Arista 7010 シリーズ:Q&A

7010 シリーズ:Q&A 文書
Arista 7010 シリーズ:Q&A
製品概要
7010 シリーズとは何ですか?
Arista 7010 シリーズは、特定用途向けに設計されたボックス型構成の 1 RU 筐体のスイッチ・ファミリです。
高性能、省電力を特徴とし、高密度のデータセンター向けに設計されました。100/1000 RJ45 を 48 ポート、
統合 1/10GbE SFP+を 4 ポート搭載し、176Gbps のノンブロッキング転送を L2 および L3 スイッチングで実
現します。7050X シリーズの正常進化である 7010 シリーズは、アリスタのデータセンター向けスイッチ製品
の一角を担います。
7010T は、リーフ/スパイン設計による 1Gb イーサネットのサーバ・エッジや、管理用ネットワーク・スイッチな
ど、柔軟な構成で導入できます。QoS、セキュリティ、自動化、モニタリングの機能を幅広くサポートする
7010T は、アリスタのボックス型構成の 10G スイッチと併用する場合に、1G と 10G の両方の環境に首尾一
貫したネットワーク・ポリシーを適用するといった難問を容易に解決します。
7010T シリーズには電源の異なる 2 つのモデルがあり、AC と DC のいずれかを選択できます。どちらも
100/1000 RJ45 ポートを 48 個、1G または 10G アップリンク接続用 SFP+ポートを 4 個装備し、多様な光ケ
ーブルに対応します。
7010 シリーズではどのようなスイッチ・モデルを使用できますか?
7010T には 2 つのモデルがあります。
1.7010T-48
このモデルには 48 個の 100/1000Mb イーサネット用 RJ45 ポートと、4 個の 1/10GbE 用 SFP/SFP+ポー
トがあり、冗長化された AC 電源を備えています。SFP+ポートには、アリスタの 100M/1G/10G 通信プラットフ
ォームで使用される全種類の光ケーブルを接続できます。
2.7010T-48-DC
このモデルには 48 個の 100/1000Mb イーサネット用 RJ45 ポートと、4 個の 1/10GbE 用 SFP/SFP+ポー
トがあり、冗長化された DC 電源を備えています。SFP+ポートには、アリスタの 100M/1G/10G 通信プラット
フォームで使用される全種類の光ケーブルを接続できます。
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どちらのモデルも 1 個のファン・トレイに 2 個のファンが内蔵され、単独の冷却システムで前面吸気/背面排気、
背面吸気/前面排気を任意に切り替えることができます。
7010T にはどのような特長がありますか?
7010T の最大の特長の 1 つは、若干の違いを除き、7050TX シリーズにほぼ匹敵する機能とフォワーディン
グ・テーブル容量を備えることです。そのため、環境は似ているが 10GbE 接続よりも 1GbE 接続が好ましい
ケースでこのモデルを採用できます。
Arista 7010T は、L2、L3、管理、モニタリング、プロビジョニング、セキュリティ、柔軟なフォワーディング機能
を包括的にサポートし、SDN、HPC、ビッグデータ、または従来型のさまざまなタイプの企業データセンターに
導入できます。優れたラインレート・パフォーマンスと低消費電力を小型の筐体で発揮し、共通の EOS イメー
ジを搭載するこのモデルは、サーバのアウトオブバンドマネージメントに使用するネットワークに最適です。

多様な IPv4 および IPv6 の機能 - OSPF、BGP、ISIS

RAIL for Big Data 環境

プログラムによる EOS へのアクセスを可能にする eAPI

VM Tracer サポートおよびハードウェアによる VXLAN ブリッジングと VTEP サポート *

L2 および IPv4/IPv6 のスケーラビリティ - 84K の MAC および IPv4 ホスト・ルート、16K の IPv4/8K の
IPv6 ルート

ECMP - 高度仮想化サーバ環境に便利な最大 64-way のマルチパス

VRF - 初期リリースでは最大 4 個の VRF に対応

ACL スケーラビリティ - 4K の入力 ACL エントリ、1K の出力 ACL エントリ

プライベート VLAN(PVLAN)

