子ども・子育て支援全国総合システム インターフェース仕様書(追補版) に対する補足説明 平成26年10月 内閣府 1.本資料の位置づけ 本資料は、「インターフェース仕様書(追補版)」等に関する補足説明となります。 本資料に記載の事項に留意し、XMLデータを作成下さい。 【関連資料】 ・子ども・子育て支援新制度全国総合システム(仮称)に関するインターフェース仕 様書『共通編(追補版)』平成 26 年 7 月 15 日 ・子ども・子育て支援新制度全国総合システム(仮称)に関するインターフェース仕 様書『市町村・都道府県編(追補版)』平成 26 年 7 月 15 日 ・インターフェース仕様書『XMLレイアウト(追補版)』平成 26 年 7 月 15 日 2.補足説明事項一覧 補足説明とデータ種別の対応は以下の通りです。 個別の詳細説明は「3.個別説明」の該当箇所を参照下さい。 入力インターフェース (1)施設型/地域型保育給付 交付金管理システムのXM L登録に係る注意事項 (2)XMLレイアウトによる 入力可否制御とインター フェース仕様書の必須任意 制御に係る注意事項 (3)変更時の繰り返し項目に 係るデータ更新仕様につ いて (4)確認施設・事業所情報の 連携内容及び休園日コー ドの複数値設定方法につ いて (5)確認施設・事業所情報の 検査、勧告、命令、確認取 消・停止のXML登録に係 る注意事項 A11 A12 A13 A31 A32 A33 B11 B31 C11 C31 D11 D31 ○ ○ ○ ○ ○ ○ - - - - - - - - - - - - - - ○ ○ ○ ○ - - - - - - - - ○ ○ ○ ○ - - - - - - - - ○ ○ - - - - - - - - - - ○ ○ - - 1/8 3.個別説明 (1)施設型/地域型保育給付交付金管理システムのXML登録に係る注意事項 全国総合システムでは、施設型/地域型保育給付交付金管理システムにて市町村による情報 登録後、登録情報に対して都道府県において確認業務を行うこととなります。そのため、確認 業務中のデータ変更を防止するため、システム制御を実施しております。データ登録の際は都 道府県による確認業務に必要な情報が過不足無く揃っていることをご確認の上、情報登録下さ い。以下、具体的なシステム制御事項を示します。 項番 システム制御事項 ① エラーとなる例 エラーの回避方法 市町村による A11、A12、A13 A11 を全国総合システムへ送付直 市町村から確認対象となる都道 による登録後、都道府県によ 後に A31 で訂正情報を送付した場 府 県 へ 却 下 の 依 頼 ( 電 話 連 絡 る 却 下 前 に デ ー タ の 訂 正 合、エラーとなる。 等)を行う。 (A31、A32、A33)は不可とす る。 ② 市町村による A11、A31 の登 A11 を「様式識別区分コード=01」 A11、A31 については、「様式識 録時に「※1」に示す様式識別 のみの XML を作成し、全国総合 別区分コード」01、02 の双方存在 区分コードチェックを行う。 システムへ登録した場合、エラーと する XML として作成し、全国総 なる。 ③ 合システムへ登録する。 市町村による A12、A32 の登 A12 を 第 4 四 半 期 の 報 告 の 際 、 A12、A32 については、「様式識 録時に「※1」に示す様式識別 「様式識別区分コード=03」のみ設 別区分=03」の情報は、第4四半 区分コードチェックを行う。 定した XML を作成し、全国総合シ 期の報告の際、「様式識別区分 ステムへ登録した場合、エラーとな コ ー ド =03,04,05,06 」 の 様 式 を 作 る。 成し、全国総合システムへ登録 する。 ④ 市町村による A13、A33 の登 A13 を「様式識別区分コード=07」 A13、A33 については、「様式区 録時に「※1」に示す様式識別 のみ設定した XML を作成し、全国 分コード=07,08,09」全ての様式を 区分コードチェックを行う。 総合システムへ登録した場合、エ 作成し、全国総合システムへ登 ラーとなる。 2/8 録する。 項番 システム制御事項 ⑤ エラーとなる例 エラーの回避方法 市町村による A12、A32 の登 A12 を 第 4 四 半 期 の 報 告 の 際 、 A12、A32 については、第1四半 録時に「※2」に示す対象年月 「対象開始年月」の月を4月、「対 期の場合、4~6月のみの情報、 等チェックを行う。 