CLTに関する考察と弊社の貢献について 社会的意義: 社会的意義: ヨーロッパでCLT/X-lamは「梁、柱用構造用集成材」「ログ建築材」に次ぐ木製建材とし て重要な地位を築いています。 今までの梁柱のみの木材使用だけではなく、「壁」に も使える事によりかなりの木材体積(立米)を建築に用する事ができます。 ヨーロッ パでは土地が広い事も好影響していますが、一軒分の家で50-70㎥のCLTが使われると も言われ、同じ量ではないにしても日本国産材の利用に使われる事が期待されます。 弊本社では年率約8%の市場拡大をしていると考えています。 著 著名 名なメーカー: なメーカー: 製造 可 可能 能なCLTサイズ (厚みのみ mm表記) KLH Massiveholz (Austria) Max. Width 2.95m x Length 16.5m x thickness 500mm FinnForest "Leno" (FinnForest-Merk Metsäwood, Germany) 4.8m x 14.8m x 297mm Mayr-Melnhof Kaufmann "M1 BSP" (Gaishorn/Austria)3m x 16.5m x 278mm Stora Enso "CLT" (Finland/Sweden) 2.95m x16m x 301mm BinderHolz Bausystem (Tyrol/Austria) "BBS 125" 1.25m x 24m x 341mm "BBS XL" 3.5m x 22m x 200mm HMS Bausystem (Belgium) 4m x 18m x 217mm DDL Arealegno (Italy) Etc. 備と 献: 設 設備 備と 貢 貢献 献: CLTの設備は下記の設備から製造されます。 ラミナ製造 造: ラミナ製 製造 造 集成材同様、厚み17-34mm、幅80-240mmまで位の断面木材を4面むら取りとフィンガー ジョイントをして長尺材を造ります。 ライツはバリや目掘れを防止する「バリプラ ン・プラス鉋胴」、中速/高速送りモルダー用「ハイドロ鉋胴」と45m/min送りまで対応 する「ハイパフォーマンス・フィンガーカッター」の供給で高能率加工に貢献できま す。 プレス工 工程 程: 防カビ、防虫目的の含浸工程(Impregnating)の後、配列投入機⇒グルー・スプレッダー ⇒直行積層プレスを繰り返し、200∼340mm(オーストリアのKLH社は現在500mmのまで 製造可能)の一定の厚みのCLTの大板を造ります。 この段階で幅1.25m, 3-3.5m, 4-5m 長さで6.5m∼13.5m程までのものが多く製造されています。 これを超えるものが大 手メーカーで製造できますが、トラック搬送などが出来る事が条件となります。 2次加工: : 大きく分けて「梁/柱及び屋根加工」と「大板の壁加工」に分類されます。 前者は棒状 部材の加工機であり、日本ではプレカット機と総称されています。 材料を動かしな がら加工する方式がメインです。 壁加工機はガントリー型になります。 材が 1.25mx6.5m, 3.5mx13mなどと巨大になるため、材を固定させ、門型ビーム上のモータ ーで主な加工を行い、アダプタープモーター(必要な加工部専用の追加モーター)が用 途に応じて追加されます。 壁材ジョイントのための切欠き(段欠き)、溝突き、窓/ド ア抜きのための鋸や長いルータービット、厚み規正のための大外径バーチカルカッタ ーなど専用の刃物が使われます。 ライツでは大量切削を効率良くこなす替刃式「ヘ リカット」カッター(サイズは機械メーカーの仕様に準じる)、各種ルータービット、大 外径チップソー、有効300mmを超える「レビン」ロングドリル、そしてこれらと機械のイ ンターフェイスであるHSK規格のツールホルダーを供給します。 ライツ㈱
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