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XG-8000 シリーズ コントローラ ファームウェア
リリースノート
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■ はじめに
本文章には、XG-8000 シリーズに関する、Ver.5.2.0000 から追加、変更された主要な機能
の情報が記載されています。
■ 更新情報
バージョン番号: Ver.5.3.0000 (2013/9/12)
※前回バージョン (Ver.5.2.0000) に対する差分を掲載いたします
■ XR シリーズ、LJ-V シリーズへの対応に伴う機能追加
XG-8700T において、XR シリーズ、LJ-V シリーズに対応しました。
以下の機能を追加しました。
・
高さ抽出機能を追加しました。
・
高さ計測ユニットを追加しました。
・
変数の型に、3D 位置型、平面型を追加しました。
・
XR シリーズ用の校正メニューを追加しました。
■ ユニットに関する変更
ブロブユニット
・
結果データに、最小外接矩形を追加しました。
トレンドエッジ位置ユニット
・
検出直線、検出円に対して、直線型、円型の結果データを追加しました。
トレンドエッジ欠陥ユニット
・
基準直線、基準円に対して、直線型、円型の結果データを追加しました。
結果出力ユニット
・
出力データがユーザー配列変数の場合に、個数設定に対してスカラ変数を参照できる
ようにしました。
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数値演算ユニット
38 種類の関数を追加しました。
・
一般演算関数
As3DPoint:3D 位置型変数代入
AsPlane:平面型変数代入
Sort3DPos:3D 位置型配列ソート
SortPos:位置型配列ソート
Stdev:標準偏差
Stdev2:標準偏差(配列指定)
・
幾何演算関数
AddVector3D:3 次元ベクトルの加算
Dist3D:3D 座標間距離
I2Plane:2 平面の交線
I4Line:4 直線交点
I4XY:4 点交点
ILine3DPlane:3D 直線、平面交点
Line3DDist:点、直線間距離(3D)
Line3DDistXYZ:垂線との交点(3D)
LnLn3DDist:3D 直線間距離
Plane2Angle:2 平面の角度
PlaneLs:平面検出
PlanePassPt:平面型平行移動
PlDist:平面 3D 座標間距離
PlDistN:平面 3D 座標間最大距離
PlDistP:平面 3D 座標間距離(符号付)
PlDistPN:平面 3D 座標間最大距離(符号付)
PlDistXYZ:3D 座標から平面への垂線との交点
SubVector3D:3 次元ベクトルの減算
・
その他
ClearVariableArrayPL:平面型配列変数クリア
ClearVariableArrayT:3D 位置型配列変数クリア
ClearVariablePL:平面型変数クリア
ClearVariableT:3D 位置型変数クリア
CopyVariableArrayC:円型配列コピー
CopyVariableArrayL:直線型配列コピー
CopyVariableArrayP:位置型配列コピー
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CopyVariableArrayPL:平面型配列コピー
CopyVariableArrayS:スカラ型配列コピー
CopyVariableArrayT:3D 位置型配列コピー
ResetVariableArrayPL:平面型配列変数リセット
ResetVariableArrayT:3D 位置型配列変数リセット
ResetVariablePL:平面型変数リセット
ResetVariableT:3D 位置型変数リセット
■ コマンドの追加・変更
・
検査設定名称書き換えコマンド(PN)を追加しました。
・
ユニット番号検索コマンド(UQ)を追加しました。
・
プロファイル表示コマンド(PV)を追加しました。
・
LJ-V に関連するコマンド(LWB、LRB、LWP、LRP、LCA、LRA、LCE、LRE)を追
加しました。
・
WI コマンド、RI コマンドの処理画像種別の選択肢を追加しました。
■ その他の追加・変更
・
ユニットの並列実行機能を追加しました。
・
カメラ画面設定の初期表示および、切換対象設定に濃淡画像を追加しました。
・
モノクロ画像および高さ画像に対してプロファイル表示機能を追加しました。
・
View バーおよびタッチメニューの構成を変更しました。
・
変数の追加時における既定値を設定できるようにしました。
・
フロー編集画面において、オプションメニューのリスト表示切換機能を追加しました。
・
ファンクションメニューの構成を変更しました。
・
エッジ系ユニットにおいて、エッジ波形がエッジ検出位置を中心に左右対称のときに、
エッジの検出位置が不正になる場合があるという不具合を修正しました。
・
XG-H2100C で撮像したカラー画像において、広角の視野で撮像したときの画質を改善
しました。この改善は 2013/9/12 以降に出荷された XG-H2100C に対して有効です。
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■ 更新情報
バージョン番号: Ver.5.3.0001 (2013/10/22)
※前回バージョン (Ver.5.3.0000) に対する差分を掲載いたします
以下の機能改善、不具合修正をおこないました。
・
英語文言およびドイツ語文言の一部を修正しました。
・
LJ-V の高さレンジ調整画面の文言を変更しました。
・
ゼロ面指定および高さ抽出で平面基準を指定時、かつ領域形状が回転矩形・円周・円
弧の場合の平面算出方法を改善しました。
・
PLC 通信経由での XG8700T への VI コマンド発行に対応していないという不具合を修
正しました。
・
3 次元計測設定画面の操作で、例外が発生する場合があるという不具合を修正しました。
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■ 更新情報
バージョン番号: Ver.5.3.0010 (2013/12/16)
※前回バージョン (Ver.5.3.0001) に対する差分を掲載いたします
以下の機能追加を行いました。
・マルチパラメータバックグラウンド撮像
以下の機能改善、不具合修正をおこないました。
・
ILine3DPlane において、正しく計算できるときもエラーを返す場合がある不具合を修
正しました。
・
Ver2.1 形式の設定ファイルを読み込んだとき、撮像ユニットの画像更新モードが変更
できない不具合を修正しました。
・
ブロブフィルタの針状度が不正になることがある不具合を修正しました。
・
高さ計測のゼロ面からの高さ(H、Z)が負値で絶対値が大きいとき、値が不正になる
ことがある不具合を修正しました。
・
XR シリーズで連続更新を使用しているとき、バックグラウンドバッファフルの状態で
も%TrgReady が ON のままになることがある不具合を修正しました。
■ 更新情報
バージョン番号: Ver.5.3.0020 (2014/3/24)
※前回バージョン (Ver.5.3.0010) に対する差分を掲載いたします
以下の機能追加をおこないました。
・
CSV エクスポート・インポート機能
以下の不具合修正をおこないました。
・
1D コードリーダユニットにおいて、GS1 Databar Limited の読み取りに失敗すること
があるという不具合を修正しました。
・
ブロブユニットにおいて、検出対象として最小外接矩形を有効にしている場合、ブロ
ブユニット実行中にコントローラがフリーズすることがある不具合を修正しました。
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