SV機能利用について - セキュリティUSBメモリのイーディーコントライブ

SV機能利用について
イーディーコントライブ株式会社
リスクマネジメント事業部
第3版
機能概要
『SV機能』は、Traventy 3及びTRAVENTY SuperVisionシリーズUSBメモリ上で行われたファイル操作ログ
を取得する証跡管理機能になります。
各製品ごとの必要な製品構成は以下の通りとなります。
[USBメモリ本体]
[機能設定用ソフトウェア]
[ログ収集サーバソフトウェア]
[ログ機能利用ライセンス]
+
+
+
+
+
+
本資料ではSV機能ご利用開始までの手順が記載されています。
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利用開始までの流れ
1
AssetFinder
1. AssetFinderのインストール
2
管理者ツール
3
USBメモリ
1. AssetFinder(資産管理機能)を有効
にしたポリシーの作成
1. 作成した「完全初期化ツール」による
USBメモリの初期化の実施
2. 初期化ツールの作成
(完了)
2. AssetFinderへの初期登録
2. SVライセンスファイルのインポート
*SV機能をご利用の場合のみ
3. 利用者情報のインポート
-グループ情報/個人識別情報/USB個別ID
(完了)
[オプション設定]
• 社内PC情報のインポート
-IPアドレス/コンピュータ名
*社内PC管理を行う場合のみ
※
※
本機能を有効にした場合「完全初期化
ツール」と「通常初期化ツール」の2種
類の初期化ツールが生成されます。
本機能をUSBメモリに適用する場合は、
必ず「完全初期化ツール」による初期化
が必要になります。
-企業ID/個人識別情報の入力
*本作業はAssetFinderと通信可能な環境
で行う必要があります。
3. パスワード設定
4. TMUSBアクティベーション実施
*TMUSB搭載製品のみ
5. 通常利用開始
memo

完全初期化ツール(Traventy 3:FullInitTool.exe / TRAVENTY SuperVision:FullyInitTool.exe)
完全初期化ツールは「AssetFinder登録情報」「パスワード情報」「USER_DRV上のデータ」のすべての初期化及びポリシー
の書き込みを行います。
※TRAVENTY SuperVisionシリーズについては、初回は本初期化ツールによるUSBメモリの初期化が必要です。

通常初期化ツール(InitTool.exe)
通常初期化ツールは「パスワード情報」「USER_DRV上のデータ」のすべての初期化及びポリシーの書き込みを行います。
AssetFinderへの登録情報を維持したままUSBメモリの初期化を実施する場合には本ツールをご使用いただきます。

