愛称:悠々債券 - フィデリティ投信

スペシャル・レポート
販売用資料
販売会社様内限
フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンド
2014年11月
(愛称:悠々債券)
Bコース(為替ヘッジなし) の分配金引き上げについて
追加型投信/内外/債券
フィデリティ投信株式会社
フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンド (愛称:悠々債券)Bコース(為替ヘッジなし)(以下、悠々
債券B)は、好調な運用実績を獲得し、2014年11月に分配金額を40円から50円に引き上げました(1万口
当たり/税込)。今後も引き続き、米ドル円為替相場は底堅く推移し、債券分散投資が有効に機能すると
予想されることから、悠々債券Bの堅調な運用実績が期待されます。
当レポートでは、悠々債券Bの運用状況と今後の見通しなどをご紹介します。
悠々債券Bの運用状況
 悠々債券Bの累積投資額(ファンド設定時に10,000円でスタートしてからの分配金を再投資した実績評
価額)は、債券分散投資による安定的かつ好水準の金利収入などを背景に、2014年11月20日時点で
20,538円と、長期的に堅調に推移しています。
 特に2012年終盤以降、日本銀行による積極的な金融緩和政策等を背景に円安が進んだこと等から、
運用実績は好調に推移し、収益分配金支払後の基準価額も安定的に推移しています。
 好調な運用実績等を背景に、2014年11月に分配金額を40円から50円に引き上げました(1万口当たり
/税込)。
悠々債券Bの運用実績 (1998年9月30日(ファンド設定日)~2014年11月20日)
(円)
22,000
20,538円
20,000
累積投資額
18,000
基準価額
16,000
14,000
12,000
10,000
8,523円
8,000
6,000
4,000
98年9月
00年9月
02年9月
04年9月
06年9月
08年9月
10年9月
12年9月
14年9月
悠々債券Bの分配金の推移
設定来累計
99年1月~
99年7月
99年8月~
99年12月
00年1月~
02年1月
02年2月~
04年1月
04年2月~
06年9月
7,140円
0円
50円
30円
40円
35円
06年10月~
07年10月
07年11月~
08年2月
08年3月~
09年5月
09年6月~
09年9月
09年10月~
14年10月
1 4 年1 1 月
50円
45円
40円
35円
40円
50円
※分配金は1万口当たり/税込で表示。※累積投資額は、ファンド設定時に10,000円でスタートしてからの収益分配金を再投資した実績評
価額です。ただし購入時手数料および収益分配金にかかる税金は考慮していません。※基準価額は運用管理費用(後述の「運用管理費用
(信託報酬)」参照)控除後のものです。※分配金は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。また運用状況によって
は分配を行わない場合があります。
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上記は過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。
4ページ目以降を必ずご確認ください。
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好調な運用実績の背景
債券分散投資が有効に機能したことと、円安という追い風が、悠々債券Bの好調な運用実績につながり
ました。
 2013年の債券相場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和縮小に対する警戒感を背景に、米
国長期金利が上昇し、エマージング国から資金が流出したこと等から、米国ハイ・イールド債券のみで
騰落率がプラスとなりました。2014年に入ると、市場は落ち着きを取り戻し、4つの債券セクターすべて
の年初来騰落率(10月末時点)がプラスとなりました。特に、エマージング債券が最も大きく上昇しまし
た。悠々債券(合成指数)は、債券分散投資が奏功し、2013年および2014年年初来(10月末時点)の両
方で騰落率はプラスとなりました。
(すべて米ドルベース)
 為替相場では、2013年は日本銀行の積極的金融緩和等により円安が進みました。2014年の年初来
(10月末時点)でも、悠々債券が基本配分比率で85%投資する米ドルは円に対し6.7%上昇しました。
これが、為替ヘッジをかけない悠々債券Bの運用実績への追い風となりました。
各債券指数の騰落率
15%
米国国債/政府機関債
エマージング債券
10%
先進国債券(除く米国)
悠々債券(合成指数)
米国ハイ・イールド債券
9.1%
7.4%
4.8%
4.0%
5%
0.9%
4.5%
0.2%
0%
-5%
-2.6%
-1.6%
-6.6%
-10%
2013年の騰落率
