3線式発信器用避雷器

仕様書
Model
サージハンター Rシリーズ
RF-348
3線式発信器用避雷器
■ 形式
■ 対応規格
RF-348
JIS C 5381-21準拠
3線式
DC48V系
カテゴリC2,D1
RoSH指令適合
■ 特長
■ 用途
・サージ吸収能力が大きく、応答速度が早い。
3線式DC48V系信号用 制御信号など
・DINレールに取り付け可能です。
・省スペースでしかも軽量です。
・エレメント部をはずしても信号は途切れません。
■ 性能
最大連続使用電圧 Uc
81V
動作開始 線間
電圧 各線接地間
90~110V
制限電圧 線間
Up 各線接地間
187Vmax (8/20μs)
サージ電流耐量
6,
000A (8/20μs)
応答時間
0.1μs以下
漏れ電流
静電容量
■ ブロックダイヤグラム
ライン
500V以下
NC 12
±650V (8/20μs)
線間
5μA以下 (最大連続使用電圧にて)
各線接地間
2μA以下 (250VDCにて)
線間
350pF以下
各線接地間
2pF以下
5
放
電
素
子
フレーム
13
グランド FG
接地端子
100Ω
以下
E
14
雷サージ
伝
送
器
■ 外形寸法図 (単位:mm)
NC
雷サージ
L1
L2
L3
L1 伝
L2 送
L3 器
FG
8541
12
RF-348
9
13 14
接地端子
6
接地端子
8-3×8
セムスねじ
4 1
71
±0.3
59
名称
シール
8
取付け穴
2-M4
又は
φ4.5穴
22
12
端子
名称
番号
符号
ライン
8
5
4
L1
L2
L3
シールド
9
SH
接地
14
E
フレーム
グランド
13
FG
空き
1
12
NC
NC
5
本体
固定ねじ
30
8541
12
9
RF-348 13 14
■ 端子配列
±0.2
15
エレメント部
35.5
1
L3
FG
形
式:PYF08A
構
造:プラグイン構造
接 続 方 式:M3ねじ端子接続(締付トルク1.2N・m以下)
端子ねじ材質 :鉄にクロメート
ハウジング材質:黒色プラスチック(難燃性)
取
付:直取付けまたはDINレール取付け(35mm巾)
2014.09.29 更新
ZD
L2
■ 配線例
■ ソケット仕様 (標準付属品)
67
4
L1
D:高耐圧ダイオード
ZD:シリコン吸収素子
SH:シールド線
L1,L2,L3:ライン符号
E:接地端子(D種接地) FG:フレーム グランド
NC:接続不要
使用温度範囲:-10~+60℃
使用湿度範囲:5~90%RH以下(結露しないこと)
寸
法:W22×H71×D67
重
量:約60g
ソケット部
8
シールド SH 9
■ 設置仕様
6
D
9
14 13
短絡板(付属)
13-14 短絡用
図番 ZS-513
サージハンター
取扱説明書
Model
サージハンター Rシリーズ
ightning
rrester
3線式発信器用避雷器
■ 各部名称 (単位:mm)
■ 効果的な渡り配線
ソケット部
セムスねじ 8-3×8
圧着端子の幅は6mm以下をご使用ください。
6
RF-312
RF-324
RF-348
エレメント部
避雷器
被保護機器
E
FG
渡り配線
E パネル接地
71
固定用ねじ
取り替え作業はエレメントを軽く引きながら、
ねじを緩めてください。
接地 100Ω以下
保護したい機器のフレームグランド端子
を避雷器の端子Eに接続してからパネル
接地端子に接続すると、被保護機器には
雷サージが及ばないようになります。
取り付け穴(適応ねじM4)
パネルに直付けの場合に、ご使用ください。
接地配線用端子(13-14番)
短絡板(付属)はずさないでご使用ください。
■ 効果的なシールド端対策
DINレール脱着用フック
DINレールよりソケットごと取りはずす場合、
マイナスドライバーなどをご使用ください。
22
L1
L2
GND
シールド線
E
■ 接続例
接点/シーケンサー回路など
8
+
E
雷サージ
電源
8
D
5
4
COM
FG
D
5
信号
4
COM
非接地端はZnOで
電位上昇を抑える。
本器に内蔵SH端子
発信器など
雷サージ
+
L1
L2
GND
FG
RF-3□□
ZD
G
Z
渡り配線
13 14 9
接地端子
シールド線端を接地しない
場合は9番端子へ接続して
先端からの放電を抑える。
ZD
RF-3□□
G
Z
渡り配線
13 14 9
接地端子
シールド線端を接地しない
場合は9番端子へ接続して
先端からの放電を抑える。
ZD:シリコン吸収素子
Z:酸化亜鉛吸収素子
G:ギャップ式吸収素子
D:高耐圧ダイオード
COM:共通端子
FG:フレーム グランド
■ 接続方法
1)ライン端子L1-3の極性指定はありません。(無極性です)
並列接続となりますが追加工事でセンサーの配線変えができない場合は、サージの侵入側で配線を短くおこなってください。
新設の場合、ソケットの端子で中継する要領で配線されることをお勧めします。
2)接地工事はD種接地
(100Ω以下)にて必ずおこなってください。C接種地
(10Ω以下)使用の場合、被保護機器も全て同種で
おこなってください。 接地線はできる限り最短距離で2m㎡以上を使用して、避雷針アースや高圧電力アースとの共用は
避けてください。
3)シールド線端が非接地の場合、SH端子に接続してください。先端に生じるサージ電圧をケーブルの耐圧以下に抑えラインへの
侵入を防ぎます。
■ 使用上の注意事項
1)取り付け時、形式の確認をおこなってください。ソケットにエレメントの形式を表示しています。
2)絶縁抵抗試験時DC500Vでは、漏れ電流により不良と見誤ることがありますので、DC125Vで瞬時にておこなって
ください。また、ライン間は低圧のエレメントに付き劣化の原因にもなりますので、おこなわないでください。
■ 定期点検の方法
・わからない間に誘導雷サージを受けている場合があります。雷シーズンの前後年2回位、定期点検の実施をお勧め致します。
交換用避雷器の手配中に被保護機器がサージを受けて破損することも考えられます。予備品の在庫をお勧め致します。
・避雷器専用の簡易チェッカーCLA-2000(2000V用)をご使用ください。
■ 保証期間
仕様範囲および正常な使用状態で製造上の故障と認められる場合、1年間とします。
ただし、製品の故障や不具合などによる付随的損害の補償については、その責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。
2014.09.29 更新
図番 TH-144