。仙台に着いたばかりのとき、初めは日本語を話すこ とができませんでした。ここには家族も友達もいなかったの で、どこへ行くにも常に息子と一緒でした。そのため、外国 に住むことが今までと比べてより大きな挑戦のように感じま した。しかし、仙台の魅力がその困難を素晴らしい経験へと 変えたのです。 私が仙台を好きになった主な理由の一つは、ここが息子が 生まれた特別な場所だからでしょう。そして、周りの親切な 人たちのおかげで、今では仙台を自分たちの本当の家だと 思っています。仙台には素敵な人々が沢山住んでいるだけで なく、街や周囲の環境も整っているため、個人にとっても家 族にとっても、余暇の過ごし方には事欠きません。 私たち家族のお気に入りの場所は、仙台メディアテークで す。土曜日にメディアテークを訪れることは、今では私たち 家族の習慣になっているほどです。7階の大きな窓から景色 を眺めながら、家で作ったお弁当を楽しんだり、2階にある児 童書コーナーで本を読んだり、映画を観たり…。このよう に、様々な過ごし方があるので飽きることがありません。 この美しい杜の都には、私の好きなこ とがたくさんあります。地元の人も、外 国の人も…この街の住民が大好きです。 仙台の良さを全て説明し終える頃には、 私はきっと一冊の本を書き上げているこ とでしょう!
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