AT 脱着・分解組立

第1号様式(1/3)
一級工学科
自動車整備科
時期
2年B巡
科目
シャシ
総時限
33
2014年度
単元
シャシ
教科概要
教科名
AT
2級 シャシ
発行日
教科書等 日産技能修得書3級シャシ AT編
持参品
教科担
当
2014年4月1日
1.実習の目的(この実習の狙い、目的を明確に記入)
1.サークルチェックの重要性を理解させ、実習開始前には、自然とチェックしているようにする。
2.車両より4速AT(FF)の脱着方法、注意事項を学ぶ。
3.ストールテスト, インヒビタSW点検調整を学ぶ。
4.シフトロック装置の回路を配線図から抜き出し,サーキットテスタによる測定、故障診断を行う。
2.指導目標(学生をどのようにしたいのか)
1.お客さまの車両を取り扱う上での注意事項を理解させ、実際に気を使いながら取り扱うようにする。
2.サークルチェックの重要性を理解させ、実習開始前には、自然とチェックしているようにする。
3.リフトアップ・ダウン時の危険予知を常に意識させる。
4.重量ユニットの脱着時の危険予知を常に意識させる。
3.学習目標(学生の目標)
1.車両ごとに車両保護のカバー類の取り付けが正しく出来る
2.サークルチェックの意味を理解し、確実に車両のチェックが出来る
3.車両ごとのリフトアップポイントを理解し、安全に正しく、確実にリフトアップ出来る
4.ATの脱着の手順を理解し、安全に正しく、確実に出来る
5.ATF(オートマティックフルード)の点検方法と交換方法を理解し、確実に作業が出来る
6.インヒビータSWの作動・点検方法と調整方法を理解し、確実に作業が出来る
7.シフトロック回路を配線図から抜き出すことが出き、配線色、カラーコード、端子の配列が分かる。
8.サーキットテスターを用いてシフトロック回路の端子電圧を測定でき、作動の良否の判断が出来る。
4.ATの脱着の手順を理解し、安全に正しく、確実に出来る
9.各種工具の取り扱い、ボルト、ナットの回し方、締付けトルクを理解し、場所に適した工具が使える
10.実習作業終了後の完成品質安全、確実、スピーディな作業姿勢を体感し、身に付ける
4.学習評価(実技・筆記の割合、主な試験項目)
実技:
68%
1.インヒビータSWの点検,作動・役割
2.AT組付け作業終了後の完成品質
3.ATシフトロック回路の配線色の読み取り,各端子電圧の点検
4.AT安全装置の作動確認(インヒビータSW,シフトロック,キー・インタ・ロック,リバース位置警報装置)
筆記:
32%
1.ストールテストの実施方法,故障診断
2.AT脱着に伴う作業時のポイント(液補充、点検、ATFの状態と考えられる原因)
4.AT安全装置の作動説明(記述式)(インヒビータSW,シフトロック,キー・インタ・ロック,リバース位置警報装置)
3.シフトロック回路の正しい作動を理解しているか確認(記述式)