海星学院高等学校 EXPLORING MINNESOTA 2014 KAISEI GAKUIN HIGH SCHOOL 2014.10.2— 10.9 (8days) EXPLORING MINNESOTA 2014 Head Coordinators: Tom and Sue Haeg President of BSM: Dr. Kevin Gyolai Senior High Principal of BSM: Dr. Sue Skinner The Diversity Coordinator of BSM: Heather Lee Vice-principal of Kaisei Gakuin: Toshiaki Sugawara International Exchange Coordinator: Hiroshi Yamane, Jack Brodowski Accompanying Teachers: Masamichi Ogiya, Yuka Miyazaki, Yuya Nakasato Hitomi Osawa Facilitating Company in Japan: ISA Benilde-St.Margaret’s School:2501 Highway 100 South St.Louis Park,MN 55416 Kaisei Gakuin High School: 3-7-7 Takasago-cho Muroran, Hokkaido 050-0072 ミネアポリス EXPLORING MINNESOTA 2014 Thursday, October 2 (Day1) 今年も朝の4時半に学校に集合。先輩からのメッセージが書かれた黒板を後に、成田空港からシカゴを経由し てミネアポリスへ向かう行程も恒例となりました。現地コーディネータのトム・ヘイグ氏と奥さんのスーさんが温かい 笑顔に、14時間に及ぶフライトの疲れも癒されました。 ミネアポリスに到着後、トムさんが理事長を務める”Minneapolis Academy”(小学校)を表敬訪問しました。新しいタイ プの公立校(Charter School)である研究開発校として2004年に開校。3年連続「優秀校(Reward School)」として表 彰。革新的な教育システムを見学することができました。 いよいよホームステイの開始。姉妹校のBSM校でこれから7日間お世話になるホストファミリーが迎えに来てくれまし た。緊張しているにもかかわらず、笑顔で最初の会話をすることができ、これまで積み重ねてきた英会話の実力を 発揮することができました。 EXPLORING MINNESOTA 2014 Friday, October 3 (Day2) 姉妹校BSM校での授業体験。本校生徒一人につきBSM校の高校生一人がパートナーを組み、一緒に授業を 受けたり、ランチを食べたりするなどアメリカンスクールライフを楽しみました。落ち着いた校風の雰囲気の中でBSM 校の生徒は、慣れない英語で話をする本校の生徒に対して、優しくフレンドリーに接してくれました。一日一緒にい たバディーの生徒は、私たちにとって、初めてのアメリカの友達となり、帰国後も多くの生徒がメールなどを通して 交流を続けています。 Benilde-St.Margaret’s School (BSM) との姉妹校提携。2009年から交流を開 始し2010年6月に調印式を行い正式に姉妹校関係が成立。今年度は新 理事長のケビン・ジョライ氏を向かえ、6年目の交流が実現しました。 【高等部(4学年)901名・中等部(2学年)271名。クラス平均サイズ21名。 男子52%・女子48%。大学進学率98%。72%がカトリック。】 EXPLORING MINNESOTA 2014 Friday, October 3 (Day2) 現在、姉妹校BSMに1年間留学している有益壮馬くん。2014年8月から2015年6月まで、現地の高校生と同じカ リキュラムで勉強し、部活動にも参加しています。1年間の単位認定サポートもあり、帰国後、海星の同級生と一 緒に卒業することができるので、安心して留学できます。 Edina 高校に8人訪問 ミネアポリス最大の公立校で3学年で約2000人が在籍。日本語の授業もあり、生徒はホストブラザー・シスターと 一緒に登校し学校生活を楽しみました。午後からは日本語授業のサポートとして参加し、日米の交流の架け橋と なりました。 また、他にもSouth West 高校にも3名参加し、同様のプログラムを経験しました。 EXPLORING MINNESOTA 2014 Weekend, October 4 / 5 (Day3/Day4) 3日目・4日目の週末は、ホストファミリーとの休日を楽しみました。