ファイバージェルLC vs ペクチン(LM) 処方

ファイバージェルLC vs ペクチン(LM)
処方
原材料名
ペクチン ファイバージェルLC
砂糖 45% 45%
ダイスカットフルーツ(苺か桃) 40%
ペクチン*又はファイバージェル 0.6%
40%
1.0% ローカストビーンガム 0.3% 0.3% 第二リン酸カルシウム 0.08% 0.08%
クエン酸 0.1% 0.1%
クエン酸塩 pHを調整 pHを調整
水 100%に調整 100%に調整 * DANISCO Pectin 710LC
製法
① 水に砂糖の一部、
フルーツ(一般に冷凍品)、第二リン酸カルシウムを加える。
② ローカストビーンガムを砂糖の一部を加えた水の中で水和させる。
③ ペクチン/ファイバージェルLCと砂糖の一部(分散させる為)を水和させ、80℃まで加熱する。
ファイバージェルLCの場合は2分間せん断をかける。
④ フルーツの中に②のローカストビーンガムの混合液を加えて混ぜ合わせる。
⑤ フルーツの中に③のペクチン/ファイバージェルLCの混合液を加えて混ぜ合わせる。
⑥ クエン酸を加える。
⑦ 85℃まで加熱し10分間煮る。
⑧ pHが目標値(pH3.8)になるまでクエン酸塩を加える。
⑨ かき混ぜながら37℃まで冷やす。
⑩ 容器に詰める。
pHの目標値:3.8
ボストウィック型粘度計:4.4℃で6cm/1分又は21℃で6cm/30秒
裏面に結果写真あり。
結果
完成したフルーツプレパレーションをボストウィック・コンシストメーターで測定した(4.4℃、60秒)。
ファイバージェルLCで作られたフルーツプレパレーション
ペクチンで作られたフルーツプレパレーション
ファイバージェルLCで作られたフルーツプレパレーション