2014年 2014年 第15回法人福祉QC 第15回法人福祉QC発表会 QC発表会 2014年11月15日(土)春日井市総合福祉センターにて、第15回法人福祉QC発表会を開催いたしました。 第15回目となります今回も、例年とおり400名を越える方々にご参加いただけました。 (発表の様子) (発表パワーポイント) (審査の様子) 【金賞サークル 金賞サークル】 もりもり桃山( グレイスフル春日井 所属) 所属) サークル】もりもり桃山 桃山(デイサービスセンター グレイスフル春日井 第15回テーマ 第15回テーマ「 テーマ「平成26年度 事業計画の 事業計画の経営方針に 経営方針に基づくもの」 づくもの」 ~ 平成26年度 法人の経営方針 ~ ☆ 新たなユニットケアの考え方を構築する。 ☆ 利用者の重度化に対応可能な、効率的かつ専門職としての介護職の役割を確立する。 ☆ 在宅復帰支援施設としての位置付けを確立する。 ☆ リハビリ機能の強化を図る。 ☆ 介護・認知症の予防と改善を図る。 ☆ 認定こども園導入に向けて準備を始める。 ☆ 働く女性の就労支援を行う。 ☆ 効率良い運営とサービスの安定。 ☆ 収益を確保する。 ☆ ISO9001による教育システムの見直しを行う。 ☆ 地域貢献事業により社会福祉法人の存在意義を明確にする。 宮澤 勝弘 黒田 龍嗣 志水 暎子 田島 誠一 杢野 暉尚 第15回審査員のご 第15回審査員のご紹介 のご紹介 紹介 (敬称略/順不同) 春日井市健康福祉部長 春日井市社会福祉協議会 会長 名古屋経営短期大学 健康福祉学科 学科長 教授 日本福祉大学 福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科 教授 社会福祉法人サンライフ/サン・ビジョン 理事長 ※サンライフ、サン・ビジョンでは、各事業所で福祉QC活動に取り組んでおり、毎年1回、各エリアの予選会を通過し たサークルが活動成果を発表いたします。 2014年 2014年 第15回法人福祉QC 第15回法人福祉QC発表会 QC発表会 発表会 質問回答 2014年11月15日(土)開催「第15回法人福祉QC発表会、にご参加賜りまして誠にありがとうございました。 ご参加の皆様から寄せられた質問の回答は以下のとおりです。 賞 エリア 所属事業所 サークル名 テーマ 回答者 【午前の部】 安定した経営基盤を目指して 名古屋 介護老人保健施設 三ツ星相談員 三治 敏郎 ジョイフル名駅 ~待機者確保でスキルアップ~ 質 在宅からの入所に関しては待機者増に繋がらなかったと結果が出ているが、在宅の介護される側・介護者 問 が施設に求めているニーズは何だと思われますか。(発表では病院は早期にとってほしいというニーズが 強いとのことですが) 入所を早期で希望される方と申し込んだ方が考えているタイミングで入所を希望される方と別れている 回 為、申込みをするものの待機者となって入所意思の最終確認を行うと、「すぐの入所は考えていない」返 答 事をいただくケースも多数あり、待機者増には繋がらなかったと考えています。その為、在宅からの入所 希望される方のニーズは「家族の思う、良いタイミングでの入所できること」と思われます。 質 病院や職員の方々と連携や話し合い改善をするうえで大変なことは何ですか。 問 職員との連携、話し合い改善に関しては、関係職種で意識を統一してそれに向けて情報共有を欠かさない 回 こと。 答 ア エンジョイ生活! イ 江南・ デイサービスセンター チームD デ 岐阜 ジョイフル羽島 ~在宅生活を1日でも長く継続するために~ 大橋 恵美 ア 握力・5m歩行・アクティビティを増やすことで、個別的に数値として効果は上がっているとは思うが、も 質 し低下もしくは維持ならばその原因は何か。また、今継続されてどうか。 問 現在利用者様の数値は少しずつ上がっています。目標は高く持つことはもちろんですが、私たちは現状の 維持を目的とし行っています。低下の原因について測定を行う日の体調も一つの原因と考えています。理 回 由として、その方の普段の状態や様子などを見ても特別な変化が見られていないのに、数値が低下するこ 答 とがあるからです。 