アルミ用高速カッタ RF4000型 Aluminum Machining Cutter RF4000 Type ■ 概要 アルミ用高速カッタ RF 型は、アルミ合金を始め非鉄金属の粗加工から 仕上げ加工までこなす、高性能軽量カッタです。 ■ 特長 ●粗加工から仕上げまで ● 強靱な軽量ボディ ・ 粗加工は 超硬チップでエコノミー加工 ・ 仕上げ加工は スミダイヤで高精度加工 ・ 特殊アルミ合金の採用で強度アップ ・ 重量は鋼ボディの約 40%に軽量化 ・ 表面は硬質アルマイト処理 ・ 高速回転、主軸負荷の軽減、工具交換時間短縮 などに顕著な効果 粗仕上同時加工も可能 ● 簡単な刃振れ調整 ● 安全設計 ・ 遠心力による部品やチップの飛散を防止 ・ ( 右表の許容回転数以内でご使用ください ) ・ ・ ・ くさび構造を用いない歪追放設計 プリセットが簡単な外部セッティング構造 ユニットの装着だけで、刃振れ 10 μ m 以内を 確保する高精度設計 ■ 使用実例 ● 許容最大回転数 使用工具 切れ刃 (チップ材種) 加工物 (被削材) RF4160R vc = 3,000 スミダイヤブレード vf = 5,730 (DA2200) ap = 0.10 ケース (ADC12) カ ッ タ 平 面 ラジアス 多機能 仕上げ 切削条件 vc= 切削速度 (m/min) vf = 送り速度 (mm/min) ap= 切込み (mm) RF4080R 17,000 仕上げ面粗さ:Ra=0.2μm 加工数:30,000 ケ (超硬チップの 30 倍の寿命) RF4100R 15,900 RF4125R 13,500 RF4160R 11,000 RF4200R 9,000 RF4250R 7,600 RF4315R 6,000 ミッションケース 合わせ面 (ADC12) RF4125R スミダイヤチップ (DA1000) vc = 3,000 vf = 7,640 ap = 1.5 仕上げ面粗さ:Ra=0.3μm 加工数:20,000 ケ シリンダーヘッド 取り付け面 (AC4C) RF4250R 超硬チップ (H1) vc = 2,000 vf = 7,535 ap = 3.5 粗加工 加工数:10,000 ケ ■ 適用被削材 ● ● n max (min -1) 型 番 使用結果 ■ 仕上げ面粗さ ルミおよびアルミ合金全般 ア その他非鉄金属 ( ) ・加 工:仕上げ加工 ・ vc = 4,990m/min ・機 械:立型マシニングセンタ ・ n = 15,900min-1 ・アーバ:HSK63A ・ vf = 11,400mm/min ・被削材:Si10 ~ 12% アルミ合金 ・ fz = 0.12mm/t ・カッタ:RF4100R 刃数 6(ワイパー 1)・ ap = 0.5mm、ワイパー ap = 0.03mm ・材 種:スミダイヤ(DA1000) ・ Dry 鋳鉄、鋼は 切削できません 隅 削り R・倣い アルミ 軽合金 鋳鉄高速 Rz( 最大高さ ):0.69μm Ra:0.092μm Si含有量13%以下 ISO N 被削材 アルミ合金 硬度 ● 刃先位置推奨値 チップ 切削速度 v(m/min) 送り量 f(mm/t) c z 材種 下限- 推奨 -上限 下限- 推奨 -上限 Q 2000- 3500 -5000 0.05- 0.13 -0.20 Q 1000- 1750 -2500 0.05- 0.13 -0.20 Q 400- 600 -800 0.05- 0.13 -0.20 Q 200- 300 -400 0.05- 0.13 -0.20 DA1000 DA2200 H1 超硬チップとスミダイヤチップ(ブレード)は下図の位置を推奨します。 ● ● 粗仕上げ同時加工の場合 粗仕上げ同時加工の場合 ● ● ワイパー刃装着の場合 ワイパー刃装着の場合 スミダイヤチップ スミダイヤチップ 超硬チップ 超硬チップ N アルミ合金 スミダイヤチップ スミダイヤチップ ø c 0.5 DA1000 DA2200 H1 0.5 Si含有量13%超え ø c1.1 1.1 ワイパーチップ ワイパーチップ 0.03∼0.05 面 取り ■ 推奨切削条件 0.03∼0.05 溝・T溝 1.0 1.0 注意事項(詳細は製品添付の取扱説明書をご覧ください) 各切れ刃は組合わせて使用することが可能ですが、次の事項をお守りください。 ● ● ● H74 同一カッタには必ず再研磨回数の同じ切れ刃をセットしてください。 粗仕上げ同時加工の場合は、超硬チップとスミダイヤチップを交互 に配置してください。 スミダイヤブレードとスミダイヤチップを組合わせて使用するときは、 バランス保持のため必ず対向方向位置に同種の切れ刃を配置してください。
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