文部科学省「新教育 GP」採択の段階別コンピテンシー育成教育システム

各学科のカリキュラム
◉プログラミングなど演習系科目を重点化するとともに研究力を習得。
現代のグローバル企業に必要とされる企画創出能力を強化します。
以下は、入学時に適用される専門教育科目(予定)の一覧です。○は当該の「研究領域」と科目とに関連があることを、同様に◎は強い関連があることを表します。科
情報工学科
目名の先頭の「必」
「選」は、必修・選択の別を表します。英数字のタグについては、下段の「知識体系」を参照してください。これらの科目以外にも、外国語教育科目、
総合教育科目、自由科目、および4年次必修「卒業研究」があります。
配当年次
研究領域
1年次
社会
情報
映像
情報
知能
情報
生命
情報
○
○
○
○
○
必 : 情報総合概論 MR1/SP1/IM1/PL2
○
○
○
○
○
必 : C プログラミング初級 PL1,4/AR2
○
○
○
○
○
必 : C プログラミング中級 PF1/MR2
○
○
○
○
○
必 : C プログラミング初級演習 PL1,4/AR2
○
○
○
○
○
必 : C プログラミング中級演習 PF1/MR2
○
○
○
○
○
必 : 情報総合演習 BoK01-15
◎
必 : 線形代数 1 BoK01
◎
必 : 線形代数 2 BoK01
◎
○
○
○
○
○
○
○
2年次
必 : 解析概論 1 BoK01
必 : 解析概論 2 BoK01
◎
必 : 応用数学 BoK01
◎
必 : 数理情報学 1 PF2,3/AL1-6,8,10/PF4/IS2
◎
必 : 数理情報学 2 PF2,3/AL1-6,8,10/PF4/IS2
◎
必 : 数値計算 1 CN1,3,4
◎
必 : 社会情報学 1 IM10/MR3/CN2/AL9
○
◎
○
◎
○
○
○
○
○
○
○
○
必 : 基盤系オブジェクト指向プログラミング演習 PL6
○
○
○
○
○
必 : 開発系プログラミング演習 PF5/PL9,10
○
◎
○
○
○
選 : 工業所有権法 SP2,3,4,6,7,8,10
○
必 : ソフトウェア技術 SE1,4-8
○
○
選 : 最適化 AL9/CN2/IS4
◎
○
○
選 : 大規模・高速計算 CN4
)
室は他の研究領域も包含しています。詳細はwebサイト参照。
◎
3年次
【生命情報領域】情報関連の生命や医用について調査研究する領域
○
◎
○
選 : 数値計算 2 CN1,3,4
◎
○
選 : ディジタル信号処理 GV3,8,9/MR3,4
報分野の高度専門性とグローバル社会への応用展開能力を段階的
しています。
に修得できます。
30
4年次
へ組み換えたうえで、専門教育科目を系統的に設計しています。情
の分野で活動している現役の研究者を本学科の専任教員として採用
選 : 情報・通信理論 MR1,3/NC3
選 : 暗号理論 AL7/NC3/OS10/SP8
○
◎
◎
ず IEEE(米国電気電子学会)や ACM(米国計算機学会)など
選 : 画像・映像コンテンツ演習 3 AL7/OS9,10/NC3,4,6,8/PL1,4,7/HC8/MR1,3,4/GV1-4/IM11,13/SP5-8/SE5,6,8/CN1
◎
◎
系として新たに BoK01 から BoK15(次頁下段「知識体系」参照)
選 : 画像・映像コンテンツ演習 2 PF3,4/AL3,5/PL1,4,7/HC1,4,7,8/MR1,3,4/GV1,2,4,5,7,8,9/IS2/SP4,6/SE5,6,8/CN1
○
○
発展させる複合領域学問の一つです。この目的のため、学閥を問わ
◎
○
◎
の一環)をいったん各要素に分解し、活用環境を想定した知識体
選 : 社会情報学 2 AL9/CN2,3/DS5/IM10/SP2
○
アルゴリズム理論基礎研究室、情報通信工学研究室ですが、各研究
な情報システムを効率的に設計・構築・運用する技術を継承しつつ
選 : コンピュータ設計 AR3,6,7,9
○
◎
【知能情報領域】人工知能(AI)など知的機能を新開発する領域
れる米国 IEEE/ACM の CC2001/CC2005 に相当する日本版 J07
必 : ネットワーク技術 NC1-7/AR5,8,9/SP5/AL7
◎
深い研究室は、
システム解析・可視化研究室、知能・情報制御研究室、