質 体を動かすことが苦手な利用者様や嫌がる利用者様には、どう接っし、楽しくできるよう工夫しています 問 か。 体を動かすことが苦手な方に関しては、一人で行うのではなく職員や他の利用者様と会話をしながら少し ずつ参加できるよう取り組んでいます。会話も笑えるような内容(運動とは関係ない話)を多くいれ、体 を動かすことは楽しいことと思って頂けるよう工夫をしています。利用者様の中にすごく動くことを嫌う 回 方が見えました。話をしながら「腕どこまで上がる?足は?」など質問していき次第に一緒に体操を行う 答 ようになった方が見えます。行ってほしいことを強制するのではなく、楽しみながら支援することで、う まくいくことがあるかもしれません。 質 自立動作を細分化した表を作成するときは、どんなメンバーで行ったのでしょうか。作業療法士など専門 問 職の意見も入っていますか。 私どものデイサービスは専門職がいませんので、デイ職員(相談員1名、介護職員2名、看護師1名)と特 養の介護長に協力をして頂き、5名で作成しました。内容も専門的なことではなく、シーツ交換時、カバー 回 を外すことが出来る・シーツを介助があればつけることが出来る・一人でシーツを付けることが出来る。 答 といった生活動作の中で自立動作を細分化できるよう表の作成を行いました。 質 データよりも実際利用者様はどんなデイサービスで日常生活を送られているのか。どんなことをされて元 問 気になっていらっしゃるのか。 私たちのデイサービスは「第2の家」をコンセプトにサービスを行っています。実家に帰った時の様な気 持ちになり、その日1日を楽しんで頂けたらと思っています。創作活動や体操はもちろん、季節の行事、機 回 能訓練を兼ねた外出行事を行っています。また、食事面では月に1回青空食堂やイベント食など皆様に楽し 答 んで頂けるような内容を毎月考え行っています。家事内容(シーツ交換、配膳準備、洗たくたたみなど) も行って頂いています。 あれ?席に誰もいない!? 長野 デイサービスセンター ぴっかりちゃん 脇坂 武 グレイスフル辰野 運動メニューの変更を行って 質 障害や身体が動かず運動できない方のケアはどう考えて行っていますか。またどんな工夫がありますか。 問 回 掲示物があれば自分でできる方、声をかければできる方、横で一緒にやればできる方、直接身体を動かす 答 支援をすればできる方などその方の状態に合わせた関わり方を考えています。どの職員も関わり方に差が できにくいように、マニュアルを作成したり、勉強会を開催したりしています。 施設全体 モチベーション向上を目指して 伝説のサン 長野 グレイスフル塩尻 木下 鼓 塩尻 プロジェクト ~働きやすい環境作り~ 質 (効果の確認より)「日々利用者様が喜んでくれる場面がある」と答えた職員が99%とありましたが、 問 残り1%の方はどうして場面がないと答えたのでしょうか。(職員自身の問題?関わり方の問題?) 回 もっと利用者様が喜んでくれる場面を増やす必要があると考え、「いいえ」と判断したスタッフがいると 答 考察しています。 質 お食事会を多く開催しているようですが、参加者の負担はあるのでしょうか。施設独自の取り組みの場 問 合、法人として他施設との整合性はどのように図られているのでしょうか。 昨年度のお食事会の費用は、QC・研究活動で入賞して頂いた賞金や、参加賞を活用しています。当法人全 回 体で、QC・研究活動に対する賞金ルールがある為、各施設・各事業所で、それを活用することができま 答 す。 質 スタッフ通信は誰が作成されているのでしょうか。また、それはいつ作成しているのでしょうか。 問 回 スタッフ通信は、事務所スタッフメンバーで作成をしています。就業時間の中で作成しています。 答 デイケアセンター はっする☆砂田橋 「その人らしい過ごし方」の支援 名古屋 ジョイフル砂田橋 ~はっするぷらんの取り組み~ グループホーム Life 春日井 グレイスフル八田 八田小町 ~あたらしい自分に出会おう~ 【午後の部 1部】 退屈な時間はもう終わり! 