平成25年度 三木市下水道事業会計決算のあらまし

平成25年度 三木市下水道事業会計決算のあらまし
下水道は、快適な市民生活に必要不可欠で大切な施設です。下水道の整備に伴い、住環境
の改善や河川などの水質保全を図っています。
下水道事業は、下水道使用料と一般会計からの繰入金を収入として運営しています。
このたびは、平成25年度の決算状況をお知らせします。
【普及・汚水処理状況】
下水道整備計画区域内の普及率は97.7%、そのうち下水道接続済の水洗化率は91.0%で
す。また、汚水処理件数は、昨年度より392件(1.5%)増え、年間有収水量は3万2,340㎥
(0.4%)増えました。
【財政状況(収益的収支)】
収入は、年間有収水量の増に伴い下水道使用料が増加しましたが、一般会計からの繰入金
の減少などで総額20億855万円となりました。
一方、支出は、施設の建設改良などに要した借金の利息の減などで総額19億7,283万円
となり、収支は3,572万円の黒字となりました。
【普及率・水洗化率などの対前年度比較】
項
目
平成25年度 平成24年度
行 政 区 域 内 人 口 (人)
80,065
80,926
整 備 計 画 区 域 内 人 口 (人)
A
73,270
73,936
供 用 開 始 区 域 内 人 口 (人)
B
71,567
71,852
水 洗 化 人 口 (人)
C
65,137
65,024
汚 水 処 理 件 数 (件)
26,482
26,090
整備計画区域内普及率 (%) B/A
97.7
97.2
水
洗
化
率 (%) C/B
91.0
90.5
有
収
水
量 (m3) ※
7,719,362
7,687,022
※有収水量とは、下水道使用料収入の対象となる水量
増 減
比 率(%)
△
861
98.9
△
666
99.1
△
285
99.6
113
100.2
392
101.5
0.5
100.5
0.5
100.6
32,340
100.4
【使用料単価と汚水処理原価 (1m3当たり、消費税等抜き表示)】
下水道使用料
152円52銭
使用料単価
152円52銭
施設の
維持管理費
60円41銭
使用量の検針や
徴収に係る経費
8円98銭
汚水処理原価
195円59銭
不足額※
43円7銭
施設の
減価償却費など
69円76銭
施設の建設改良など
に要した借金の利息
53円93銭
管理運営などに係る経費
2円51銭
※ 不足額は、一般会計からの繰入金で補てんしました。
使用料単価…下水道使用料÷有収水量=1m3当たりの汚水に対する下水道使用料の収入
汚水処理原価…汚水処理費÷有収水量=1m3当たりの汚水を処理するために必要な費用
【経営活動に伴う収入と支出 (損益収支のため消費税等抜き表示)】
下水道使用料
11億7733万円
一般会計から
の繰入金
8億1936万円
収入
20億855万円
その他
1186万円
当年度純利益
3572万円
使用量の検針や
徴収に係る経費
6930万円
その他
1781万円
支出
19億7283万円
施設の
維持管理費
5億336万円
施設の
減価償却費など
8億964万円
施設の建設改良など
に要した借金の利息
5億5331万円
管理運営などに係る経費
1941万円
【施設整備に要する収入と支出 (資本収支のため消費税等込み表示)】
国県からの補助金
1億3653万円
その他
2億3092万円
返済期間延長など
のための借金
5億4640万円
施設の建設改良の
ための借金
2億8070円
不足額※
7億4028万円
収入
11億9455万円
支出
19億3483万円
施設の建設改良や
返済期間延長などの
ための借金返済
13億9489万円
施設の建設改良
などの経費
5億294万円
低金利に借り換え
るための繰上返済
3700万円
※ 不足額は、施設の減価償却費などの内部留保資金などで補てんしました。
【貸借対照表】
固定資産
(繰延勘定資産含む)
480億3961万円
資産合計
493億6178万円
流動資産
(未収金など)
13億2217万円
借金以外の負債
(未払金など)
3億4417万円
その他の資本
(工事負担金など)
83億8454万円
負債・資本合計
493億6178万円
国県からの補助金
143億547万円
自己資本金
14億1805万円
施設の建設改良の
ための借金
209億608万円
返済期間延長など
のための借金
40億347万円