石原 美紀 1 , 島袋 末美 1 , 渡嘉敷 良乃 1 , 名護 珠美 1 , 仲宗根 勇 1

コバ ス
TaqMan MAI kitに
おける
Zり
/α θ
との 交 差 反 応 に つ い て
2)、
1)、
1)、
1)、
1)、
1)、
山 口 さや か
仲村 郁 心 υ、 上里 博
仲宗根 勇
渡嘉敷 良乃
名護 珠美
◎石原 美紀
島袋 末美
2)
1)、
琉球大学大学院医学研究科皮膚病態制御 学
琉球大学医学部附属病院 検 査部
【は じめ に 】 コバ スTaqMan MAI kitは コバ スTaqMan48を 使
θ
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ソプ
タ777及
用 して リアル タイ ムPcRを 応 用 し、ィ″θわαε′
びκ
j″ rα ε
θ′
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αrθ
のDNAを 検 出す る試 薬 で あ る。 結核 菌 群
て い な い と され て い る。 しか し感 染症 例数 の少 な いν
され ていない。今 回我 々 は コ
バ スTaqNIIan MAI kitに お いてκ ′
ノαrθ の
Trα θと■4ブ ″rα cグ ′
交差反応 を経験 したので報告す る。
症例 】20歳 代男性 、 ミク ロネ シア 出身。 2012年 8月 、全
【
身 の結節性病変 を主訴 とし来院。右足背 の結節部位 の生 検
4+で あ った。 生検材料 をホモ ジナ イ
ブ領 域 にお い て 4箇 所 の ミスマ ッチ が 存在 す る こ とが確認
され 、 この ミスマ ッチ で は κ
,71rrα Cθ 7′
ノαrθ と κ
′
αθを
響″
分類 で きな い こ とが判 明 した。 この 結 果 か ら TaqMan
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73f′ α
rθ 陽性 の 場 合 、″ ′
確εθ′
Trα θ の 可能性 が 除外 され
な い こ とに注意 す る必 要 が あ り、特 に皮 膚 生 検材 料 にお い
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施 した。蛍光染色 陽性 を示 したが 、抗酸菌培養検 査 は 陰性
で あ った。 コバ ス TaqMan MAI kitに よる PCR検 査 では ν
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ttθ θ
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α″
θと判 定 され た。
イア グノステ ィ ックス株 式会 社 に報告 し、検討 を依頼 した。
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夕′
αrθ 検 出 プ ロー
検討 に よ り、 TaqMall MAI kitの ″ j″ ″α6θ ノ
■leの Version upが 行 われ た 。 Version tlp以 前 の検 査 結果 で
ズ した試 料 で抗酸菌蛍光染色 と遺伝子検 査 , 培養検 査 を実
Jη
幅後 DNA断 片 の遺伝子 のシー ケ ンス解析 の結果 よ りM
MAI増 幅 条件 の 温 度 勾配 と熱 変性 時 間 が 変 更 され TDF
材料 、鼻腔 、耳垂 のスメア標本 では 、Ziehl―Neelsen染 色 で
赤色 に染 ま る多数 の梓菌 が検 出 され 、 いずれ も菌指数
(baCterialindex:BI)は
αθ特有 の反復配
検部凍 結標本 か ら DNAを 抽 出 し、″ ′
響″
列 の PCR法 に よ り 372bpサ イ ズの DNA断 片 を認 めた。増
αθと同定 され た症例 であ る。
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響″
θ
′
′
ノα″
θ偽 陽性結果 を ロシ ュ・ ダ
【ま とめ 】今 回 の ノ J4′ rα θ
4種 及 び 非 結核性 抗 酸 菌 33種 につ い て 交差 反応性 は認 め られ
Jttrα θ
に関 して交差反応 は考慮
2)
しか し PCR検 査結果報告 前に、
す でに臨床症 状 か ら″ ′
響rα θ感染 が疑 われ ていた。患者 生
J″
て は重 要 で あ る。 今 回 、抗 酸 菌培養 が 陰性 で あ つ た こ とか
らも、PCR検 査 をす る際 には 同時 に培養 検 査 を行 うこ とが
必 須 で あ る こ とが 証 明 され た一 例 で あ つ た 。
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