施 工 要 領 書

クルタル土木シート防水工法
後やり(外)防水工法
施 工 要 領 書
東 和 工 業 株 式 会 社
東京都板橋区坂下3丁目29番11号
クルタル土木後やり(外)防水工法
第 1 章
総
則
1・1 適用範囲及び目的
本施工要領書は、
工事
におけるクルタル土木シート防水工法に適用し、設計主旨が関係部門によく徹底され、その要点が円滑に
推進されることを目的とする。
1・2 施工及び管理
本工事の施工及び管理にあたっては、監理・監督者の承諾を受けた施工図及び施工要領書に記載さ
れた事項に基づいて施工を行うものとする。
1・3 協議
本施工要領書に記載がない事項及び変更訂正などが生じた場合は、その都度監理・監督者と協議の
うえ承諾を得て施工する。
1・4 適用図書
(1)
工事設計図
(2)
工事特記仕様書
第 2 章
工 事 概 要
工 事 名 称
所
在
地
監
理
者
防水施工業者
工
期
第 3 章
会
社
住
代
自
平成
年
月
日
至
平成
年
月
日
施 工 体 制
名
所
表
者
現 場 代 理 人
20141101
1/9 ページ
クルタル土木後やり(外)防水工法
第 4 章
4・1 仕様
クルタル土木シート防水工事
後やり(外)防水工法
底頂部
工 程
材
料
名
使用量/㎡
1
クルタルプライマーエマルジョン*
2
クルタルシート PE-233K
0.3L
-
側 部
工 程
材
料
名
使用量/㎡
1
クルタルプライマーエマルジョン*
2
クルタルシート PE-233K
0.3L
-
* 必要に応じてクルタルプライマーA(溶剤型)に替えることがある。
4・2 使用材料一覧表
材
料
名
荷
姿
用
途
クルタルプライマーエマルジョン
17L缶入(17kg)
下地処理(接着用)水性
クルタルプライマーA
18L缶入(17.1kg)
下地処理(接着用)溶剤
クルタルシートPE-233K
厚 3.2 ㎜x幅 1mx 長さ10m
クルタルシートPK-233
厚 3.2 ㎜x幅 1mx 長さ10m
クルタルガードエース
厚6㎜x幅 1mx 長さ10m
防水保護緩衝材
TSコーチング
18kg缶入
末端シール用(平面用)
クルタルボンドカートリッジ
330cc×30本 箱入
末端シール用
20141101
JIS A 6013 R 種
改質アスファルトシート、片面硅砂
JIS A 6013 R 種、増張り用
改質アスファルトシート、両面粘着
2/9 ページ
クルタル土木後やり(外)防水工法
第 5 章
作 業 管 理
5・1 材料の保管
材料の運搬・保管に際しては損傷及び吸湿しないように取扱い、品質管理に十分配慮
する。
シート類は必ず立積みにしておき、その上下両面から吸水・吸湿しないようにパネル、シート等で養生するか
適切な場所に保管する。
5・2 施工の中断
施工に支障がある場合は施工を中止する。
5・3 発生材の処理
発生材は飛散しないようにその都度集積箇所に整理する。
第 6 章
6・1
施
工
下地の確認
防水施工前に、新規防水層の下地が防水施工上支障のないことを確認する。
(1)下地コンクリートに突起物がなく平滑であること。
(2)コンクリート打継部に段差がないこと。
(3)隅部に面取り処理がされていること。
(4)下地が湿潤の場合は乾燥等の処置をする。
(5)5℃以下での施工は特に接着不良をおこさないよう行う。
6・2
プライマーの塗布
下地にプライマーを塗布し、十分乾燥させる。(換気と火気に注意する。)
6・3
増張り (クルタルシートPK-233)
(1)底部入隅部
幅500㎜のクルタルシートPK-233(両面粘着)をコーナーの中心より均等に振り分け張り
付ける。
(2)頂部出隅部
幅500㎜のクルタルシートPK-233(両面粘着)を頂部出隅に張り付ける。
6・4
シート張付け(PE-233K)
(1)シートの張り付けは空気、シワ等が入らないように転圧しながら行う。
(2)シートの長手、短辺とも100㎜以上の重ね幅をとる。
(短辺の接合部は下側のシートの硅砂面をバーナーであぶって圧着する。)
(3)シート末端部は熱シール又はシール材で処理する。
6・5
防水層の保護
防水層に保護モルタル塗り等又はクルタルガードエース(防水保護緩衝材)を張る。
20141101
3/9 ページ
クルタル土木後やり(外)防水工法
第 7 章
施 工 例 図
後や り( 外) 防水 施工 例図
ク ルタ ル ガ ー ド エ ー ス
頂部~側部防水層の詳細図
又 は保 護 モ ル タ ル
ク ル タ ルシ ート 防水
ク ルタ ルシ ート 防水
増 張り
ク ル タ ル シ ー ト防 水
ク ルタ ルガ ード エー ス
又 は保 護モ ルタ ル
クル タル シー ト防 水
底部 ~側 部防 水層
クル タル シー ト防 水
基 礎 敷き コン クリ ート
増 張り
ク ルタ ル シ ー ト 防 水
保護 モ ル タ ル
基 礎敷 きコ ンク リー ト
クル タル シー ト防 水
保 護モ ルタ ル
20141101
4/9 ページ
クルタル土木後やり(外)防水工法
後やり(外)防水工法
底部~側部防水
PE-233K
仮枠
保護モルタル
増張りW500 PK-233
面取
プライマー
基礎敷きコンクリート
コンクリート打設後、立上り部のハクリ材を除去する
20141101
5/9 ページ
クルタル土木後やり(外)防水工法
後やり(外)防水工法
PE-233K
硅砂面
プライマー
100㎜以上
PE-233K
粘着層面
250㎜程度
PK-233
基礎敷きコンクリート
20141101
6/9 ページ
クルタル土木後やり(外)防水工法
施工例図
クルタルガードエース
増張りシート
クルタルガー ドエ ース
側部シート
増張りシート
20141101
7/9 ページ
クルタル土木後やり(外)防水工法
PE-233K 短辺の接合
接合部
100㎜以上
バーナーで黒くなるまで炙り
圧着する
PE-233K 硅砂面
20141101
8/9 ページ
クルタル土木後やり(外)防水工法
第 8 章
安 全 管 理
(1)工事現場の整理整頓
1) 工事現場は常に整理整頓し、安全通路を確保する。
2) 作業終了時は後片づけを徹底する。
(2)機械・器具類の始業点検
作業前は必ず機械器具類等の点検を行い事故防止に努める。
(3)服装・保護具
1) 作業に適した服装をする。
2) 安全帽は必ず着用する。
(4)作業時間の厳守
機械・資材の搬入・搬出及び作業員の現場入場時間は厳守する。
(5)ミーティング
作業開始にあたっては K.Y.K、及び当日の作業内容を作業員に徹底させる。
(6)安全規則の遵守
現場の規則・規定を遵守し、無事故・無災害で工事を完了する。
20141101
9/9 ページ