マイクロバーストや 10G から 1G への速度変更を処理するための 4MB 共有パケット・バッファ
また、ハードウェアの設計には以下の長所があります。

52W 未満の低い定格消費電力

騒音に敏感な環境に適した静音動作

エアフローの方向をユーザーが選択できる汎用の反転可能ファン・トレイ

AC 電源と DC 電源の選択が可能

奥行きわずか 10 インチの小型筐体
7010T の主な対象市場はどの分野ですか?
7010T は、高パフォーマンスの 100/1000Mb(1GbE)トップオブラック・スイッチです。多くの既存のミッションク
リティカルなタイプのデータセンターやアウト・オブ・バンド・ネットワークに適した製品です。
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次のような分野で利用できます。

グリッド/HPC - ノンブロッキングまたはオーバーサブスクリプションが最小限のネットワークを可能にす
る、費用対効果に優れた省電力設計のシステムが必要とされる設計

リーフ・スパイン - オープンな標準 L2 および L3 の IPv4/IPv6 ルーティング・プロトコルのサポート。専用
ハードウェアとローカル・スイッチを使用して、ワイヤスピードの L2 および L3 のパフォーマンスを提供

Software Defined Networking - eAPI、OpenStack、DirectFlow*、VXLAN*をサポートする 7010T は
SDN のソリューションとして最適

100Mb と 1G のサーバ接続の両方に対応し、オプションで 4 1/10GbE SFP+アップリンクを装備してマ
ルチパス設計を適用できる、トップオブラックとしてのエンタープライズ・アクセス・レイヤ

