開催のご案内 - 大阪小児歯科専門医臨床研究会(OSP)

第58回OSP研修会のご案内
金木犀の匂う今日このごろとなりました。
さて、第58回OSP研修会を下記の通り開催致します。
午前は、会員からの4題と外部の先生の演題を1題、午後からは、外部の先生からの1題と
特別講演として、東京歯科大学小児歯科学講座の桜井敦朗先生にご講演していただきます。
いつものように討論の時間を沢山取ってあり、参加者の皆様の意見も充分に交えて実りある
研修会になると思いますので、ぜひご参加・発言頂きますよう、ご案内申し上げます。
大阪小児歯科専門医臨床研究会(OSP)
研修会担当 吾妻 昭夫 ℡(06)6683-7575
野々村榮二 ℡(072)855-0810
吉岡 陽雄 ℡(072)277-1184
《開 催 要 項》
日
会
時
場
会
費
定
員
申込期限
申 込 先
問合わせ
平成26年11月9日(日) 10:00AM~3:30PM
大阪国際交流センター 2F小ホール http://www.ih-osaka.jp/index.html
〒543-0001 大阪市天王寺区上本町8-2-6
℡(06)6772-5931
歯科医師 5,OOO 円、歯科衛生士・歯科助手 3,OOO 円、
学 生
無 料
150 名 (満員になり次第〆切らせて頂きます。)
本研修会は、日本小児歯科学会専門医認定委員会に認定されておりますので、
ご出席の先生は、IDカードを必ずご持参下さい。
参加すると、専門医・認定医は、5単位獲得できます。
詳しくは、日本小児歯科学会のホームページ http://www.jspd.or.jp で。
本研修会は日歯生涯研修事業に認定されておりますので、
ご出席の先生は生涯研修カードを必ずご持参下さい。
平成26年11月5日(水)
①OSP会員
②インターネットから
のホームページ
http://www.osp.ne.jp
携帯サイト
研修会担当まで
プ
ロ グ
ラ ム
午 前 の 部
9:30~10:00 受 付
座 長 吉岡 陽雄
10:00 開会の辞
会長 金澤 真亨
10:05
1.『あっ!危ない!! 小児歯科臨床における「ヒヤリ・ハット」』
-その予防と対策-
○DH.岡地恵、DH.三原佳恵、DH.櫟田こずえ、DH.石田慶子、DH.鍵井温子、
DH.内田文子、DA.今川晴加、DA.濱田理香、DA.岩田宏美、DA.伊藤茉由、
Dr.西田綾美、Dr.山荘知子、Dr.奥村聖子、Dr.徳永有一郎、Dr.徳永順一郎
(とくなが小児歯科クリニック“レオ”)
日常の診療現場で誰にでも起こりうる“ヒヤリ”としたり、
“ハッ”とするような出来事を
「ヒヤリ・ハット」といいます。今回、いくつかの事例を参考に危機管理意識の徹底と技能
の習得、院内コミュ二ケーションの獲得などをご紹介しながら、みなさんと一緒に考察して
みたいと思います。
10:20
2.『自閉症スペクトラム障害者への当科での対応』
○Dr.大西智之
(大阪府立急性期・総合医療センター)
自閉症スペクトラム障害者は、感覚異常,常同行動、多動など様々な障害特性を有し、精
神遅滞を合併していることが多い。そのため、歯科治療を行う上で困難をきたすことがある。
今回,当科における自閉症スペクトラム障害者の特性に応じた対応法を紹介する。
10:35
3.『母乳授乳習慣と低年齢児のう蝕罹患状態との関連性について』-第2報-
○Dr.桑田和美、Dr.野々村ひとみ、Dr.野々村榮二、DH.安川美穂、
DH.濱口沙織、DH.辻知里、DH.杜美有紀、DH.藤本佳子、DH.下柿元舞
(野々村小児歯科クリニック)
すでに我々は母乳栄養児でも卒乳が遅いグループに齲蝕の罹患が多いことを報告した。今
回、その理由について検討を加えるため間食習慣などの調査を行った。その結果、興味ある
結果が得られたので報告します。
10:50
質疑応答
11:05
休
憩
座 長 吾妻 昭夫
11:15
4.『来院した患児の「う蝕活動性の診断法」の実際』
○Dr.岡本誠
(元岡本小児歯科医院医院長)
90%以上のう蝕罹患率だった3歳児は、今や 30%前後までう蝕罹患状態が改善した。した
がって、来院した患児にう蝕予防指導する時、その子のう蝕活動性を診断することなしには、
よい指導はできない。私の考える診断法を述べる。また、無理な指導はやめ、育児を助ける
方法を指導すべきと考える。
11:30
5.『乳歯冠適応症に対する新たな取り組みについて』
○Dr.志倉興紀、Dr.田中丈也、Dr.大東史奈、Dr.桒原愛子、Dr.桒原康生、
DH.杉本あゆみ、DH.水野愛美、DH.西田美絵、DH.前川寛湖、DH.棚田宏実、
DH.大垣しほり、DH.井上由香、DH.下園未央、DH.保田真由美、DH.植西由佳、
