1 羽石・大西研 スタッフ 教授:羽石 秀昭 助教:大西 峻 秘書:2名 博士課程 5名 D3 2名 D2 2名 D1 1名 修士課程 9名 M2 4名 M1 5名 学部4年生 5名 研究生 1名 学生:計20名 写真は2014年7月17日 インターンシップ留学生送別会 研究テーマ MRI 2 太字は新入生が担当する可能性のあるテーマ 血流・臓器・腫瘍の 光学計測・画像解析・画像強調 胸腹部の呼吸性運動の 画像解析と医療応用 呼吸性運動と疾患の関連解析 微小循環カメラの開発 MRI CT Opt 4DMRI/CTの放射線治療応用 Opt 微小循環の酸素飽和度推定 MRI 組織酸素飽和度の術中計測デバイス開発 スパースモデルを用いた4DMRI収集の高速化 Opt Opt 蛍光像・通常像の合成法 自然呼吸下IVRの支援技術 ES 腹腔鏡画像の色情報定量化 IVRのための透視方向最適化 ES 腹腔鏡映像からの出血位置特定 XR CT XR 核医学イメージング PET PET検出器のシミュレー タ開発 PET 呼吸同期・息止めPET・ 画像の画質改善 PET 核医学イメージングの 術中利用 PET 核医学像と他のモダリ Opt ティーとの融合 マルチモーダル・マルチス ケール画像解析・画像合成 Opt 病理画像の広領域合成 MRI MRI Opt 病理画像とMRI画像との 対応付け XR 半月板画像 解析 MRI Opt マクロ画像のマルチバン ド撮影技術 関節軟骨の 画像解析 Opt US 光学像と超音波像の 同時収集法 膝関節画像解析 研究および研究室運営の基本方針 1. 診断・治療に寄与する画像技術を研究開発する。 2. 大型の画像機器に関しては、それらの組み合わ せによって新たな価値を創造していく(主としてソ フトウェアの開発が主体)。 3. 光学系をベースとした研究では装置開発も行う。 4. 生体の構造的画像よりも機能的画像(動き、血 流、代謝)などの可視化や定量化を目指す。 5. 研究室全体では、短期的ゴールと長期的ゴール を設定したテーマを取り混ぜて、円滑な運営を図 る。 3 4 2D dynamic MRI to 3D dynamic MRI Data slices (coronal) Navigator slice (sagittal) Data slices Intersection Image profile should be the same between navigator slice and data slice. We choose a best timing from each data slice which matches navigator slice. 5 Reconstruction examples H1 H2 Imaging acquisition time : 30 min Processing time : 15 min at least 6 times faster than a similar work by von Siebenthal, 2007 Result – Phase image Healthy volunteer Patient H1 P4 Motion is synchronized over the diaphragm. Paradoxical motion is observed. 6 7 微小循環のイメージング SDF撮影法の更なる改良 波長特性 操作性,他 画像解析から臨床的により 有用な情報を獲得 CCD カメラ 白色LED 光源 装置外観 舌下微小循環のイメージング 8 舌下微小循環のイメージング 9 教育の観点での基本方針 1. 【課題解決能力・表現能力】卒業研究を通じて、 工学的解決力を獲得する。プレゼン力を磨く。 2. 【基盤的画像工学の習得】密なゼミを通して、 画像工学の広い知識・技術を身に付ける。 3. 【国際性の涵養】学生の海外派遣(短期留学、学 会発表など)、留学生(英語ベース)の受入れを 積極的に進めている。 4. 【礼儀や常識】研究室活動を通じ、礼儀・常識を 身に付ける。 5. 【組織の中で行動できる人材】出る杭は打たない が、組織の中で円滑に行動できる意識は必要。 