事業報告書(PDF - ちばのWA地域づくり基金

<様式4>
公益財団法人ちばのWA地域づくり基金
2013 年度事業指定助成プログラム第 1 期 事業報告書
記入日 2014 年
4
月
14 日
記入者 綿貫のばら
団体名
代表者名
特定非営利活動法人子ども劇場千葉県センター
理事長 宇野 京子
団体住所・
電話
〒260-0031
千葉県千葉市中央区新千葉 2—17-6 サンコート新千葉 102 号
TEL:043-301-7262
FAX:043-301-7263
E-mail:[email protected]
助成事業名
病気と向き合う子どもが笑顔になる贈り物事業
助成額
事業実施期間
217,615 円
2013 年
7 月 1日 ~
2013 年
11 月 30
日
本事業に対する他団体や個人からの協力の実績
ちばの WA 地域づくり基金及び寄付者・カンパイチャリティーのご協力店並びに募金参加者
千葉東病院の皆さん・ 下志津病院の皆さん
本事業に対する他の助成の実績
☑ なし
□ あり(
から
円)
※活動の様子がわかる写真を 3~4 枚データでお送りください。
これらの情報はすべてウェブサイトで紹介いたします。
■事業の概要
*本事業について、具体的にご記入ください。(計画を変更した点があれば注記してください)
<目的>:病気による長期入院・療養・通院を余儀なくされ、ともだちと思いっきり遊ぶことや家族と
<目的>
ふれあうことが制限されている子どもたちに対し、病院内で子どものためのクラウン、人形
劇、音楽などプロのパフォーマンスを届ける。合わせて家族や病院スタッフにも参加をよび
かけ、ほっとする時間をつくる。
<目標>:県内
2 か所の病院での実施
<目標>
<事業実施結果>
①独立行政法人国立病院機構下志津病院
・実施日時 2013 年 10 月 2 日(水)14:15~14:50
・実施場所 重症心身障がい児病棟 療育訓練室
・プログラム名 「ナメちゃんのあったかライブ」ともしび音楽企画
・参加者数 子ども 32 人、保護者 5 人、病院関係者 12 人(看護師 3 人、介助員 8
人、保育士 8 人、指導室職員 2 人
②独立行政法人国立病院機構千葉東病院
・実施日時 2013 年 10 月 23 日(水) ①13:55~14:25 ②14:55~15:25
・実施場所 重症心身障がい児病棟 ①1 階 31 病棟デイルーム ②2 階 32 病棟デイルーム
・参加者数 ①子ども 53 人、保護者 3 人、病院関係者 12 人(看護師、保育士、介助
員、療育指導室スタッフ、実習生)
②子ども 40 人、保護者 3 人、病院関係者 14 人
― 1 ―
■事業の成果
*成果目標はどの程度達成できましたか。当初の目標と比較して記入してください。
●目標の達成度・団体に与えた効果
●申請書に記載した成果目標
1.プロのパフォーマーと出会い、楽しい
時間を過ごしたことにより、明日も頑張
ろうとする気持ちを持つことができる。
心から楽しむことは治癒力の向上を期
待できる。
→実施した 2 病院はともに重症心身障がい児が長期療養し
ている病院であった。普段はあまり声を発することや、表
情の変化が少ない子どもたちだが、コンサートでは歌や音
楽に合わせ声を出したり、足を動かしたりと、それぞれ、
その子らしく楽しさやうれしさを表現していた。事前に病
院スタッフからきていた子どもたちの好きな曲のリクエ
ストにも応えた。ナメちゃんの語りかけるようなやさしい
歌声ともにあたたかな雰囲気が伝わり、病棟に戻ってもう
れしくて興奮状態が続き、子どもたちの心や体に柔らかく
届いたようだ。いつもと違う子どもたちの変化に看護師か
らも、歌うこと、声を出すことが心や体に良いとの感想が
あった。
2.入院中の子どもたちを支えている病院ス
タッフや、家族にほっとする癒しのひと
時を提供する事が出来る。
→コンサート中に保護者が子どもの背中をとんとんとた
たき一緒にリズムをとったり、歌を口ずさんだりと、穏や
かな癒しと心安らぐひとときとなった。何より子どもたち
の笑顔と病院外からの支援がうれしいと話してくれ、子ど
もと保護者、病院スタッフを励ました。アンケートの満足
度は 100%であった。
忙しい合間をぬってドクターや看護師もいっしょに参加
した。病棟での子どもたちとは違う姿や笑顔に驚いてい
た。なかなか外に出られないこともあり、他の人と出会っ
たり生の音楽等に触れあうことが特別な一日となり、こう
した機会が必要なことを実感をもって感じたようだ。
3.市民の寄付による病院でのパフォーマン
スの実現は、地域からの応援メッセージ
として子どもや保護者をはげますこと
につながる。
→実施した病院の担当者へ、事業の財源が市民からの寄付
であることを伝えた。広報のポスターや子どもたちへ渡す
招待状へも助成事業であることを明記して取り組んだ。
今回、事業指定プログラムに採択され、これまでにない不
特定多数の市民に拡げることができた。寄付金が積み重な
っていくたびに、応援してくれる市民がいる力強さを実感
し、この事業への誇りと緊張感をもって実施できた。寄付
獲得は不断の努力と市民への公開が必須であることも学
び、
、気づかされることが多く励まされた。
■課題
*事業を通じて、新たに見えてきた課題はありますか。もしあれば、その解決に向けて必要なことをお書きください。
・初めてこの事業を知る市民に、わかりやすく共感的な言葉やPRポイントにかなりの工夫が必要なことがわか
った。また、カンパチャリティーキャンペーンのお店への働きかけが、主体的な取り組みでなかったことを反
省し、次年度では積極的に行動していく。
・定期的に事業の進捗状況を寄付者や市民に公開するための、効果的な手法の検討が早急に必要なこと。
― 2 ―
*収支報告(本事業全体の収支を、具体的に記入してください)
収入の部
費目
内訳(単価・数量など)
本助成金
ちばのWA地域づくり基金より
自己資金
団体拠出金
金額(円)
217,615
45,805
合計
支出の部
費目
内訳(単価・数量など)
雑役務費
パフォーマーへの公演料
100,000 円(下志津病院) 100,000 円(千葉東病院)
旅費交通費
コーディネーター病院訪問・劇団打ち合わせ・当日旅費
下志津病院
263,420
金額(円)
200,000
37,300
訪問 4 名 3,580 円(岡田 960 円 中村 1,480 円 中村 1,140
椎名 0 円)×5 回=17,900 円
劇団打ち合わせ 新宿 3 名 椎名 1,900 円 岡田 1,080
円・中村 1,580 円×3 回=13,680 円
当日旅費 6 名(岡田 960 円 中村幸 1,480 円 中村雪 1,140
宇野 1,140 円 綿貫 1,000 円 椎名 0 円)
=5,720 円
22,120
千葉東病院
訪問 3 名(笠原バス 340 円 宇野 1,480 円 滝口 1,500
円)3,320 円×5 回=16,600 円
当日旅費 5 名(笠原 340 円 宇野 1,480 円 五十嵐 1,240 円
滝口 1,500 円 綿貫 960 円)=5,520 円
印刷製本費
子どもたちへの招待状作成 20 円×50 枚×2 病院=2,000 円
ポスター作成 50 円×10 枚×2 病院=1,000 円
看板作成 500 円×2 か所=1,000 円
合計
*領収書のコピーを費目別にまとめて添付してください。
― 3 ―
4,000
263,420円
― 4 ―