DH.太田陽子、DA.森下光、DA.内原久美子、DR.久村泰子、DR.山辺幸枝
(ハート小児歯科)
近年口腔衛生・保健知識の向上に伴い、小児口腔の歯科治療においても審美性の要求は避
けて通れないものとなってきました。今回、乳臼歯部の歯冠修復に用いる歯科用既製金属冠
に注目し、確立した方法とは言い難いですが、その欠点である審美性の不良を改善する処置
法を紹介します。
11:45
11:55
質疑応答
昼
食(各自で、お願いします。
)
午 後 の 部
座 長 野々村 榮二
6.『赤ちゃんからの小児歯科・口を通じた健康教室』
-中原歯科 健口教室の取り組み-
○Dr.中原弘美、DH.大木明美、DH.増永亜希子、DH.桃田智美、DA.上田めぐみ
DA.帯田なつみ、HA.滝陽子
(中原歯科(東大阪市)
)
朝からアクビ・背中がグニャ「子どもの体は蝕まれている」と警鐘が鳴らされた世代が親
になりました。ネットを通じ情報が氾濫する中、縦横の人との繋がりの希薄な孤立した子育
てをしている親達が増えています。私達は診療室を飛び出し、お口を通じて子ども達の体の
おかしさを訴え、親子で楽しみながら子どもの健康と成長を促すための共育の場を提供して
みました。皆様のご意見を頂きたいと思います。
13:30
13:45
13:50
質疑応答
特別講演
『隣接面齲蝕を考える
~今さら聞けない基本から最新の予防法まで~』
講師:桜井敦朗先生(東京歯科大学小児歯科学講座 講師)
15:30
要旨
歯科疾患実態調査によると、2011 年の3歳児齲蝕有病者率はピーク時の 1969 年
に比べ、大幅な減少(87.3%→25.0%)を示している。一方で、5歳児の齲蝕有病者
率の減少は3歳児に比べやや緩慢(96.8%→50.0%)である。乳臼歯隣接面の齲蝕は
まさにこの間に好発し、小児歯科医や歯科衛生士が未だに頻繁に遭遇するもので
ある。小児歯科の臨床に携わっていると、近年は齲蝕のない小児と多数歯齲蝕を
有する小児の二極化が進んできたように感じるが、乳臼歯隣接面齲蝕についても、
全くできないか乳臼歯8本全てに発生するかのいずれかに分かれる傾向がある。
特に日頃定期検診に来院し、齲蝕無しだった患児に突然隣接面齲蝕が複数発生す
ると、これまでがんばって齲蝕予防に努め、来院してくれた保護者と患児双方を
落胆させてしまうことになる。しかしこのことは、乳臼歯隣接面齲蝕を予防する
ためには、3歳までの齲蝕予防法では不十分であることを示しているともいえる。
今回は、誰もが知っている方法から最近利用されはじめた方法まで、隣接面齲蝕
を予防するための手段を紹介し、その予防効果について検討したいと考えている。
閉会の辞
副会長 岡本 誠
おつかれ様でした。
明日の子供たちの幸せのために
お力ぞえくださいね。
平成 27 年 10 月 25 日(日)大阪国際交流センターにて
OSPの担当で近畿地方会が開催されます。ご協力ください!
あづま小児歯科
吾 妻 昭 夫
〒559-0017 大阪市住之江区中加賀屋 4-2-1
大橋小児歯科医院
大 橋 健 治
〒592-0002 高石市羽衣 1-6-31
ルネ羽衣1F
(072)265-3231
岡本小児歯科医院
岡 本 誠
〒567-0829 茨木市双葉 8-1
奥村ビル3F
(072)633-1112
カナザワ矯正小児歯科〒661-0025 兵庫県尼崎市立花町1丁目 2-1
金 澤 真 亨
カグラサンライフプラザ3F
(06)6683-7575
(06)6421-4183
ハート小児歯科
桒 原 康 生
〒579-8013 東大阪市西石切町 1-11-30
新石切駅前ビル3F
(072)986-1188
どんぐり小児歯科
土 井 和 弘
〒581-0004 八尾市東本町 3-5-3
プラザサントリア2FA
(072)925-7888
とくなが小児歯科クリニック“レオ”
徳 永 順 一 郎
〒666-0016 川西市中央町 3-3
中央ビル4F
(072)758-8264
野々村小児歯科クリニック
野々村 榮 二
〒573-1121 枚方市楠葉花園町 12-1
日本生命ビル2F
(072)855-0810
よしおか小児歯科
吉 岡 陽 雄
〒599-8236 堺市中区深井沢町 3284
安田ビル6F
(072)277-1184
吉見小児歯科
吉 見 正 樹
〒534-0016 大阪市都島区友淵町 2-12-21
高倉グリーンマンション
(06)6925-0418
第34回日本小児歯科学会近畿地方会大会
大会日時:平成 27 年 10 月 25 日(日)
会
場:大阪国際交流センター
担
当:大阪小児歯科専門医臨床研究会(OSP)
大阪小児歯科専門医臨床研究会