10 研究室のゼミなど グループミーティング(GM) 火曜9:00-,水曜9:00- 内容で2つのグループに分かれて毎週集まり,研究の進捗報告. 打ち合わせを行う. 輪講 各グループとも,研究を進める上で必要となる基礎知識を身につ けるため,適当な教材を輪読する. 講習会 主に新4年生を対象に,CおよびMATLABプログラミングの講習会を行う. 雑誌会 月曜9:00-12:00 英文論文の紹介を行う. 11 研究費の獲得状況 現在もっているもの(代表のみを表記) 新学術領域研究(公募型),代表,スパース性を利用した体幹部 呼吸性体動の高速4次元MRイメージング,2014-2015年度,5,100 千円(2,500, 2,600) 基盤研究(B),代表,腹腔鏡手術を支援する微小循環解析システ ムの構築,2013-2015年度,14,500千円(6,400, 4,400, 3,700) 挑戦的萌芽研究,代表,脳腫瘍のマルチモーダル画像解析のた めの3次元病理画像構築およびMR画像との融合,2013-2015年 度,3,000千円(1,200, 900, 900) 千葉大学COEスタートアッププログラム,代表,消化器がんの高 精度低侵襲治療支援技術拠点,2013-2014年度,3,700千円(1,500, 2,200) 企業共同研究:キヤノン、タカノ、山田医療照明 過去の獲得については http://www.cfme.chiba-u.jp/~haneishi/grant/index.html 12 13 その他の行事1 スキルアップセミナー(夏合宿) 最近の例 通常のゼミとは異なる内容で,表現力, 時期 コミュニケーション力のスキルアップ や,各種基本的技術の習得をはかる. 2008.9 場所 内容 河口湖 「なぜ日本人は学ばなくなったか」 (齊藤隆)を読んで討論する. +富士登山 2009.9 河口湖 1.ディベート大会 2.PCを組み立てる +サファリパーク 2010.9 伊豆長 1.プレゼンテーションコンテスト 岡 2.PC・ハードディスクの中身をみる. +ビール工場 2011.9 白樺湖 画像ビュアーの作成コンテスト +テニス 2012.8 湯河原 論文データべース紹介 2.プロ モーションビデオコンペ +バドミントン 2013.9 伊東 異分野を融合した新研究テーマの 創生 +テニス その他の行事2 14 Homecoming day 毎年3月に研究室の卒業生を研究室に招き,卒業生と在校生の交流をはかる. 在校生は,先輩から企業の情報などを詳しくきくことができる. 卒業生は同級生や先輩後輩との再会を楽しめる. 15 その他の行事3 合同中間発表会 分野の近いいくつかの研究室と合同の中間発表会をad hocに実施. 昨年の例 2013年7月4日 中口研とのB4合同中間発表会 当研究室の4年生5名。 16 学会発表先・発表実績・予定(’11年以降で抜粋) 海外・国際会議 CARS 2011.6 ベルリン(大西) 2012.6 ピサ(大西) 2013.5 ハイデルベルグ(品地) 2014.6 福岡(Windra,伊佐,高野) IEEE-MIC 2011.10 バレンシア(緒方,金井) 2012.11 アナハイム(品地) 2013.10 ソウル(権藤、品地) 2014.10 シアトル(権藤) RSNA 2011.11 シカゴ(Windra) 2012.11 シカゴ(大西) IFMIA 2011.1沖縄(福原) 2012韓国(ウィンドラ,松尾,菅沼) World Congress on Medical Physics 2012 北京 (李,村井) 海外・国際会議(つづき) ICISP(MCS) 2014.6シェルブール(南) MICCAI Workshop 2014.9 ボストン(菅沼、北上) IADP 2014.11ボストン(中村) 国内 JAMIT(日本医用画像工学会) OPJ (Optics and Photonics Japan) 医学物理学会 日本医工学治療学会 日本核医学会 その他 海外留学 ベルン大学 2012.8-9 品地(2か月、当時M1) ハーバード大学 2012.8-12 田中(5か月、当時M1) 東フィンランド大学 2013.4-9 小平(6か月、M1) 学生発表者 のみ記載 赤字は今年度 17 最近の受賞 時期 内容 受賞者 2008.1 IFMIA2009(台北)にてポスター賞 2件 大西,他,折元,他 2008.3 メディカルシステム工学科学科長表彰 福原 2008.4 Radio. Phys. Tech.