今、徒然思うこと

今、徒然思うこと
株式会社
代表取締役
かなめ創建
鈴木康夫
春の足音が日増しに感じる季節となりました。
消費税の増税後、住宅業界への風は急速に低下してしまいました。しかしそ
の後、厳しい現状でかなめ創建は受注を伸ばさせていただいております。
それは厳しい環境の中、ユーザーのマイホーム向ける意識が変ったからと思
います。今までのローコスト意識から、真に価値ある住宅に目を向け始めてい
ると思われます。家の使命は「家族の健康と心地よい生活空間」、かなめ創建が
提唱する「真のエコ住宅」、「木造の住宅の長寿命」を生み出すテイストライフ
21 工法(遠州の気候・風土に合う住宅)が認められて来たのではないかと思われ
ます。
1年に2度テイストライフ21工法の目玉である夏・冬の衣替えで(空気の流
れを変える)、各住宅の切り替え作業に廻らせていただき、皆様からの声を聴き、
本当に住まいづくりに携わる喜びを感じます。
先日他界した(株)滝川木材 滝川喜一会長から預かった「テイストライフ協会」
に、ようやく陽の目を見る事が出来た。15年間一筋に進んできた苦労が報わ
れた気がします。
人が、社会が、行政が指導する方向とは違う方向で進んできました。しかし
今、本当の充実感を感じます。私の頑固さに沢山の社員が去り苦労を掛けまし
た。本当にごめんなさい。
事務員さんと衣替えの切り替え作業に各お宅を訪問させていただています。
既客皆様から冬の室内の暖かさには、異口同音、快適と回答を頂き、まさに昼
間の太陽熱が床下への蓄熱し、快適な冬の室内環境を決める。また夏も天気の
良い日は窓を開け空気の流れを考えた間取りは、空調設備をできる限り使わな
い「エコ住宅」で満足していただいております。
壁体内通気工法の真骨頂です。
「テイストライフ 21」(浜松の気候に合うゆとりある生活環境)の実証と考え
ています。
人からはじまる家作りの原点は、人の健康・木の寿命を守ることが原点です。
これからもより快適な生活空間を追及して参ります。
かなめ創建も15周年を迎え、皆様に信頼して頂ける企業として成長できた
かと思います。これからも反骨精神を持ち、さらなる前進をしていきます。
追伸
さて、最近の気象状況は日本国だけでなく、世界の国々で異常気象が連続し
て起きています。日本・世界各地のいろいろな異常気象の中で、我々の暮らし
いる遠州地方は、より良い気候風土に恵まれた土地柄・自然環境に感謝する次
第です。
しかし災害はいつ起こるか判りません。ある科学者が言つています「人間が
科学・技術の進歩で地球を制覇しようとすればするほど、それ以上の自然の力
が猛威を振るい、それを破壊する」であろうといわれておりす。
また医学・化学が進めば進むほど「新しい奇病・難病が発症して、人類を恐
怖に落としめるだろう」と。自然界の未知なる力は、常に人間の力以上の測り
知れない無限の力を持ち、何時でも対抗できる力を持ち、人間社会の地球を監
視しているのではないかと思われます。
私達はどこまで豊かな生活と文化を求めていくのかを考える時期が来ている
のだと、私見ですが思います。
地球温暖化現象、人類の醜い争い・宗教戦争、核の脅威と武器開発、人類は
どう対処していくのか大きな岐路に立つているような気がします。
かなめ創建は家づくり通し、これからも真のエコ住宅を追求し、地球に優し
い家づくりを目指し「人の健康・木の健康・地球の健康」を軸に、地震に強く
丈夫で長持ちする家づくりを目指していきます。資産価値のある家づくり追及。
ゆとりの心を持つ生活空間をテーマに家づくりを進めて参ります。
今後もさらなるご支援をお願い申し上げます。