土曜日の夕方にはスケートパーティーが開催さ れ、各家庭で楽しく過ごしている様子がうかがえました。 現地コーディネーターを務めているトム・ヘイグ氏(Tom Haeg)は,聖ベネディクト修道会設立によるSt. John’s Universityの出 身です。今から約40年前に,本校での英語教員として採用予定で,直前まで手続きが進んだものの,事情により実現 せず,その後,1979年に来日,本校で約一ヶ月ではありましたが英語授業を特別に担当した経験をお持ちです。 その 後、ミネソタに戻り裁判官として職に就き2009年で勤めを終えられました。2009年に世界的に蔓延した新型インフルエン ザの影響で、7月のアメリカ合衆国カリフォルニア州オンタリオへの修学旅行が延期となり、渡航先の再検討をしていた 折に、聖ベネディクト女子修道会におられる本校第2代校長シスター・オリビアからトム・ヘイグ氏を紹介していただきまし た。本校のアメリカ修学旅行の研修地として、ミネソタ州ミネアポリスでのホームステイプログラムとBenilde-St.Margaret’s School(BSM校)を拠点とした研修のコーディネートを、定年後のボランティア活動として引き受けてくださいました。 2009年11月に新点地ミ ネアポリスでの修学旅行を実現し、翌2010年にBSM校と姉妹校提携を結ぶ際にも、トム・ヘイグ氏に尽力いただきました。 EXPLORING MINNESOTA 2014 Monday, October 6 (Day5) 5日目の朝は、アメリカのスクールバスに乗ってミネアポリス最大のカトリック教会「The Basilica of St.Mary」を見学。 モンデール元副大統領・駐日大使への表敬訪問をしました。生徒代表スピーチを舘岡光菜さん(豊浦中)が務 めました。室蘭市にある株式会社キメラさんに作成していただいたチタン製の盾をプレゼントしました。藤田愛佳さ ん(登別中)が英語で、モンデール氏の名前を日本語にしたデザインを生徒が考えたことや、室蘭が誇るキメラさ んの世界屈指の超精密加工技術で作成したことをモンデール氏に説明をしました。 遊園地が一体となったアメリカ最大級のショッピングモール、「モール・オブ・アメリカ」での買物を満喫しました。 EXPLORING MINNESOTA 2014 Tuesday, October 7 (Day6) 聖ジョンズ大学(SJU)/聖ベネディクト大学(CSB)を訪れ、地元の大学生にキャンパス内を案内してもらいました。 聖ベネディクト大学にある修道会で、本校第2代校長であったシスター・オリビアにお会いし、上ノ山怜奈さん(東 明中)がスピーチをしました。 ※CSBは女子大学(学生数1,950名)、SJUは男子大学(学生数1,850名)。約5マイル離れたところにそれぞれのキャンパスを持っていま すが、あたかも一つの大学であるように、どちらの大学の授業でも自由に受けて単位を取得することが可能で、諸活動も共通して行 うというユニークな制度を持つ大学共同体です。両校とは2007年から姉妹校となりました。評定やTOEFL等の条件を満たすことがで きれば、両大学へ進学することができます。 さよならパーティーの前にはBSM校で、ホストファミリーと最後の食事をし、これまでの思い出を語り合い、再会を約 束しました。 EXPLORING MINNESOTA 2014 Tuesday, October 7 (Day6) さよならパーティーでは、奈良岡圭吾くん(翔陽中)と藤田命さん(緑陽中)による見事な英語による司会で、場を 盛り上げながら、スムーズな進行を行うことができました。プレゼンテーションチームが事前に用意したパワーポイン トを使いながら、海星や室蘭について英語でわかりやすくホストファミリーに説明をしました。ホストファミリーとの ゲームでは、アメリカにはない日本ではおなじみの大縄跳びに挑戦し、進行役の松田昌樹くん(凌雲中)・長屋 湧樹くん(星蘭中)・三上未帆さん(東明中)の3人が大いに盛り上げ、家族の絆を深めました。 最後に感謝の気持ちをBSM校のスー・スキナー校長と担当のヘザー・リー先生へ高橋茜さん(幌別中)が述べた 後、コーディネータのヘイグ夫妻には小林凡央以さん(東明中)が述べました。畠中美咲さん(伊達中)がホスト ファミリーへの手紙を読み上げた後、全員で「旅立ちの日に」を合唱しました。こみあげる涙で声がつまりながら合 唱になりましたが、生徒とホストファミリーとの国境を越えたハーモニーがBSM校のホールにいつまでもこだまし続け ました。
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