2014年初来の騰落率(10月末時点)
(注)RIMESよりフィデリティ投信作成。米ドルベース。市場指数ベースです。悠々債券Bの実績ではありません。投資対象資産の特性をご理解い
ただくための参考として掲載しています。使用指数については7ページをご参照ください。
各通貨の対円騰落率
米ドル
ユーロ
英ポンド
カナダドル
35%
27.0%
30%
25%
21.6%
23.9%
20%
13.9%
15%
6.7%
10%
3.0%
5%
0.5%
0%
-5%
-3.0%
-10%
2013年の騰落率
2014年初来の騰落率(10月末時点)
(注)RIMESよりフィデリティ投信作成。WMロイターを使用。
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上記は過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。
4ページ目以降を必ずご確認ください。
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今後の見通し
今後も引き続き、米ドル円為替相場は底堅く推移すると予想されます。また債券分散投資の重要性が
高まると考えられます。悠々債券Bの堅調な運用実績が期待されます。
各国中央銀行の資産残高(対名目GDP比)
 日本銀行が積極的な金融緩和政策を継続して
いることは、円安要因になると想定されます。一
方FRBによる量的緩和政策が終了し、今後の焦
点が政策金利の引き上げに移っていることは米
ドル高要因になると考えられます。これらの円安
米ドル高要因により、今後の米ドル円相場の底
堅い展開が予想されます。
 米国国債/政府機関債相場では、FRBの利上
げを意識した相場展開も予想されますが、米国
のインフレ率が緩やかな水準であることなどから
長期金利が急速なペースで上昇する可能性は
低いと考えられます。先進国債券(除く米国)相
場では、世界経済の低成長とインフレ率の低位
安定を反映した動きになると思われます。
 米国ハイ・イールド債券相場では、依然として低
水準で推移する企業デフォルト率などを背景に、
債券価格は安定的に推移し、好水準の金利収
入を中心とした収益獲得が期待されます。一方
でリスクオフ局面などでは、変動性が高まる場面
も想定されます。
 エマージング債券相場では、相対的に高い債券
利回りによる収益獲得が期待されます。一方、
各国固有のリスクや地政学リスクが意識される
局面では債券価格変動性が高まることも考えら
れます。
 以上のように、債券セクターによって収益期待要
因とリスク要因は異なります。どの債券セクター
の騰落率が最も高くなるかを事前に予想するこ
とは困難です。前ページで見たように、値動きの
異なる複数種類の債券への分散投資によって、
様々な投資環境での安定的な推移が期待でき
る、債券分散投資の重要性が高まると考えられ
ます。
60%
50%
40%
日本
米国
英国
ユーロ圏
30%
20%
10%
0%
06年 07年 08年 09年 10年 11年 11年 12年 13年 14年
各国のインフレ率推移
10%
8%
日本
米国
英国
ユーロ圏
6%
4%
2%
0%
-2%
-4%
08年
09年
10年
11年
12年
13年
14年
各債券の利回り
8%
6.3%
5.6%
6%
4.0%
4%
2%
0%
悠々債券
(合成指数)
1.2%
1.4%
先進国債券
(除く米国)
米国国債/
政府機関債
エマージング
債券
米国ハイ・
イールド債券
(注)上段グラフ:Bloombergよりフィデリティ投信作成。2006年12月末~2014年9月末(英国とユーロ圏は6月末まで)。
中段グラフ:Bloombergよりフィデリティ投信作成。2008年9月末~2014年9月末。日本は2014年4月の消費税増税の影響控除後。
下段グラフ:RIMESよりフィデリティ投信作成。2014年10月末。市場指数ベースです。悠々債券Bの実績ではありません。投資対象資産の特性
をご理解いただくための参考として掲載しています。使用指数については7ページをご参照ください。
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資料中グラフの注記に別途記載ない場合は以下の指数を使用しています。
米国国債/政府機関債:バークレイズ米国政府債インデックス。
先進国債券(除く米国):シティ各国国債インデックス(イタリア、フランス、英国、ドイツ、カナダ、日本)の均等配分。
米国ハイ・イールド債券:バンクオブアメリカ・メリルリンチ・USハイ・イールド・コンストレインド・インデックス。
エマージング債券:JPモルガン・EMBIグローバル。
悠々債券(合成指数):米国国債/政府機関債30%、先進国債券(除く米国)15%、米国ハイ・イールド債券40%、エマージング債券15%
の合成指数。
IM141121-1 CSIS141120-1
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