H27.3.12 平成27年度 総合評価落札方式の改正点等 公共工事入札管理室 1 対象工事(県全体)〔平成26年度と同じ〕 【適用区分(標準)】 (1) 土木建築部 ○対象工事:原則として、予定価格5千万円以上の工事 ①土木系工事 ○実績タイプ:予定価格5千万円以上8千万円未満 ○計画タイプ:予定価格8千万円以上 ②建築系工事(施設整備課) ○土木系工事と同じ ただし、建築一式工事は、予定価格1億円以上 (2) 農林水産部 ○土木建築部の土木系工事と同じ (3) 教育庁 ○土木建築部の建築系工事(施設整備課)と同じ (4) 企業局 ○対象工事:予定価格5千万円以上の工事から選定 (5) 警察本部 ○対象工事:予定価格1億円以上の建築一式工事全て 予定価格 (施工規模) 個別設定 20.2億円以上 ※WTO対象 施工計画等評価タイプⅠ [計画20点+実績10点] 5億円以上 施工計画等評価タイプⅡ 3億円以上 [計画10点+実績10点] 1億円以上 施工計画等評価タイプⅢ [計画5点+実績10点] 8千万円以上 適用は平成27年4月1日以降に公告する建設工事 ※詳細は入札公告によるものとする。 2 施工実績等評価タイプ [実績のみ10点] 5千万円以上 4千万円以上 適用なし 適用区分及び評価基準(例:一般土木工事及び橋梁上部新設) 3 適用区分及び評価基準(例:建築一式工事及び設備工事) 4 改正点① 契約後VE提案採用の有無〔企業〕 ・平成18年度から導入した評価項目。過去2年間の契約後VE提案を評価。 ・提案採用実績が増加しない状況を踏まえ、平成21,22,23年度に改正。 ・平成27年度より加点対象となる応札者がいない。 《契約後VE採用状況》 採用年度 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 合計 件数 2 2 1 4 1 1 0 0 11 《総合評価落札方式での改正状況》 年度 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 計画 1.0点 1.0点 1.0点 0.5点 0.3点 0.1点 0.1点 0.1点 0.1点 実績 - 0.5点 0.5点 - - - - - - 契約後VEの業者メリット 工事成績評点UP 入札参加要件の緩和 総合評価での加点 ④縮減額の1/2が利益 →民間の技術力を積極的に活用し、公共工事の価値向上を図る為には、今後も制度として、 契約後VE制度は必要ではあるが、総合評価落札方式での加点対象となる応札者がいない。 [評価基準の改正]→選択項目とする。 H26 5 (選択項目) H27 実績あり 0.1点 実績あり 0.1点 上記以外 0.0点 上記以外 0.0点 改正点 :技能者の活用拡大(建設マスター)〔技術者〕 優秀な技能者を適正に評価することで、施工力のある専門工事業者等を活用し、担い 手の中長期的な育成・確保の促進及び、将来にわたる公共工事の品質確保を目指す。 ・平成26年度に新規追加した評価項目。登録基幹技能者の活用を評価。 ・元請け、下請け問わず1職種1名から評価する。同じ職種なら交代も可能。 ・常駐でも専任でもなく、従事でよい。(従事日数に定めなし) 《登録基幹技能者の動向》 H25 H26 増減 全国 40,451 40,715 +264 大分県 272 330 +58 ・県内の資格者数の増加数は58人と前年度比1.2倍 ・増加は「機械土工」、「内装仕上げ」等10工種 減少は「鉄筋」、「トンネル」、「電気」等6工種 ・応札業者数に対する活用予定割合は約1/5 →登録基幹技能者数の増加が少ないことによる下請け調達への配慮の為「建設マスター」の追加。 登録基幹技能者の増加促進及び改正品確法の主旨を踏まえより一層の技能者の活用促進と処遇 改善を図るため、配点を増加。 [評価基準]→0.1点加点/評価対象拡大(建設マスター) H26 6 ※建設マスター(大分県) 24職種 97人 H27改正 本工事の作業内容に応じた職種 の登録基幹技能者(下請含む) を活用 本工事の作業内容に応じた職種の建 設マスター・登録基幹技能者(下請 含む)を活用 活用計画あり 0.1点 活用計画あり 0.2点 上記以外 0.0点 上記以外 0.0点 ※評価方法等に変更なし。
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