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HOKUYO NEWS PAPER
北洋新聞
札幌No.1無料電子新聞
「ガソリン価格が低下していることで、電気料金など
の値上がりに対して一息つくことができ、少しお金に余
裕が出てきている。」（スーパー役員）のように、原油
平成27年3月10日（火）発行
購読料 無料
発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
[email protected]
価格下落がプラス要因となっているとの意見が目立った。
しかし、「客の買上率は上がっているものの、そのほと
んどが外国人観光客によるものである」（百貨店販売促
進担当）のように、一時的な回復と指摘する声もあった。。
雇用関連については、「２月に入り、特に介護、建設
土木関連の業種で人手不足が深刻さを増している」（求
人情報誌製作会社編集者）のように、業界によっては人
手不足が深刻になっているようだ。
一方、景気先行きを示す指数は前月より２．２ポイン
ト高い５２．０で、７ヶ月ぶりに５０を上回った。「ショッ
ピングや食事に関する話題が以前よりも多く聞かれるよ
うになってきており、消費の活性化が感じられる」（美
容室経営者）のように、前向きな予測が多かった。「燃
料価格が大幅に下がっており、海上部門では５年前の価
格水準に戻っていることで、荷主への還元が進んでいる」
（輸送業営業担当）のように、原油価格下落の影響が表
面化するとの見方も出始めている。
インフレ政策に陰りが見えたことで景気が回復し始め
ており、日銀を悩ませそうだ。
先行指数も改善
タクシー運転手や小売店主らに「街角景気」を聞く内
閣府の２月の景気ウォッチャー調査が発表され、北海道
では、景気現状を３ヶ月前と比べた判指数は３ヶ月連続
で改善し、４９．３だった。好不況の目安となる５０を
７ヶ月連続で下回り、道内景気は厳しいレベルが続いて
いるものの、最悪期を脱したとの見方が広がっている。
第465号
｜経済
http://www.hokuyonp.com
平成27年3月10日（火）
北洋新聞
カジノ法案
今国会成立絶望
北海道新聞は、政府が、カジノを合法化するための法案（特定
複合観光施設区域の整備の推進に関する法律）の今国会成立を見
送る方針を固めたと報じた。ただし、他の主要マスコミは報じて
いないことから、不確定要素もありそうだ。
公明党内で同法案への慎重論が目立っているのが、国会審議が
遅れる一因となっている。来年の通常国会では、公明党が党議拘
束をかけずに採決に応じるかどうかが焦点になりそうだ。
仮に、秋の臨時国会で成立した場合、その後の関連法案の制定
や運営会社の選定、工事着工などの時間を考慮すると、2020年の
東京オリンピック・パラリンピック開催には間に合わない。開業
が遅れることで、機運が低下する懸念も出てきた。
一方、道内では、小樽市、苫小牧市、釧路市、留寿都村が候補
地に立候補しているが、開業が遅れるデメリットは見当たらない。
大阪、横浜が先行しているとの報道ある。
除雪パートナーシップ
本間氏が「無料」提言
自民党推薦で札幌市長選出馬を表明し
ている本間奈々氏は、政策緊急提言の記
者会見を開いた。
発表した提言は、「生活道路の除排雪
を市負担で実施」と「IC乗車券「サピカ」
をJRでも利用可能に」の２点。昨年政策
を発表してから、多くの団体や支援者か
らの声を聞き、追加に至ったという。
除雪政策については、市議選の争点に
なっているほど有権者の関心が高い政策。
現制度では、札幌市と町内会が費用を折
半する「除雪パートナーシップ」が生活
道路の除排雪の基本だ。
無所属で市長選出馬を表明している飯
田佳宏氏は、市の負担を９割とする政策
を発表。他候補の政策が注目されていた。
一方、民主党推薦で出馬表明している
秋元克弘氏は、市負担割合について目立っ
た発言をしていない。
｜不動産
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平成27年3月10日（火）
北洋新聞
大規模修繕を検討するタイミング
でマンションの理事長を引き受ける
と、想定外のトラブルに巻き込まれ
ることがある。
建築知識がないため、ゼネコンや
管理会社に計画作成を一任すると、
コストが高くなる傾向がある。その
ため、「理事長は業者からバックマー
ジンを受け取ったらしい」との噂が
出回るケースがある。たまたま車を
買い替えたり、海外旅行に行ったり
すると、疑いが濃くなってしまうの
で注意が必要だ。。
逆に、コストを下げるために勉強
したり、建築費が安いゼネコンを見
つけても、同様の疑いをかけられて
しまう。一生懸命働くほど、マンショ
ン内での評判が悪くなるのだ。
そのため、理事会の他に「大規模
修繕委員会」を立ち上げ、理事長の
権限を小さくする方法が流行ってい
る。また、計画作成の透明性を増す
などの工夫も有効だ。
に見せかけて自社が受注するシナリ
オを書くのも朝飯前だ。バックマー
ジンの渡し方も巧妙で、バレる可能
実は、バックマージンは、理事長 性は低い。ちなみに理事長への謝礼
が要求するのではなく、ゼネコン側 は、工事金額の３％が相場。5,000
から持ちかけるケースがほとんどだ。 万円の工事費なら150万円で、悪い
ゼネコンは、談合や役人への贈賄で と思いながらも受け取ってしまう理
定期的に逮捕者を出しているほど、 事長もいるだろう。
バックマージンには慣れている。
そのため、マジメな理事長が「と
計画作成の透明性を確保したよう ばっちり」を受けている構図だ。
建築知識乏しく
マンション理事長
大規模修繕で苦悩
｜娯楽
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平成27年3月10日（火）
北洋新聞
“acoguissimo”ツアーは、デビュー間もない頃、大
都市中心でのコンサートに行けない地方の若いファン
の声から生まれた企画。ギター弾き語りでライブが出
来る強みで、“全県制覇！”を目標に掲げ、地方を中
心にこれまで31県で開催してきた。会場は百〜数百人の
小さなライブハウスがメインで、昨今ではチケットの
入手が困難となっていた為、デビュー５周年の節目で
関東圏初開催となる今回は、日本武道館２DAYSでの開
催となった。
アンコールで登場した最後には、昨年、OECD東北ス
クールの子どもたちとパリのエッフェル塔の下で歌っ
た「希望の環（WA）」を会場全体で大合唱しこの日の
ライブを締めくくった。
全てを終えてセンターステージで、感極まり溢れた
涙をぬぐいながら「ギター１本で武道館に立てて本当
に嬉しいです」と、深々一礼をするmiwaに大きな拍手
と歓声がいつまでも鳴りやまなかった。
感極まり溢れた涙
デビュー５周年を迎えたmiwaが、デビュー当初から
続けていた、生ギター１本で全国の会場をまわるアコー
スティックライブツアー“acoguissimo”。日本武道館
公演が、３月７日・８日の２日間、約２万４千人を集
め開催された。
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