2014 年 世界の商業栽培と規制の動き ー

遺伝子組み換え − 2014 年 世界の商業栽培と規制の動き ー 商業栽培国
キルギス
GM 規制強化の動きのある国
・すべての GMO の栽培、
輸入、販売を禁止 (6 月 )
完全 GMO 規制の国
新たな商業栽培を始めた国、
あるいはその動きのある国
スロバキア
<5 万 ha:M
チェコ
<5 万 ha:M
ルーマニア
<5 万 ha:M
ドイツ
・環境相、GM 作物栽培禁
止法制定に言及 (6 月 )
ロシア
・ロシア議会農業委員会、
GMO の一時的禁止を決
議 (2 月 )
・メドベージェフ首相、
GM 輸入禁止を明言 (4 月 )
・メドベージェフ首相、3
年間の GM 栽培禁止延長
を明言 (4 月 )
・GM 生産はテロとする法
案をロシア議会に上程
(5 月 )
中国
・2013 年秋以来、100 万
トン以上の米国産GMコー
ンの輸入拒否
・米国産コーン蒸留滓の輸
入停止 (4 月 )
・解放軍が GM 由来食品を
排除 (5 月 )
・GM 開発費を急減させる
(3 月 )
中国
420 万 ha:Ct 他
EU
・環境相会議、GM 作物栽
培を加盟国の独自判断を
容認 (6 月 )
英国
・2015 年からイングランド
で GM コーン栽培の動き
カナダ
7010 万 ha:M/S/Cn/Sb
フランス
・GM 作物栽培禁止政策堅
持を表明 (5 月 )
米国
・バーモント州で米国初の
GM表示法成立。施行は
2016 年から。全米食品製
造者協会 (GMA) などは取
消し訴訟で対抗 (5 月 )
・カリフォルニア州議会は
GM 表示法案を否決 (5 月 )
米国
7010 万 ha:M/Ct/S/Cn/Sb 他
【凡例】
国名
台湾
・GM 許容レベルを 5% から
3% に規制強化。2016 年
1 月より実施 (6 月 )
ポルトガル
<5 万 ha:M
キューバ
<5 万 ha:M
コロンビア
10 万 ha:M/Ct
スペイン
10 万 ha:M
フィリピン
・IRRI GM ゴールデンライス
の開発遅延を公表 (5 月 )
メキシコ
・カンペチェ州地方裁判所、
モンサントのGM大豆の
栽培禁止の判決 (3 月 )
メキシコ
10 万 ha:S/Ct
コスタリカ
<5 万 ha:S/Ct
栽培面積
米国
7010 万 ha:M/Ct/S/Cn/Sb 他
栽培品目
M
トウモロコシ
S
ダイズ
Cn
ナタネ
Ct
ワタ
Sb
ビート ( 砂糖ダイコン )
ブルキナファソ
50 万 ha:Ct
ボリビア
100 万 ha:S
チリ
<5 万 ha:M/S/Cn
インド
1100 万 ha:Ct
スーダン
10 万 ha:Ct
ホンジュラス
<5 万 ha:M
バングラデシュ
・害虫抵抗性 (Bt)GM ナス
の商業栽培を開始 (1 月 )
ブラジル
・控訴裁判所がバイエルの
GMトウモロコシの栽培
認可の取消し決定 (3 月 )
ブラジル
4030 万 ha:S/M/Ct
ウルグアイ
150 万 ha:S/M
パラグアイ
360 万 ha:S/M/Ct
アルゼンチン
2440 万 ha:S/M/Ct
フィリピン
80 万 ha:M
パキスタン
280 万 ha:Ct
ミャンマー
30 万 ha:Ct
イラン
南アフリカ
290 万 ha:M/S/Ct
・GM イネ試験栽培を再開
(2 月 )
ウガンダ
・オーストラリアで開発の
カロテン強化 GM バナナ
の 2020 年からの栽培を
計画
オーストラリア
・タスマニア州政府、GM
モラトリアムを無期限
延長 (1月)
・西オーストラリア州最高
裁は隣家の GM 栽培によ
る有機農家の損害を認め
ない判決 (5 月 )
・カロテン強化 GM バナナ
のヒトによる治験開始
(6 月 )
オーストラリア
60 万 ha:M/Cn
出典:GMWatch http://gmwatch.org/index.php/news/latest-news / GENET-news http://www.genet-info.org/information-services.html / 他
栽培状況 国際アグリバイオ事業団(ISAAA)Global Status of Commercialized Biotech/GM Crops: 2013 http://www.isaaa.org/resources/publications/briefs/46/pptslides/default.asp
作成:有機農業ニュースクリップ 2014 年 7 月 3 日 http://organic-newsclip.info/