敢 名古屋 介護老人福祉施設 なかまチャレンジ 闘 ジョイフル名駅 ~レクリエーションを見つめ直そう~ 忘れ物ゼロを目指して 長野 特別養護老人ホーム 北・駒ヶ岳 村澤 政亮 グレイスフル箕輪 ショートステイの業務改善 ユニット職員が全員揃った意見交換を行うのは難しいと思うのですが、どのような工夫をされて全員参加 質 できるようにしているのでしょうか。 問 できる限り職員を出勤するよう勤務を工夫しました。長時間化しないよう、検討内容とそれに対する意見 回 を事前に集約し限られた時間で的を得た検討と結論が出せるよう工夫しました。 答 質 ショートステイユニットなのに、サークルメンバーに施設ケアマネがいたのは何か意図があるのでしょう 問 か。 多職種でのチームケアを目指していましたので、本入所、SSと関係なく、所属する職種全員で取り組みを行 回 いました。介護のみでなく、多職種の様々な視点からの意見はとても有効に活用できています。 答 はじめの一歩 名古屋 特別養護老人ホーム 丹下拳闘クラブ ジョイフル千種 ~より教えやすく成長できる環境への歩み~ 西野 裕 教育進捗状況のリーダーと教育者の話合いは、確実に実行できているのか(どの時間?)。「フロアの業 質 務が優先されていた」という部分は、「教育」が先にくるようになったのでしょうか。 問 リーダーと教育担当者の勤務が重なった時に直接話し合いを行い、勤務がすれ違う際にはノートを活用し 回 ております。また、利用者様をより深く知ることを中心に教育を行いました。 答 接遇面に優れたショートステイへ 江南・ ショートステイ おこしやす 脇原 大輝 岐阜 ジョイフル各務原 ~安心と信頼~ 質 接遇・マナーの浸透は伝達(伝言ゲーム)と掲示だけで、勉強会やその場での指導は行わなかったので 問 しょうか。 お辞儀の種類・メラビアンの法則・言葉遣いについて担当職員で調べ、担当者から各職員へ、面談形式で 回 本人の良いところは伸ばしつつ指導、伝達、掲示を行い意識向上に努めました。 答 保育園 銀 江南・ 岐阜 ジョイフル多治見 汽車ぽっぽ 「食育」~食べることを楽しみ合う子どもへ~ 新田 富美 たのしく食べよう給食 質 対策の方針として、スライドには「好きなもの、食べたいものを増やす」とありましたが、栄養のバラン 問 スを考えると好きなものばかりでは偏ってしまうと思いました。残食率が減っても、相対的に好きなもの が増え、嫌いなものが残食されてしまっているという可能性はないのでしょうか。 回 嫌いなものも食べられるようになり、食べたいものに移行するという考え方です。 答 質 息子と一緒に歌いたいので、歌詞を教えてください。 問 *「ごんべさんのあかちゃん」の曲で歌います。 ♪いちばん(赤群の食べ物) からだをつくるのなんでしょう そーれはあーかのたべものよ おにくにさかなに まめたまご ぎゅうにゅうこざかな のりわかめ ♪にばん(黄群の食べ物) ねつやちからになるものは そーれはきいろのたべものよ ごはんにうどんに いもさとう 回 あぶらやバターが エネルギー 答 ♪さんばん(緑群の食べ物) ちょうしをだすものなんでしょう そーれはみどりのたべものよ きゃべつにきゅうりに ねぎだいこん にんじんかぼちゃに ほうれんそう ♪よんばん あかきみどりをとりそろえ きちんとたべればじょうぶな子 うんどうあそびに おてつだい もりもりかつやく げんきな子 個別ケアでココロオドル 松田 薫 春日井 小規模多機能型居宅介護 s,s,m 松倉 亜希 グレイスフル浅山 ~enjoy~ 質 「個別ケア」=「個別レク」ではない気がしますが、職員は違いを理解されているのでしょうか。 問 ケアマネジャー、小規模職員、その他専門職種とでケアプランを作成しており、ケアプランが「個別ケ ア」を行う指標となっています。小規模多機能の特性上、自立支援を目指しており、自立支援を目指す上 回 で個別のケアプランの中から今年度は特に「個別レク」に力を入れたいと考え、QC活動のテーマに取り上 答 げ活動をしました。 小規模多機能型居宅介護 グレイスフル浅山では「個別ケア」の中の一つとして「個別レク」を位置づけて います。 質 個別ケアが行えるよう、おやつ作りは毎日されているのでしょうか。 