象終了年月」の月を4月、「利用者 第2四半期の場合、7~9月の情 数」は「月別人数_4月」~「月別 報、第3四半期の場合、10~12 人 数 _ 3 月 」 ま で 値 を 設 定 し た 月の情報、第4四半期の場合、1 XML を作成し、全国総合システム ~3月の情報をそれぞれ作成し、 へ登録した場合、エラーとなる。 全国総合システムへそれぞれ第 1四半期から順番に登録する。 ⑥ 市町村による A13、A33 の登 A13 を 第 4 四 半 期 の 報 告 の 際 、 A13、A33 については、第 1 四半 録時に「※2」に示す対象年月 「対象開始年月」の月を4月、「対 期の場合、4~6月のみの情報、 等チェックを行う。 象終了年月」の月を3月、「金額」 第 2 四半期の場合、7~9月の は「月別金額_4月」~「月別金額 情報、第 3 四半期の場合、10~ _3月」まで値を設定した XML を 12月の情報、第4四半期の場 作成し、全国総合システムへ登録 合、1~3月の情報をそれぞれ作 した場合、エラーとなる。 成し、全国総合システムへそれ ぞれ第1四半期から順番に登録 する。 ※1、※2は別紙「様式識別区分コードチェック及び対象年月等チェック仕様」参照 3/8 (2)XMLレイアウトによる入力可否制御とインターフェース仕様書の必須任意制御に係る注 意事項 全国総合システムでは、XMLレイアウトにより、施設・事業所明細区分ごとに入力対象と なるタグ、属性及び設定値を定義しております。また、インターフェース仕様書ではタグ及び 属性の必須任意を定義しております。両資料の同一項目について、インターフェース仕様書で 必須となっておりますが、XMLレイアウトで”○”とならない施設・事業所明細区分の場合は、 該当項目は入力不可であり必須とはなりませんのでご注意下さい。 【例】インターフェース仕様書上必須入力でありXMLレイアウトは”○”でない場合の例 ・インターフェース仕様書 XMLレイア ウトの入力可 否を優先し、 幼稚園の場合 は 入 力 不 可 (※)となり ます。 ・XMLレイアウト 4/8 ※「入力不可」についての全国総合システムでの取扱 ・XML ファイルアップロードの場合、入力エラーとして取り扱います。 例として、施設事業所明細区分に「幼稚園」を設定し、認定年月日に値を設定したファイ ルをアップロードした場合、全国総合システムとしては、入力エラーとして取り扱います。 ・画面入力の場合、入力不可の非活性制御を行います。 例として、全国総合システムの登録画面にて、施設事業所明細区分を「幼稚園」と選択し た場合、認定年月日の入力項目を非活性にし、入力不可の制御を行います。 5/8 (3)変更時の繰り返し項目に係るデータ更新仕様について 全国総合システムでは、異動区分を変更又は終了(異動区分コード=2 or 3)で既存データ を更新する際、差分となる更新箇所のみを記載したXMLデータにより、差分箇所のみの更新 を可能としております。 ただし、同一セクション内の同一階層に存在する同名のXMLタグ(同名タグ)の繰り返し 項目については、同名タグの情報に一部でも変更がある場合は、同名タグの全ての繰り返し項 目の情報をXMLに記載下さい。変更対象項目が条件付必須の場合、関連項目も記載下さい。 また、同名タグの範囲で全てのタグ値、属性値を削除する場合は、通常のタグと同様にタグ に値がない状態(空タグの状態)でXMLに記載下さい。空タグを記載しない場合、該当タグ の情報は全国総合システムのデータベースから削除できないため、ご注意下さい。 