第2号 認定看護師レター

千葉民医連看護部
認定看護師レター
学習会・セミナー案内
感染管理
船橋二和病院感染学習講演会
「臨床検査現場で問題となりつつ
ある新型耐性菌の現状と対策」
講師:荒川 宜親先生
名古屋大学医学研究科教授
日時:2015 年 3 月 5 日(木)
19:00∼20:30
場所:ふたわ診療所2階大会議室
緩和ケア
オンデマンドセミナー
「レビー小体型認知症に対する
症候学・薬物治療」
1)DLB の疾患特性と
アリセプト開発の経緯」
池田 学先生
2)国内第Ⅱ相・Ⅲ相試験から考察
森 悦郎先生
日時:2015 年 3 月 13 日(金)
17:30∼18:50
場所:ふたわ診療所2階大会議室
2015年3月発行
皮膚・排泄ケア
第4回千葉県緩和医療学会学術大会
特別講演:「スピリチュアルケア:
自己の気づきとセルフケア」
日時:2015 年 3 月 7 日(土)
13:00∼17:00
場所:総合病院国保旭中央病院
しおさいホール
認知症
第2号
看護学術・褥瘡対策チーム合同企画
看護ケアスキルアップ講座
「おむつについて
スキンケアの復習も兼ねて」
講師:舛田 由美
日時:2015 年 3 月 9 日(月)
15:00∼16:00
場所:ふたわ診療所2階大会議室
訪問看護
望ましい生と死の実現に向けて
「多領域の研修者で考える
エンド・オブ・ライフケア」
招聘講演:
「望ましい生と死を実現する
ための対話‐アドバンス・ケア・プランニング‐」
<研修参加の問合せ先>
二和病院師長室
047−448−0826
講師:木澤 義之先生
神戸大学大学院医学研究科
日時:2015 年 3 月 8 日(日)
13:00∼16:00
場所:一橋大学 一橋講堂
認定を目指した理由
病院で勤務していた頃、心身の苦痛に苦
しむがんの終末期患者さんの看護に「こ
れでいいのか・・・」と悩むこともあり、
訪問看護をはじめてからも、痛みや呼吸
苦の症状緩和が十分でない症例や精神
的にも落ち込まれる患者さんを前にし
て、自分の看護に自信も持てず、きちん
と系統的に「緩和ケア」について学びた
いという思いから進学を目指しました。
「緩和ケア」の対象となる患者さんを全
人的にアセスメントすることの重要性
を繰り返し教えられ、また自己の思考や
コミュニケーションの傾向を知り課題
を見つけていくために、
「これでもか!」
というほどに、自己の振り返りをしまし
た。レポートに追われ、ホテルと病院の
往復の実習などで心折れそうな時もあ
りましたが、同じ志を持つ 27 人の仲間
(同級生)と励ましあい 1 年間の学びを
終えることができました。
このかけがえのない仲間は「一生の宝」
となりました。
活動紹介
緩和ケア看護
大塚 明子
がん対策基本計画の全体目標の一つとして「すべてのがん
患者とその家族の苦痛の軽減と療養生活の質の維持・向
上」が上げられています。私のフィールドは在宅なので、
主にがんで治療を継続中、または治療から緩和ケアへギア
チェンジされた方、又、がんの患者様だけでなく「緩和ケ
ア」を必要とされる在宅療養者の QOL 向上のために緩和
ケアを実践していきたいと思っています。
*療養されている方を全人的にアセスメントし、症状コン
トロールのためのケアを行っていくこと
*本人・家族の意思決定を促し、支えていくこと
*療養者さんを中心に、主治医をはじめ、多職種スタッフ
と密に連携していくこと
*療養者さんを支える家族を支えていくこと・・・・を実
践し、緩和ケアの必要性や自分が学んできたスキルを伝え
ていければと考えています。駆け出しの新米認定で微力で
はありますが・・(歳はそれなり、いやかなり?)日々患
者さんのケアに奮闘されているスタッフのお役に立てれ
ばとも思います。どんな小さな悩みでも、一緒に考えて行
きたいと思いますので、お気軽にご連絡ください。
メールアドレス
[email protected]
次号は訪問看護・佐々木さんです