で、必要な情報処理過程をコンピュータのコードで記述し、高性能
必 : オペレーティングシステム技術 OS1-8,10,12
○
【数理情報領域】情報工学の数理的基盤を専門的に探究する領域
定したコンピュータ科学知識体系 CS-BOK-J(グローバル標準とさ
選 : 物理応用 AR1/CN1,3/GV4,7
○
○
○
選 : 地理空間情報技術 AL5/CN3/GV4,7/IM10,13/PF1
○
キュラムにより実現しています。
(例えば、映像情報領域に特に関連の
き問題をコンピュータが計算できる形に定式化または規則化したうえ
必 : データベース技術 IM2-9,11,12,13
○
【映像情報領域】コンピュータグラフィックス(CG)創生などの領域
情報工学科は、情報処理学会コンピュータ科学教育委員会の策
必 : 知能情報学 DS2,4/IS3,7/HC4
○
○
ローチできる自由度の高い汎用構造を、科学的に設計した独自のカリ
情報工学とは、任意の事象を定量化または定性化し、解決すべ
○
○
【社会情報領域】社会における情報活用を学術的に研究する領域
情報分野の高度専門性とグローバル社会への応用展開能力を、系統的に設計されたカリキュラムで段階的に修得。
選 : 画像・映像コンテンツ演習 1 PF1-4/PL1,4,7/HC8/GV1,2,4,5,7,8/SP6/SE5,6,8/CN1
◎
○
◉カリキュラムの特長
必 : 論理系プログラミング演習 PL7,8
◎
○
へ狭義に区分されるのではなく、一つの研究課題へ複数領域からアプ
必 : C プログラミング上級演習 PL3,5
◎
○
かな分化を成すように5つの研究領域へと帰着されます。
選 : 論文演習 BoK01-15
○
◎
○
4年次に取り組む卒業研究においては、各研究室がいずれかの領域
横断的な
専門科目
選 : 空間数学 DS1/GV1/PF1/BoK01
○
○
要素技術的な
専門科目
必 : コンピュータの構造 AR1,3,6,7
○
◎
○
応用的な
専門科目
必 : 映像情報学 GV1-9/MR4,5/HC2
○
○
1年次から段階的に進めていく学修は、個人の志向に応じて緩や
特化的な
専門科目
必 : 情報基礎数学 DS1,3,5
◎
○
文部科学省「新教育GP」採択の段階別コンピテンシー育成教育システムで
2013年度に全面改訂した新カリキュラムを開始。
数理的な
専門科目
共通基盤的な
専門科目
数理
情報
選 : 数理情報学 3 AL4,5,6/IS4
○
選 : 計算幾何学 AL4,5,8,10/GV4,5
○
選 : ネットワークアルゴリズム AL3,4,5/IS2/NC8
○
○
◎
○
選 : サイバー技術 IM11/IS3,5,9,10/NC3
○
◎
○
○
選 : マルチメディア情報処理 GV9/HC5/IS8/MR1,4,5
◎
○
○
○
選 : 情報ビジネス NC8/SP2-7,9
○
○
○
○
選 : エルゴノミクス GV8/HC1,2,4/IS6/OS2
○
○
選 : コンパイラ設計 PL1,3,10
○
○
選 : 符号理論と耐故障設計 CN4/IS4/MR3/OS10/SP5
○
○
選 : ハードウェア記述言語 AR6,7/OS11/PL2
○
◎
○
○
○
選 : 画像・映像コンテンツ演習 4 PF1-4/PL1,4,7/HC8/GV1,2,4,5,7,8/SP6/SE5,6,8/CN1
◎
○
選 : コンピュータグラフィックス GV1,4,5,7,8,9
○
選 : 自然言語処理 IM11,12/IS7/PL10
○
◎
○
○
選 : システムプログラム NC5/OS3,4,11/PL3,5,7
○
選 : 並列処理システム AL10/AR6,7/OS12
○
■知識体系
【BoK01 数学】DS1 関数,関係,集合/ DS2 論理/ DS3 グラフ/ DS4 証明技法/ DS5 数え上げと離散確率の基礎
【BoK02 プログラミング】PL1 プログラミング言語の概要/ PL4 宣言と型/ PL5 抽象化メカニズム/ PF1 プログラミングの基本的構成要素/ AR2 データのマシンレベルでの表現/ MR2 文字コード/ PL6 オブジェクト指向言
語/ PF5 イベント駆動プログラミング/ PL3 言語翻訳入門/ PL7 関数型言語/ PL8 論理型言語/ PL9 スクリプト言語/ PL10 言語翻訳システム
