布佐ポンプ場資料1 [132KB pdfファイル]

報道機関各位
平成26年10月28日
定例記者会見資料
Abiko city
布佐ポンプ場に雨水排水ポンプ搬入
【要
点】
平成27年2月末に供用開始を目指している「我孫子市布佐ポンプ場」は、機械工事及び電気工事
を進めていますが、このたび工場製作していた雨水排水ポンプが完成し、10月29日から現場に
搬入されます。
ポンプは、大ポンプと小ポンプがあり、大ポンプは原動機により駆動し排水能力は毎秒3.45㎥、
小ポンプは電動機駆動で排水能力は毎秒0.75㎥となっています。
布佐ポンプ場の計画排水量は、大ポンプ3台、小ポンプ2台の合計毎秒11.850㎥ですが、今
回工事で大ポンプ2台、小ポンプ2台(排水能力毎秒8.4㎥)が現場に搬入されます。搬入日は、
平成26年10月29日と31日。
【背
景】
布佐排水区は、区域面積約204haの排水区であり、近年、東京のベットタウンとして急激に
宅地開発が行われ都市化が進んできました。これにより、雨水流出量が増加し都市型水害の頻発地
区となっています。このようなことから、布佐地区で頻繁に発生する浸水被害を解消するため、浸
水対策事業を進めているものです。
布佐排水区のうち、下流側にあたる布佐地区は、全体的に地盤が低く最も低いところで Y.P.+2.21
mと放流先である手賀川の計画高水位 Y.P.+3.75mに比べ非常に低くなっています。かんがい期(4
月から8月)平水位 YP+2.2m と比べてもあまり差がないため、かんがい期には自然排水による内水
排除が困難となり、降雨のたびに市街地で浸水が多発している状況です。
その浸水被害を防止するため、内水を強制排水する施設として、雨水ポンプ場の築造を計画して
いるものです。
【問い合わせ】
我孫子市建設部治水課
担当
西澤
☎ 04-7185-1111(内線473)