走行時のアウトリガ飛び出し防止について

タダノサービス情報〈カーゴクレーン〉
SV57−011(改訂)
走行時のアウトリガ飛び出し防止について
アウトリガをピン固定しない状態で走行すると、走行時の振動あるいは急カーブなどでアウトリガ
が飛び出し「事故」を起こす恐れがあります。走行前には必ずアウトリガをいっぱいまで押し込み
「走行用ロック」及び「アウトリガロックピン(ワンタッチレバー)」で確実にアウトリガを固定し
た後、アウトリガを引いても出てこない事を確認してください。
アウトリガの固定
● 走行用ロック ・・・・・・・・・・・・・・・ 走行中のアウトリガ飛び出しを防止します。
● アウトリガロックピン ・・・・・・・ クレーン作業中はアウトリガの縮小を防止し、走行中はアウトリガ
飛び出しの防止を補助します。
TM-ZRシリーズ 走行用ロック
アウトリガロックピン(ワンタッチレバー)
白ラインが見えていれば
ピン固定されています。
密着していれば
ピン固定されて
います。
走行用ロックピン
走行状態
TM-ZEシリーズ 走行用ロック
ツメが掛かって
いればロック状態。
白ライン
ワンタッチレバー
走行状態
走行状態
リヤアウトリガ装着車
ロックピンを
挿入してくだ
さい。
ロックピン
ツメが掛かってい
ればロック状態。
(TM-ZEシリーズ)
走行状態
(TM-ZRシリーズ) (TM-ZEシリーズ)
※ 機種により、上記イラストと異なる場合があります。詳しくは取扱説明書を参照願います。
※ 走行用ロック及びアウトリガロックピンの作動に異常がある場合は、速やかに指定サービス工場にて
修理を行ってください。
アウトリガ格納忘れ音声警報装置(オプション)装着車の注意事項
本装置は、アウトリガを張り出したまま走行することを防止するもので、アウトリガが走行用ロックで固定
されていない状態を警報するものではありません。
メンテナンスのご用命はタダノ指定サービス工場へ
サービス企画部作成
20141015