誌 論文賞 羽石,佐藤他 2008.4 JIS&T, Journal Award 羽石,他 2009.3 融合科学研究科長表彰 大西 2010.4 文部科学大臣表彰科学技術賞 羽石,他 2010.6 CARS2010(ジュネーブ)優秀ポスター賞 福原,他 2010.7 Medical Imaging Technology誌論文賞 桝田,他 2010.11 千葉大学優秀発明賞 桝田,羽石 2011.1 IFMIA2011(沖縄) ポスター賞 福原,他 2011.4 Radio. Phys. Tech.誌 論文賞 大西,他 2011. 5 日本写真学会年次大会最優秀賞 金子,他 2011. 9 JKMP(日韓医学物理学会)ポスター賞 天野,他 2012. 8 JAMIT年次大会奨励賞 2件 村井,大西 2013. 1 呼吸機能イメージング学会 優秀賞 Windra 羽石研卒業生の進路 2013年3月修了生 M2:キヤノン,ソニー,リコー,シーメンスヘルスケアジャパン B4:4名進学 2012年3月修了生 M2:GEヘルスケアジャパン、AJS、日立メディコ B4:3名進学 2011年3月修了生 M2:キヤノン、日立メディコ、大日本印刷 B4:日立メディコ、3名進学 2010年3月修了生 M2:東芝、TOA、オリンパス、千葉大大学院工学研究科博士課程 B4:JR東日本、3名進学 2009年3月修了生 M2:キヤノン、富士ゼロックス、リコー、三晃社 B4:ソニー、TM-works、3名進学 2008年3月修了生 M2:コニカミノルタ,リコー,ナナオ,東芝,浜松ホトニクス B4:6名進学 2007年3月修了生 M2:NTTデータ,富士ゼロックス,フューチャー(コンサルタント会社) B4:ビクター,他4名進学 2006年3月修了生 M2:コニカミノルタ,富士ゼロックス,志賀国際特許事務所 B4:5名進学 2005年3月修了生 M2:日立メディコ(2名),日本ビクター,シャープ B4:キヤノン,他2名進学 2004年3月修了生 M2: ソニー,日立ソフト,共同印刷 B4:4名進学 2003年3月修了生 M2: 旭化成情報システム,日本IBM,リコー B4:4名進学 2002年3月修了生 M2: ペンタックス,東北リコー 18 羽石研で身につくこと 19 1. 研究開発を成し遂げる力 卒業研究でも一定レベルの研究が成し遂げられるように,指導していきます.教員や先輩からの アドバイスを受けながら,自らが真剣に考え,実行していく姿勢を求めています.3年生までの受け 身の授業とは大きく異なる点です.このステップは今後,どのような進路に進む場合でも基本的に 重要なことです.よい成果が挙げられるかどうかは重要ではありません.目標に向かって努力でき るかどうかをみています. 2. 表現力 論文の書き方,要旨の書き方,プレゼンテーションの仕方を徹底的に指導します.これにより,学 生は相当の表現力を身につけます.実際に,プレゼンテーションに関しては,学生による学会発表 において優秀賞を多数受賞していることに裏付けられています.就職したOB,OGからもその能力 が役に立っているとよく言われます. 3. 社会性・協調性 研究室内の協力,外部機関との共同研究等を通して,社会性,強調性を身につけてもらいます. たとえばメールの書き方を指導することもありますし,企業人に研究室で講演してもらうこともありま す.社会性・強調性は,社会に出てから,技術力にも増して,極めて重要なことです. 4. 人脈 一人ひとりの能力には限界があります.人脈を広げること,活用することはとても重要です.研究 室では,学会活動や共同研究,またOBOGとの交流を通して,少しでも学生が人脈形成できるよう に配慮しています. 最後に 20 自己研鑚意欲の高い学生 を待っています! あと、後期の 「ディジタル画像処理」 も受講してね!
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