2015 年度 早稲田大学 教育学部 (地理) 全体概況 試験時間 60 分 大問数・解答数 難易度の変化(対昨年) 大問数:4題 ○ 難化 ○ やや難化 解答数:50 問 ● 変化なし 問題の分量(対昨年) ○ 多い ● 変化なし 出題分野の変化 ○ あり ● なし 出題形式の変化 ○ あり ● なし 新傾向の問題 ○ あり ● なし ○ やや易化 ○ 易化 ○ 少ない 総評 例年どおり地誌問題中心の出題となった。大問 Ⅱ 《地中海周辺諸国》、 Ⅲ 《アフリカの資源》は典型的 な地誌問題である。 Ⅰ 《アジアの自然災害》 、 Ⅳ 《アメリカ大統領》は系統地理的なテーマとなっている が、内容はやはり地誌問題的なものが多くを占めている。地図や図表については、Ⅰ のアジア地誌問題中、 タイの輸出品目の統計表が一つあったのみである。 難易度・形式的にも大きな変化はないので、来年度の受験生も、今年度までの出題傾向を踏襲した問題 を想定し、地名・用語を中心とした学習が望まれる。その際は、2~3年おきに出題されている中国とア メリカ合衆国に関する学習は必須である。特に、面積や人口規模の大きい省名・州名や、中心都市とその 基幹産業を押さえておくとよいだろう。また、今年度の《アメリカ大統領》に関する問題のように、世界 史的な視点からの出題もしばしばみられるが、これらの問題に対する対策は、世界史の常識的な内容にと どめておいてよいであろう。 Copyright (C) 2015 Johnan Prep School
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