THE CAMP FOOTBALL TOUR in Oregon 実施レポート 1 THE CAMP 実施概要 趣旨: 日本人が将来NFLの舞台に選手として立ちプレーをするためには、若い内 に少しでも早くアメリカで一流の指導を受ける必要があると考えられます。 また、様々なスポーツにおいて海外で活躍する選手が年々増えてきて いる事から、日本人が世界を舞台に活躍できる可能性は十分にある事が 分かります。 THE CAMP FOOTBALL TOUR in Oregonは日本国内2カ所で選考会を行い 2名の招待選手を選出しまして、アメリカで行なわれましたNIKE COMBINE、 NIKE FOOTBALL TRAINING CAMPに参加してきました。 未来を担う中高生に夢・高い目標を見つけてもらう為に、多くの方々のご 賛同・ご協力を頂き、今回のプロジェクトを実施する事が出来ました。 名称: THE CAMP FOOTBALL TOUR in Oregon 日程: 6月5日〜10日(4泊6日) 場所: アメリカ合衆国オレゴン州(ポートランド/ユージン) ワシントン州(シアトル) 主催: 株式会社THE CAMP 協賛: 横浜倉庫株式会社 協力: アークベル株式会社、アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ、NIKE JAPAN、 株式会社ビジョン、早稲田大学米式蹴球部(50音順) 参加者数: 3名(招待選手2名(高校生)+自費参加者1名(中学生)) 訪問施設: NIKE Headquarters Virginia Mason AthleNc Center (SeaQle Seahawks練習施設) CenturyLink Field (SeaQle Seahawksメインスタジアム) University of Oregon その他 2 THE CAMP スケジュール 日程 THE CAMP FOOTBALL TOUR in Oregon 5月17日 THE FOOTBALL COMBINE(選考会) 東京会場 25日 THE FOOTBALL COMBINE(選考会) 大阪会場 26日 招待選手2名 選出 6月4日 壮行会 5日 成田空港発 5日 オレゴン国際空港 着 NIKE 本社見学&トレーニングセッション 6日 Sea;le Seahawks練習施設 見学 7日 NIKE COMBINE @Century Link Field 8日 NIKE FOOTBALL TRAINING CAMP @オレゴン大学 9日 オレゴン大学施設 見学 オレゴン国際空港 発 10日 成田空港到着 報告会 3 THE CAMP THE FOOTBALL COMBINE(選考会) 東京・大阪 選考審査員の中村氏 選手達に挨拶する波木氏 ウォーミングアップ風景 パワボール投げ 立ち幅跳びに挑む参加選手 東京コンバイン参加者 経験を選手達に伝える時本氏 40ヤード走で集中する選手 パワーボール投げ 立ち幅跳び コンバイン後に話す河口氏 大阪コンバイン参加者 4 THE CAMP Day1 NIKE本社ツアー&トレーニングセッション オレゴン到着後に街中で まずは朝食をがっつりと NIKE本社前入り口にて 人工芝には廃棄スニーカーの底 社内には契約アスリートのバナー トレーナー・マットによるセッション セッション後に参加で記念撮影 NIKEフットボール担当のジミーとマット 40ヤードのスタート確認する選手 タイヤトレーニングをする近田選手 WRの高野選手 5 QBの山村選手 THE CAMP Day2 SeaQle Seahawks練習施設訪問 シーホークス施設入り口にて 巨大な屋内練習場 フィールドが3面ある屋外練習場 スーパーボウル王者バナー コーチのパット・ルーエル 1日の練習メニュー スターバックス1号店内にて 街中で記念撮影 184mのスペースニードルタワー シアトルの海を背景に撮影 タワー展望台からの夜景 6 THE CAMP Day3 NIKE COMBINE @Century Link Field コンバイン前に公園で最終確認 少し緊張した面持ちの選手達 シーホクスのメインスタジアム 約7万人収容可能なスタジアム 参加選手達に指示を出すマット 40ヤード走測定 20ヤードシャトル測定の近田選手 パワーボール投げに挑む山村選手 垂直跳びでベストを尽くす山村選手 コンバイン後に記念撮影 7 ウォーミングアップをする高野選手 応援メッセージを持って記念撮影 THE CAMP Day4 NIKE FOOTBALL TRAINING CAMP @ Univ. of OREGON NFTC参加の近田選手と山村選手 トレーニング着に着替えて準備OK ウォーミングアップをする近田選手 全選手が集合して主催者から挨拶 必死に耳を傾ける山村選手 QBだけで70人の招待者! QBドリルを行なう山村選手 現地高校生と話す近田選手 コーチの指示を聞く近田選手 元NFL選手のウィリー・マッギネスト氏 インタビューを受ける山村選手 元NFL選手トレント・ディルファー氏と撮影 8 THE CAMP Day5 オレゴン大学施設見学 オレゴン大学のスタジアム外 オレゴン大学正QBマリオタ選手 全体ミーティングルーム ヘルフリッチHCと近田選手 68億円をかけて新しくなったFootball施設 選手達がくつろげるスペース トレーニングルームにて記念撮影 選手ロッカールーム QBのみのミーティング室 RB#30のフォード選手と スタジアム内で応援メッセージと撮影 2.5面ある屋外練習場 9 THE CAMP 招待選手コメント WR 近田優貴 立命館宇治高校3年生 特に自分が感じたのは、貪欲さです。 アメリカ人の上手い奴は全員目立つために前に並び、コーチに アピールしていました。マンツーマンのときも並ぶ人はほとんど おらず、どんどん順番を抜かしていって、アピールしていました。 日本では競技人口が少ないせいか、そのような現象はあまりお きません。なので、最初は少し動揺してしまいました。しかしこの まま終わるわけにはいかないと自分も前に出ていって勝負しま した。自分はマンツーマンで3本のタッチダウンをとることができ、 アメリカ人にも自分のスキルが通用することが分かりました。 あと分かったことは経験が必要だということ。 いきなりアメリカにいってNFLにいこうというのはほぼ無理です。 高校や中学など小さいころからアメリカの環境に慣れることがと ても大事だと分かりました。 今回このツアーに参加して1番いい経験をしました。これを日本 に持って帰り広めたいと思います。 QB 山村健太朗 中央大学附属高校2年生 僕のフットボール人生において一つの分岐点になったと思う。 初めて本場のフットボールを肌で感じて格の違いを感じ、自分も このような高いレベルでフットボールがしたいと思った。 僕は今まで日本の強豪でフットボールがしたいと何となく思って いただけだったが、さらに大きな目標を持つようになった。 今回感じた自分の未熟さは一生忘れることはないだろう。 言葉が上手く話せないことで相手に言いたいことが伝わらな かったり、相手が言いたいことが理解出来なかったりした。フット ボールをする以前に英語を勉強することがアメリカに行くための 最優先事項だと思う。そしてなにより体の違いがアメリカ人との 一番の違いであった。日本で背が高い方である自分も、同じポ ジションのアメリカ人と比べたら小柄であった。また、筋力の違い で投げるという一つの動作に関しても全く力の伝わり方が違うこ とに気づいた。 日本に戻っても高い目標を持ち、常に自分は高みを目指すんだ という気持ちで努力を続けていきたい。そして来年またアメリカ に戻って、次こそはアメリカ人を驚かせられるような日本人の フットボール選手になっていられるように精進していきたいと思う。 10 THE CAMP
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