【例】D11 の「移行特例」の「適用の内容」に 1、2 を登録、1、3 に変更、 「適用の有無」を 1(無 し)として「適用の内容」の値を削除する場合 ③異動区分コード=2(変更)の場 ①異動区分コード=1(新規)の場 ②異動区分コード=2(変更)の場 合(適用の内容を 1,2 で登録) 合(適用の内容を 1,3 に変更) 合(適用の有無=1(無し)、適用 の内容を削除) <body_data> <body_data> <jigyosho_data jigyosho_seq="1"> ・・・(記載省略) ・・・(記載省略) <ikoutokurei_section> 登録 XML <body_data> <jigyosho_data jigyosho_seq="1"> <jigyosho_data jigyosho_seq="1"> ・・・(記載省略) <ikoutokurei_section> <ikoutokurei_section> <tekiyo_umu>2</tekiyo_umu> <tekiyo_umu>2</tekiyo_umu> <tekiyo_umu>1</tekiyo_umu> <tekiyo_naiyou>1</tekiyo_naiyou> <tekiyo_naiyou>1</tekiyo_naiyou> <tekiyo_naiyou></tekiyo_naiyou> <tekiyo_naiyou>2</tekiyo_naiyou> </ikoutokurei_section> ・・・(記載省略) </jigyosho_data> </body_data> <tekiyo_naiyou>3</tekiyo_naiyou> </ikoutokurei_section> ・・・(記載省略) 新規登録 </jigyosho_data> </body_data> データ ベース 状態 6/8 </ikoutokurei_section> ・・・(記載省略) </jigyosho_data> 「適用の内 容」を変更 </body_data> 「適用の内 容」を削除 (4)確認施設・事業所情報の連携内容及び休園日コードの複数値設定方法について 全国総合システムでは、XMLタグに複数の値を設定する場合、同名のXMLタグにより複 数繰り返して記載された値を取り込む仕様となります。 XMLタグ内の属性に複数の値(固定長)を設定する場合、1 つの属性に複数の固定長デー タがセパレータ無しで連続して記載された値を取り込む仕様となります。該当する属性は連携 内容(naiyo)、休園日コード(cd)となります。 【例】連携内容(naiyo)に 01、02、03 の複数の値を設定する方法 <body_data> ・・・(記載省略) <renkei_section> <renkei no="1" name="連携先名称1" ruikeicd="01" zipcode="111-1111" address="連携先所在地1" naiyo="010203" jigyosyono="1111111111111" /> <renkei no="2" name="連携先名称2" ruikeicd="02" zipcode="222-2222" address="連携先所在地2" naiyo="010203" jigyosyono="2222222222222" /> <renkei no="3" name="連携先名称3" ruikeicd="03" zipcode="333-3333" address="連携先所在地3" naiyo="010203" jigyosyono="3333333333333" /> </renkei_section> ・・・(記載省略) </body_data> 上記のように、naiyo="010203"とセパレータ無しで連続してコード値を設定下さい。 【例】休園日コード(cd)に 1、2、3、4 の複数の値を設定する方法 <body_data> ・・・(記載省略) <kaisho_section> ・・・(記載省略) <kyuenbi sikyukbn="1" cd="12" kikan="8 月 13 日~8 月 20 日 12 月 29 日~1 月 3 日"/> <kyuenbi sikyukbn="2" cd="123" kikan="8/13-8/20 12/29-1/3 3/20-4/5"/> </kaisho_section> ・・・(記載省略) </body_data> 上記のように、cd="123"とセパレータ無しで連続してコード値を設定下さい。 7/8 (5)確認施設・事業所情報の検査、勧告、命令、確認取消・停止のXML登録に係る注意事項 全国総合システムでは、確認施設・事業所情報として登録された検査、勧告、命令、確認取 消・停止の情報を追記的に保持するデータの最大件数は、最大 8 件までとなります。 8/8
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