簡易初期化ツール(SimpleInitToo.exe)※Traventy 3のみ対象
簡易初期化ツールは「パスワード情報」の初期化及びポリシーの書き込みを行います。AssetFinderへの登録情報及び
USER_DRV内のデータを保持したままUSBメモリの初期化を実施する場合いは本ツールをご使用いただきます。
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AssetFinderのセットアップ手順
1
下記のURLよりお申し込み頂きAssetFinderのインストーラ(AFM_inst_xxxx.exe)を取得します。
(お申し込みURL)
https://www.safety-disclosure.jp/form/contact.php
2
取得したインストーラを、イントラネットまたはインターネット環境に設置した端末にインストール
を行います。※インストール手順については「AssetFinder管理者マニュアル」をご参照ください。
対応OS
Windows Server 2012 Essentials/Standard/Datacenter (64bit)
Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter (~SP1) (64bit)
Windows Server 2008 Standard/Enterprise/Datacenter (~SP2) (64bit/32bit)
Windows Server 2003 R2 Standard/Enterprise/Datacenter (SP2) (32bit/64bit)
Windows Server 2003 Standard/Enterprise/Datacenter (SP2) (32bit/64bit)
※いずれのOSも日本語版のみに対応
ミドルウェア
Apache2.x 、PHP5.x 、MySQL5.x
※AssetFinderインストール時に同時にインストールされます。
プロセッサ
1GHz以上のIntel Xeon/Pentium/Celeron ファミリ、AMD Athlon/Opteron ファミリまたは互換性のあるプ
ロセッサ
※但しOSのシステム要件を満たすこと
メモリ
512MB以上
ハードディスク容量
200MB以上(フルインストール時)
※上記はインストールに必要なディスク容量になります。ログの保存には、上記以上のディスク容量が必要に
なります。目安としては、1操作ログでおおよそ1~2KByte の容量が必要です。
ネットワークアダプタ
必須(1つ以上の固定IPアドレスが必要)
対応ブラウザ
Internet Explorer 6.0/7.0/8.0/9.0
構成
1台構成または2台構成(WEB1台、DB1台)の選択が可能です。
その他
「ログ自動バックアップ設定」「ログ削除」の操作は、Administratorでのみ実行可能
.Net Framework 2.0または3.5がインストールされていること
Microsoft Visula C++ 2008 Runtime(x86)がインストールされていること
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※但しOSのシステム要件を満たすこと
SVライセンスファイルを読み込む
AssetFinderを起動し、メニュー画面から「ライセンスファイルの読み込み」をクリックし、メールで納
品された「SV機能利用ライセンスファイル」参照・選択し読み込みます。正常に読み込みが完了すると、
メニュー画面の右上に保有ライセンス数と期限が表示され、「利用者一覧」の画面上側にライセンス状況
が表示されます。
正常に読み込まれると、メニューページの右上に
ライセンス数と期限が表示されます
利用者一覧ページに、ライセンス状況が
表示されます
ライセンスファイル
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AssetFinderに利用者情報を登録する
利用者を登録します。AssetFinderのメニューページ「利用者一覧」をクリックし、右上にある[利用者
新規登録] をクリックします。利用者新規登録画面が表示されますので、必要情報を入力し、ユーザを
登録します。SV機能対象となるユーザ(USBメモリ)の場合には「SV機能」有効を選択します
※ AssetFinder管理者マニュアルP15~19をご覧下さい。
※ 一括登録(CSVインポート)も可能です。
有効性
対象となるUSB メモリの使用に関する設定です。
有効=使用可能状態にします。
無効=使用禁止状態にします。
SV 機能
対象となるUSB メモリへのSV 機能利用を設定します。
有効=SV 機能を使用します。
無効=SV 機能を使用しません。
SV ライセンスが有効になっていない、またはライセンス数を超える場合はSV 機能を有効にできません。
グループ1~3
対象となる利用者のグループ(例:所属部署名など)を40 文字以内で設定し
てください。
個人識別情報
利用者を特定するための情報です。USB メモリと1 対1 で対応します。
利用者がUSB メモリを初めて利用する際に入力を求められますので、USBメモリ配布時に利用者への通知が必要になります。
24 文字以内で設定してください。一度設定すると変更ができませんのでご注意ください。
USB 個別ID
USB メモリを特定するための情報です。個人識別情報と1 対1 で対応します。
半角英数、-(ハイフン)、_(アンダーバー)で、10 文字以内で設定してください。一度設定すると変更ができませんのでご注意くだ
さい。
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資産管理機能を有効にしたポリシーの設定
ポリシー設定ツールの設定項目の中の「資産管理機能」を有効に設定したポリシーを選択し、初期化ツー
ルを作成します。作成した初期化ツールでUSBメモリを初期化することで、資産管理機能が有効になった
ポリシーがUSBメモリに適用されます。
 ポリシー設定ツール
 初期化ツール
初期化ツール
生成
 USBメモリ
初期化実行
 ポリシー設定ツール
 初期化ツール
初期化ツール
生成
 USBメモリ
初期化実行
USBメモリの初期登録
AssetFinderと接続できる環境にて、USBメモリを起動すると、初期登録画面が表示されます。あらかじめ設定し
た「企業ID」「個人識別情報」を入力することで、USBメモリとAssetFinderが紐付き、管理できるようになり
ます。
登録完了
初期登録
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初期登録
注意事項
<ログ取得機能>

すべてのファイル・フォルダ操作に対しての取得を保証するものではありません。ログの書き込み前にUSBメモリを抜いた場合
ログが欠損する可能性がございます。USBメモリをパソコンから抜く場合にはすぐに抜かず、正規の手順でお願いします。

ログ取得機能にはライセンス期限があります。期限を超過した場合には、USBメモリで操作ログは取得致しません。
<ご購入に関して>
 ログ取得機能(SV機能)をご利用するには、”SV機能利用申請書”の提出,”SV機能月額利用料” (型番:TRASVF1V1)の購入が必須です。
 “SV機能月額利用料” (型番:TRASVF1V1)は原則6ヶ月分以上でのご購入をお願いします。
 製品の特性上、ライセンスファイル発行後の返品・交換はできません。
 ライセンスは AssetFinder1台に対し、1つのSVライセンスのみ使用できます。1つのライセンスを複数のAssetFinderに使用する
ことはできません。
<SV機能利用ライセンス発行について>
● 毎月23日で注文・申請書の受付を締め切り、利用開始日(翌月1日)の1~7日前迄にライセンスファイルを”SV機能利用
●
●
申請書”に記載されているメールアドレスへ送付します。
ライセンスは到着日から利用を開始することができます。
追加購入の際には、有効期限を現在保有しているライセンスの有効期限にあわせてご購入下さい。
(例)
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■著作権についてのご注意■
この書類の著作権はイーディーコントライブ株式会社にあります。
一部または全部を無断で使用及び複製することを禁止致します。
• TRAVENTY™はイーディーコントライブ株式会社の商標または登録商標です。
• Microsoft,Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
• Trend Micro USB Security™ for Biz、 TRENDMICRO、ウイルスバスターはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
• その他製品名及び社名などは各社の商標または登録商標です。
編集/発行: イーディーコントライブ株式会社
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■大阪支社■
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