ハードウェアによる最大 64-way の ECMP により、10GbE アップリンクを使用する費用対効果の高い
2~4-way ソリューションで、複数のネクスト・ホップを持つ仮想化サーバ環境を構築
どの EOS ライセンスを利用でき、どの機能にどのライセンスが必要ですか?
7010T シリーズには、2 つのソフトウェア・ライセンスを利用できます。7010T シリーズは、Arista 7048T-A と
同じライセンス構造を使います。これは、製品を導入する手続きを簡素化するためです。
- 拡張ルーティング・ライセンス(E):動的なユニキャスト(IPv4 および IPv6)とマルチキャストのルーティン
グ・プロトコルに対応します(OSPF、BGP、IS-IS、PIM)。RIPv2 は拡張ライセンスなしでサポートしています。
- 仮想化ライセンス(V):VM Tracer 機能と VXLAN 機能の両方に必要です。
7010T シリーズのフォワーディング・テーブルは最大でどのぐらいですか?
7010T では、L2 および L3 で 176Gbps(132Mpps)のフォワーディング容量を備えています。以下の表に、
L2 と L3 のリソース容量を示します。
機能
フォワーディング容量
UFT デフォルト・モード
L2 MAC エントリ
IPv4 ホスト・ルート
IPv6 ホスト・ルート
IPv4 マルチキャスト、S、G
176Gbps 132M PPS
モード 2:
44K
44K
22K
22K
IPv4 LPM
16K
IPv6 LPM
8K(/64)、4K(/128)
ACL
パケット・バッファ
VXLAN HW ゲートウェイ *
4K + 1K
4MB 動的バッファ
あり(5Gbps)
* 現 EOS では未サポート
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本当に全ポートでラインレートが提供されますか?
132Mpps のフォワーディング容量を持つ 7010T は、L2 と L3 プロトコルを完全にサポートするワイヤスピード
の 1G システムです。ファブリック・エクステンダなどの同様のトップオブラック 1G 製品とは異なり、7010T は
機能を完備したハードウェア・スイッチであり、ローカル・スイッチングや、L2 と L3 のリソースを包括的に装備
する堅牢なアーキテクチャを備え、過酷な性能が要求される環境にも導入できます。
パフォーマンスまたはレイテンシーは送信元ポートと送信先ポートで異なりますか?
いいえ。システムで扱われる全パケットのレイテンシーは一貫します。入力ポートと出力ポートでパフォーマン
スが異なることはありません。
ACL または QoS 機能を有効にすると、パフォーマンスやレイテンシーに変化は現れますか?
L2 および L3 のフォワーディングのパフォーマンスやレイテンシーは一貫しており、これは ACL や QoS を使
うかどうかに左右されません。
ユニファイド・フォワーディング・テーブル(UTF)とは何ですか?
システムにどれぐらい多くの状態を保存できるかを明確に示すために、専用のテーブルが使用されます。しか
し、使われない機能にテーブルを割り当てるとシステム・リソースが無駄になります。この問題を緩和するのが
UFT です。具体的には、ユーザーによる設定をもとに一連のテーブルを柔軟に機能に割り当てる、といった働
きをします。
Arista 7010T は、L2 MAC、L3 ホスト、および IP マルチキャストのフォワーディング・テーブル・エントリに同じ
ユニファイド・フォワーディング・テーブルを使用して、各テーブルのサイズがソリューションに適正なものにな
るようにします。このようなテーブルのサイズは、ネットワーク導入シナリオによって異なります。7010T に付属
する定義済みの設定プロファイルを使うと、あらゆるネットワーク・トポロジと L2、L3、L2overL3 オーバーレイ
などのネットワーク仮想化テクノロジーでリソースを最適に利用できます。
UFT モード
0
1
2
3
4
MAC アドレス
84K
64K
44K
24K
4K
IPv4 ホスト・ルート
4K
24K
44K
64K
84K
IPv4 マルチキャスト(S、G)
2K
12K
22K
32K
42K
IPv6 ホスト・ルート
2K
12K
22K
32K
42K
最大値は共有リソースに依存する場合あり
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UFT は動的または静的に分割されますか?
UFT は起動時に静的に分割され、UFT の割り当てが変わるとフォワーディング・エージェントが再読み込みさ
れます。分割プロファイルを使うと、特定の機能で使用可能なリソースのレベルを予測できます。
10G SFP+ポートにはどの光ケーブルを接続できますか?
多種多様なタイプの 1G および 10G の SFP/SFP+光ケーブルを使用できます。7010T は低消費電力モデル
なので、消費電力の多い ER、ZR、DWDM の 10G 光ケーブルはサポートされません。
7010T は縦置き可能ですか?
温度やエアフローが条件を満たすことが前提ですが、7010T はどの向きにでも設置できます。設置する向き
にかかわらず、エアフローまたは吸入温度が条件を満たさない恐れがあるときは、温度をモニタリングする必
要があります。
7010T モジュールの消費電力は何ワットですか?
7010T の消費電力は約 52W で、1 ポートあたりでは 1W 未満です。この値は通常の消費電力で、使用する
光ケーブルの種類やファン回転速度によって多少の変動があります。最大消費電力は約 69W です。電源ユ
ニットは、最大で 75W 未満の電力を供給できます。このレベルの電源には、力率改善は不要です。
どの電源の組み合わせを使用できますか?
AC 電源と DC 電源を個別に発注可能な電源ユニットとして使用できます。AC 電源は初期出荷開始時に提
供されます。DC 電源製品は追ってリリースされます。
7010T のエアフローはどの方向ですか?
前面吸気/背面排気、背面吸気/前面排気の両方に対応し、トレイ側でエアフローの向きを切り替えることがで
きます。
ファン・トレイに冗長性はありますか?
ファン・トレイには 2 つのファンが内蔵され、冗長性があります。1 台のファンでシステムの冷却に十分なので、
この 1 台が故障してもシステムの障害にはつながりません。ファン・トレイはシステムを停止せずに交換できま
す。
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ファン・トレイは全モデルで共通ですか? エアフローを反転できますか?
7010T は、反転可能なファン・トレイを 1 台搭載します。装置は 7010T の AC モデルと DC モデルで共通で
す。7010T は、ホットアイルまたはコールドアイルの導入ニーズに合わせて正方向か逆方向のエアフローで
発注できます。設置前にユーザーがエアフローの向きを反転する必要はありません。
Arista 7050X シリーズで稼働する EOS ソフトウェアの最小バージョンは何ですか?
Arista 7010T-48 をサポートする EOS の最小バージョンは、4.14 です。詳細なリリース情報については、
EOS のリリースノートを参照してください。
サポートにはどのような選択肢がありますか?
Arista A-Care サービスはワールドクラスのサポートを提供するサービスです。A-Care サービスは 24 時間
365 日体制で運営しており、事前交換のオプションもあるため、ネットワークのダウンタイムを最小限に抑える
ことができます。バグ修正やソフトウェア・ダウンロードへのアクセスはすべての A-Care サービスで制限なく
ご利用いただけます。
A-Care サービスの詳細については、 http://www.arista.com/en/service を参照してください。
Arista 7010 シリーズの詳細情報はどこで得られますか?
詳細については、www.arista.com/jp をご覧いただくか、[email protected] までお問い合わせくださ
い。
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