王123M王BG (SDHB) 107 ,CTscan 群で 7692±3615ng/ml

5
38
新潟医学会雑誌
第1
22巻
将 史 ・星 山
金 子 兼三 ・森下
小林
平成 20年 (
2008)9月
群で 7
6
9
2±3
6
1
5
n
g/
ml
,正常群で
5 家族性褐色細胞腫 の 2例
宮腰
第 9号
彩子 ・鴨井
久司
英 夫*・米山
健志 *
和博 *・村山憤 一郎 *・江村
巌 **
長 岡赤 十字病院 内分泌 ・代謝科
同
泌 尿器科 *
同
病埋 部 **
1
2
2
2
2±6
3
9
0
咽/
mlと子宮体癌群 で有意 に低値 であ り, 子宮体
癌群 においてアデ ィポ ネクチ ン濃度 と BMIに有
意 な負の相 関 を認 めた. また,子宮体 癌患者では
内臓脂肪苗模型の肥満者 が多 く,血清 a
d
i
p
o
n
e
c
t
i
n
濃度 は内臓脂肪 鼠 と有意 な負の相関 を認めた.
【
結 論 】子宮体癌患者 で は アデ ィポ ネ クチ ン濃
症例 は 6
3歳,男性.脳 出血,高血圧 にて近医で
度の低下 および内臓脂肪量の増加 を認 め,内臓脂
加療 中.腹痛 を主訴 に救急外来受診 した際 の CT
肪 型 の肥 満 が子宮体癌 発症 の危険 因子 とな って
で偶然両側副腎腫癌 を指摘 された.褐色細胞腫 の
い る可能性 が示唆 された.
家族歴 多数 あ り. CT上造影 され る魔境 で あった
ため,精査 目的に入院 した.頭痛,発汗過 多な し.
身体所見では右片麻輝のみ.他 に腺癌性病変 な し.
7 Sh
e
e
ha
n症候群の 1例
尿 中ノル メ タネフ リンの上昇 を認 め,王
1
2
3
M王
BGシ
星 山 彩子 ・宮腰
ンチで両側副腎腫癌 に集樺 があったため,褐色細
金子
副腎腫癌 を認 め褐色細胞腫 と診断 され
摘出術 を施行 された
久司
長岡赤十字病院糖尿病 ・内分泌 内科
胞腫 と診断.両側副腎摘 出術 を施行 した.家族歴
が あるため,2
9歳の次男 も検査 したところ,両側
将 史 一鴨井
兼三
症例 は 銅 歳 ,女性.低血糖昏睡 の ため他院 に
両側副腎
入院.血糖低値 が続 き,意識障害 ・低 ナ トリウム
家族性褐色細胞腫の原因遺
血症 を きた し副腎不全疑 われハ イ ドロコル チ ゾ
伝 子 と して ミ トコ ン ドリアの電 子伝 達系 に 関 す
ン投与 によ り意識 レベル改善.分娩時大量 出血 し
るコハ ク酸脱 水素酵素鉄 一硫黄 タンパ ク I
Pサ ブ
その 後 母 乳 が出 ず 閉経 して い た こ とが わ か り,
ユニ ッ ト
(
S
DHB)の遺伝子異常 が注 目されてい
る.本例 もこの遺伝子異常 が強 く疑われ たが, ス
She
e
ha
n症候群 に よ る副腎不 全 と診 断 .下垂体
MRIでは Emp
t
yS
e
l
i
aを認めた,TS
H分泌 は保 た
ク リーニ ングプ ログ ラムが確 立 され て い な い た
Ab陽性 で 慢
れていたが甲状腺機能低 下 あ り,Tg
め過す
云子解析 は末施行で あった. よ り早期の完成
性 甲状腺炎合併 と思 われ た.4垂負荷 試験 にて コ
が期待 され る.
ルチ ゾ-ル,GH,L
H,FS
H,PRLはほ とん ど反応
H分泌 は ピ-タが遅 い ものの保 たれて い
な く,TS
た.AC
THは前値2
1
p
g舟 1
,ど-タ値
6 子宮体癌症例 における血清 アデ ィポネクチ ン
直浩 ・八幡
g/
mlと反応 あ り,退院後の インス リン負荷
後)p
THは反応 あ り, コルチ ゾ-ルは無
試験 で も,AC
と体 内脂肪 との関連性
芦滞
5
1
.
6(
3
0分
哲郎 ・田中 憲一
新潟大学産婦人科
he
e
ha
n症 候 群 に よ
反応 で あった. この症例 は S
る下垂体性副腎不全 と一元的に説明可能だろうか ?
【目的 】子宮体癌症例 にお け る血清 アデ ィポ ネ
クチ ン濃 度 と体 内脂肪 量 との 関連性 につ いて検
8 3r
r -MR装置 によ るプ ロラ クチ ン産 生下垂
討す る.
【
方法 】子宮体癌患者
1
0
7例 を対象 と し,血清
アデ ィポ ネクチ ン濃度 ,C
Ts
c
a
nによる内臓脂肪
体 腺腫 の描 出 一外 科 的治癒 率 向上 と適応 限
界 について
4例 お よび婦 人科癌患
豊 を測定 し,正常対照群 5
米 岡有一価 ・酉J
I
I 太郎 ・妻沼
者 87例 (
子宮頚痛患者 4
4例,卵巣癌患者 43例)
藤井
と比較 した,
E
成績 】血清 アデ ィポ ネ クチ ン濃度 は子宮体癌
到
幸彦
新潟大学脳研究所脳神経外科
【
背 景 】 プ ロラクチ ン産生下垂体微小腺腫 の治