第3回 Tokyo ER Meeting 開催レポート 2014年6月7日(土)、第3回Tokyo ER Meetingが開催されました。 例年より早い梅雨入りの影響で当日はあいにくの雨模様でしたが、187名と 多くの方々にご参加いただきました。今回は教育講演を2部編成にし、技術講演 で読影補助セミナーを盛り込む形にしました。 教育講演1では、都立墨東病院救命救急センター亀崎真先生をお招きし、「身 体所見・検査データから考える救急症例へのアプローチ」という内容でお話しい ただきました。基本はバイタルチェックと問診であり、そこから戦略を立ててい くという内容でした。 続いて技術講演では、まず「救急医療のMRI検査」について大塚和人先生にお 話しいただきました。DWIを極めることとMRIの有用性について分かりやすく説 明していただきました。次に読影補助セミナーでは、「急性腹症CTにおける婦 人科領域 編」について桐洋介先生にお話しいただきました。婦人科領域の画像診 断は難しいですが、症例を多く見せていただいきその特徴を分かりやすくお話し いただきました。 最後に教育講演2では、国立病院機構 東京医療センター 救命救急センター妹 尾聡美先生をお招きして、「救命医が求める治療につながる画像」についてご講 演いただきました。救急医療に必要なのは迅速そして的確な検査であり、そのた めにはコミュニケーションをたかめ、ディスカッションしていくことが重要とい う事を改めて感じさせられました。 3時間超の勉強会の後、懇親会が開かれました。教育講演の二人の先生方も参 加され、30名ほどの方々とおおいに今後の救急医療の展望について語り合いま した。みなさまそれぞれがとても短く、しかし有意義な時間を過ごすことができ ました。これから第4回に向けて準備を進めてまいります。みなさまの期待に応 えられるよう世話人一同邁進していきたいと思います。 今後ともよろしくお願いいたします。 Tokyo ER Meeting 世話人一同
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