【BoK03 概論】MR1 情報のディジタル表現/ SP1 コンピュータの歴史/ IM1 情報モデルとシステム/ PL2 仮想計算機
【BoK04 倫理】SP2 社会におけるコンピュータ/ SP4 専門家としての倫理的責任/ SP6 知的財産権/ SP7 プライバシーと市民的自由/ SP10 哲学的枠組み/ SP3 倫理・価値判断の方法/ SP8 コンピュータ犯罪
【BoK05 アーキテクチャ】AR1 論理回路と論理システム/ AR3 アセンブリレベルのマシン構成/ AR6 機能的構成/ AR7 並列処理と様々なアーキテクチャ
【BoK06 データ構造とアルゴリズム】PF2 アルゴリズムと問題解決/ PF3 基本データ構造/ PF4 再帰/ AL3 基本アルゴリズム/ AL2 アルゴリズム設計手法/ IS2 探索および制約充足/ AL1 アルゴリズムの解析の基礎/ AL4
アルゴリズムの高度な解析/ AL5 高度なアルゴリズムの設計/ AL6 計算量クラス P と NP / AL8 幾何アルゴリズム/ AL10 並列・分散アルゴリズム
【BoK07 数値計算】CN1 数値解析/ CN3 モデリングとシミュレーション/ CN4 ハイパフォーマンス・コンピューティング
【BoK08 データベース演習】IM2 データベースシステム/ IM3 データモデリング/ IM4 関係データベース/ IM5 データベース問合わせ言語/ IM6 関係データベース設計とデータ操作/ IM7 トランザクション処理/ IM8 分散デー
タベース/ IM9 データベースの物理設計/ IM11 情報格納と情報検索/ IM12 ハイパーテキストとハイパーメディア/ IM13 マルチメディアデータベース
【BoK09 コンピュータグラフィックス】GV1 グラフィックスにおける基礎技術/ GV2 グラフィック・システム/ HC2 簡単なグラフィカル・ユーザインタフェースの構築/ GV3 2 次元画像の生成と加工/ GV4 モデリング/ GV5 レン
ダリング/ GV6 コンピュータ・アニメーショ ン/ GV7 視覚化/ GV8 仮想現実(VR)/ GV9 コンピュータ・ビジョン/ MR4 マルチメディア機器/ MR5 オーサリング
【BoK10 ネットワーク】NC1 ネットワークコンピューティング入門/ NC2 通信とネットワーク接続/ NC3 ネットワークセキュリティ/ NC4 クライアントサーバコンピューティングの例としてのウェブ/ AR5 インタフェースと通信/
AR9 ネットワークと分散システムのためのアーキテクチャ/ NC6 ネットワーク管理/ AL7 暗号アルゴリズム/ SP5 情報システムのリスクと脆弱性/ AR8 性能の向上/ NC7 ワイヤレスおよびモバイルコンピューティング/ NC5 分
散アプリケーションの構築
【BoK11 オペレーティングシステム】OS1 オペレーティングシステムの概要/ OS2 利用者から見たオペレーティングシステム/ OS3 オペレーティングシステムの原理/ OS4 プロセスの構造とスケジューリング/ OS5 並行性/ OS6
メモリ管理/ OS8 ファイルシステム/ OS7 入出力デバイス管理と入出力/ OS10 セキュリティと高信頼化/ OS12 並列・分散処理のためのオペレーティングシステムの機能
【BoK12 ソフトウェア工学】SE1 ソフトウェア設計/ SE4 ソフトウェアプロセス/ SE5 ソフトウェア要求および仕様/ SE6 ソフトウェア妥当性検査/ SE7 ソフトウェアの進化/ SE8 ソフトウェアプロジェクト管理
【BoK13 知能】IS3 知識表現および推論/ IS7 自然言語処理/ HC4 人間中心のソフトウェア開発
【BoK14 画像の暗号と復号】NC3 ネットワークセキュリティ/ MR3 標本化,量子化,圧縮の原理とアルゴリズム/ AL7 暗号アルゴリズム
【BoK15 政策数学】IM10 データマイニング/ MR3 標本化,量子化,圧縮の原理とアルゴリズム/ CN2 オペレーションズリサーチ/ AL9 データ分析アルゴリズム
F a c u l t y o f S c i e n c e a n d E n g i n e e r i n g 2 015
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