問 回 小規模では午後の時間に様々なレク(作品作り、体を動かすもの、カラオケなど)を取り入れているの 答 で、おやつ作りは月に2~3回程度行っています。 【午後の部 2部】 利用者様を元気にする仕組み作り もりもり桃山 鶴巣 操 金 春日井 デイサービスセンター グレイスフル春日井 ~感情を揺さぶる~ 職員から提案してやりたいことをするシステム作りはないのでしょうか。利用者様とのコミュニケーショ 質 ン作りとして、職員から一人ひとりのプログラムを考えることはないのでしょうか。 問 選択アクティビティのプログラムは、基本的には職員の提案で構成しています。その過程で利用者様のご 回 意見、ご希望をお聞きしながら、少人数であっても希望する方がいらっしゃればプログラムとして取り入 答 れるメニューもあります。 質 ポイント制でもらえる物には、苗や種がありましたが、継続することによるマンネリ化はないのでしょう 問 か。商品の入れ替えなども定期的にしているのでしょうか。 回 エリア通貨(グレイス)の流通に関して毎月会議を行い、内容の見直しも行っています。季節ごとに宝く 答 じを行ったり、ゲームや誕生日のプレゼントにしたりとアイデアを出し合いマンネリ化しないよう工夫し ています。 当たり前に快適に 江南・ 特別養護老人ホーム 介適隊 岐阜 第2ジョイフル江南 ~人としてより良い排泄ケアを目指して~ 時間の有効活用 江南・ デイケアセンター 良暇朗 岐阜 フラワーコート江南 ~YOKAROW ~活気ある生活を目指して~ 睡眠の質 向上を目指して! 江南・ 特別養護老人ホーム やまきん 岐阜 ジョイフル各務原 ~メリハリのある気持ちの良い生活~ 河合 勇哉 対象となっているK様本人や家族の意向は?生活歴から夜間の睡眠時間が少ない習慣の方もいる。日中や 質 ることがないと誰でも眠い。それが夜間の覚せいにも繋がるので、K様のおかれている状況と個人の思い 問 や精神状態を容認的に検討することはされているのでしょうか。 ご家族様は頻繁に面会に来て下さる方で、面会時に眠っている状態を見てご家族様から「会いにきたけど 寝ちゃってる・・・」等のつぶやきがあった事や在宅での生活のご様子を教えていただく中で、ご家族様 回 より”社交的で歌や会話を楽しまれて過ごされていた”と教えていただき、夜間は良く休まれ、日中は覚 答 醒を促すことで、在宅で生活されていた時のように歌や会話を楽しめるように検討させて頂いた上、今回 の取り組みとなりました。 アロマティーは利用者様本人はそれを望まれているのでしょうか。苦手な方にはどういった対応を考えて 質 いるのでしょうか。 問 回 今回の対象利用者様はアロマティーを好んで飲んで下さっていました。 苦手な利用者様には、別のアプローチとしてトリプトファンを多く摂取出来る飲み物として、乳製品・バ 答 ナナジュース等を個々の嗜好を踏まえ提供し対応しています。 質 メラトニンについての知識は、どのように得たのでしょうか。 問 回 知識を得るきっかけは、テーマを選定した後に介護長からのアドバイスがきっかけでした。そのアドバイ スを元に、まずはユニットリーダーが情報の収集・書物からの情報を収集し、資料を作成をした上で、ユ 答 ニット内で勉強会を開催し職員にも知識を広げていきました。 質 睡眠と排泄の関係で、何か良眠から改善へ繋がった事例はあるのでしょうか。 問 睡眠のテーマ選定以前から水分量アップによるを排便コントロールを実施しており、K様も定期的な排便 回 に繋がっていたと思われます。 答 紫陽花24 健康に年をとり、いつまでも自立した生活を送ろう 湯澤 慎一 銅 長野 特別養護老人ホーム ~ひたむきな愛情~ グレイスフル塩尻 ~ヘルシーエイジングを導入して~ K様の事例の中で、毎日新聞を取りに行くという日課は、ご本人の意向から始めたのでしょうか。そうで 質 なければ、どのように声かけを行い、日課として定着させることができたのでしょうか。 問 K様の過去の経験から、新聞を取りに行く、新聞を読むという日課がありました。カンファレンスの際 回 に、ご本人の意向も確認し開始しており、定着することもできました。 答
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