Winter 2014 We really appreciate the way "Words to the World" and "PwC Japan" cooperated to translate "Experiences of the Earthquake" into English. This project began at the "Harrison Japan Spring Festival. " Ms. Rie Shibata, Ms. Mayuko Yoshida and Ms. Yoko Yorihiro, the members of operating committee, offered to donate some of the profits to the Higashimatsushima City Library. At their kind suggestion, we were able to supply many interesting books for our library. After that, we wanted to make our website, “Experience of the Earthquake” available in English, to let people know all that we experienced in this painful and sorrowful disaster, and to thank the many countries who supported us in our recovery. However, we hit against a language barrier: who could be our translator? Fortunately, this problem was solved in the summer of 2014, when the Yorihiro family visited the Higashimatsushima City Library and was able to give us some advice and help us find many volunteer translators for this project. We would like to thank Yoko Yorihiro and all of the many other translators who worked so hard on this project. The translation of dialect and names of place must have been very difficult. We plan to continue to add new “Experiences of the Earthquake” to the website, and we will continue to recover, thanks from the bottom of the heart to acts of kindness from all over the world. Higashimatsushima City Library 東松島市民の震災の体験談英訳について 今回、「Words to the world」、「PwC Japan」の皆様が、この度 英訳化をしてい ただきましたことに心より感謝申し上げます。 「震災の体験談」の英訳のきっかけは、「日本春まつり inハリソン」です。その時 の実行委員は柴田理恵さん、吉田真由子さん、頼廣陽子さんでした。お祭りの売り上げ の一部を東松島市図書館に市民が元気になる本を揃えて欲しいという、真っ直ぐなあた たかい申し出でした。お陰様で、市民が希望する本を揃え喜んで利用されています。 その後、このままご縁が終わることを残念に思い一通のわがままなメールをしました。 東松島市図書館では「東日本大震災の体験談」を記録していること、その英訳版をホー ムページで公開したいことを相談しました。 なぜ、英語で「震災の体験談」をホームページで公開するのか。理由は、東日本大震災 以降、国内だけでなく、国外から尽きる事のない支援がありました。「ありがとう」以 外に感謝を表現したい、支援があったことでここまで復興できたことを報告したい、私 たちが経験した辛く苦しく悲しい自然災害を他の人達に経験して欲しくない願いが私 たちの根底にあります。しかし、言葉の壁がありました。 この言葉の壁がなくなる出来事がありました。2014年夏、頼廣さん一家が日本に帰国 した時に、東松島市図書館にわざわざ訪れていただいたのです。そして、具体的に、ご 相談に乗っていただきました。 その後、頼廣さんの呼びかけで、多くの方にご賛同いただいていること以外はほとん ど、お知らせがありませんでした。しかし、頼廣さんがその後のご苦労は並々ならぬも のとお察しします。そして英訳化にご尽力頂いた方々もとても大変だったと思います。 私達の為に、仕事、勉学、家庭や友人との大切な時間を削り英訳をおこなっていただき ましたこと、特に英訳では地名、名前、方言だけでなく、被災者の気持を伝える言葉探 しなど、数を上げればきりがないと存じ、私たちは万感の思いです。 私達も、皆様のあたたかいご協力で、一文字一文字の英訳がされ、新たにできた「震 災の体験談」を大切に伝え、胸に刻んで復興に取組んでまいります。 この場をお借りして、心より感謝申し上げます。 2014年12月 東松島市図書館職員一同
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