B u l l e t i nofR e s e a r c hC e n t e rforC l i n i c a lP s y c h o l o g y 01HiroshimaI n t e J 沼a t i o l l a lU n i v e r s i t y ,2 005 ,均 ' 1 . 4 ,J 2 , ・, 20 +十十+トトトト+トトトトトトやや令ややや++++++++++++++++十÷十十十十-I.+-ト-H・-H・ 原著論文 潜在的態度測定パラダイムの信頼性の検討 広島国際大学大学院総合人間科学研究科 大月 友 広島国際大学大学院総合人間科学研究科 権上 広島国際大学人間環境学部 慎 杉山雅彦 R e j i a b i j i t yo ft h emeasuresi nt h ei m p j i c i ta t t i t u d eparadigm TomuOh 旬u k i * ,MakotoG o n j o . ,MasahikoSugIy町 四 時 * G r a d u a t eS c h o o lo fI n t e g r a t e dHumanS c i e n c e s .H i r o s h i m aI n t e r n a t i o n a lU n i v e r s i t y n t e r n a t i o n a lU n i v e r s i t y * * F a c u l t yo fHumana n dS o c i a lE n v i r o n m e n t .H i r o s h i m aI 本研究は,長新の讃在的態度測定パラダイムである IATとGNATに対 Lて,①再検査法による信頼性の検討を AT 得点・ GNAT 得点)との関連を検討することを目的 行うこと,②課題への慣れと遂行成績および測定結果(I 課題として,花の名前・昆虫の名前・肯定語・否定語からなる f l o w e r / i n s e c t -IAT と Lて行われた。 IAT'GNAT とf l o w e rGNATを作成 L,2 9 名の実験協力者に対して 1週間間隔でそれぞれ 4回実施 Lた。その結果, IAT( r = . 3 8 -.43 ), GNAT (r=. 2 3 -. 4 8 ) ともに,他の認知課題と比較 Lて高い信頼性が確認された。また課題への慣れに 関 Lては, IATは複数回の実施により反応速度は速くなるが IAT 得点に有意な変化はないこと, GNATは反応速 度にも GNAT 得点、にも有意な変化は生じないことが示された。これらの結果から, IAT , GNATのiJl~度としての 信頼性と今後の課題を考察 Lた 。 KeyWords:I m p l i c i tA s s o c i a t i o nT e s t( IAT),G o/No-goA s s o c i a t i o nTask(GNAT),信頼性,潜在的態度, 認知課題 問題と目的 を知覚してから反応が生じるまでの一連の情報処理過 程を検討の対象と Lた認知情報処理的アプローチによ 近年,認知行動理論では様々な情動障害を包括的に M a t h e w s . る研究も盛んにされるようになってきた C 理解するために.認知や情動,行動(行為)といった 1 9 9 7 )。これらの研究では,注意や記憶,迎合,判断 変数を用いた認知行動モデルが多く提唱されている といった自動的な認知処理過程も情動反応と関係して ( e . g .:Clark&Wells, 1 9 9 5 )。そ Lて,これらのモデ Mathew , s1 9 9 7;Teachman , いることが示されており ( ルに基づいた臨床心理学的援助が行なわれており,そ Gregg,& Woody, 2 0 0 1 ),このような認知処理過程 の有効性が実証されている。従来の認知行動理論では, も認知行動モデルに組み込まれるようになってきた 特定の刺激事態をどのように評価するかといった認知 ( e . g .:B e c k&C l a r k ,1 9 9 6 )。 評価や,そのような評価を生じさせる素因としてのス こ白ような認知処理過程は,多くのも白が自動的な キーマや信念といった認知構造が重要な認知的変数と 処理過程で個人の自覚を伴わないものであり,意識的 Lて研究されてきた ( B l a n k s t e i n & S e g a l, 2 0 0 0 ) 0L なレベルの変数を測定する質問紙尺度のみでは,測定 か L近年ではこれらの認知的変数の検討に加え,刺激 D eHouwer,2 0 0 2 )。そ白ため, や理解が困難である ( 一12 広 島 国 際 大 学 心 理 臨 床 セ ン タ 一 紀 要 第 4号 認知情報処理的アプローチでは,特定白処理過程の機 は,個人の晴好や人種聞の偏見(N osek&B 四 a j i .2 0 01 ) . . 課題成績という客観 能を反映する認知課題を設定 l 0 0 3 ) . 摂食障害(大 自己概念(潮村・村上・小林. 2 的なデータを得るといったi l W定方法が数多く考案され 0 0 4 ) . 社会不安(大月・杉山. 2 0 0 5 )な 月・杉山. 2 ている(金築・伊藤・山田・境・青山・金井・小山・増 どを対象として研究がされているが. lATと比較して 0 0 2 ) 0I m p l i c i tA s s o c i a t i o n 田・石川・腰・佐藤・吉田, 2 まだ少ないのが現状である。 T e s tQAT:G r e e n w a l d .McGhee.& S c h w a r t z .1 9 9 8 ) IATは,妥当性や信頼性の検討が多くなされてきて As s o c i a t i o nTask (GNAT:Nosek& おり,特に信頼性の検討がなされている点は認知課題 や Go/No~go .2 0 01)もこうした認知課題白ひとつとして注 B田 町 i としては特徴的である ao 田 o n .Sw皿n, &Pennebaker , 目を集めている。 2 0 0 0 ) 0 lAT研究において信頼性白検討は,多くの場 lATゃGNATは,過去経験によって貯蔵されている 合再検査法によってなされている。これらの研究を概 長期記憶内白概念潤由連合白強さを測定することを目 asgupta&Greenwald ( 2 0 01)では相関 観すると. D 的としており,個人由記憧構造の指標のひとつである 5(実施間隔 ~1 日). Cunningham.P r e a c h e r . 係数が 6 G r e e n w a l de ta l . . 1 9 9 8; Nosek晶 B a n a j i , と考えられる ( 2 (範囲 ~.16-.51 ;平均実施 &Banaji ( 2 0 01)では 3 Bossone tal .( 2 0 0 0 ) では 6 9 (実施間 2 0 01)。特に,概念問由連合白中でも,ある特定の対 間隔 ~28 日). 象と肯定的あるいは否定的といった評価との連合を問 隔 ~31 日). 題にする場合. G reenwaldらは潜在的態度 ( ] m p l i 白t (実施間関 ~8 日). Greenwald&Farnham ( 2 0 0 0 ) では 5 2 Egloff&Schm u k ! e( 2 目 日2 )では 5 7 , A t t i t u d e ) という用語を用いている。 IATとGNATは (実施間隔 ~7 日)であり,他の認知課題と比較して高 概念間由連合強度は刺激単語の概念分類を弁別する課 い信頼性を有していることが示されている ( B o s s o n 題白スピードや容易さとして現れるとする考えを前提 e ta l . .2 0日日)。認知情報処理的アプローチによる研究 としており,課題の反応潜時を用いて数量化するとい においては,そこで使用される認知課題の信頼性とい う点で類似した課題である。しかし. lATは測定の対 う問題はあまり議論されていない場合が多いが,認知 象となる概念(標的概念〕が 2種類でそれら白標的概 情報処理の個人差を測定するための測度としての信頼 念と属性概念(肯定的/否定的など)の連合強度白相 性白検討は重要であり ( E g l o f f &S c h m u k l e .2 0 0 2 ) . 対的な差を測定しているのに対 Lて. GNATは単一目 高い信頼性が確認、されている IATは有用な測度である 標的概念と属性概念の連合強度白みを測定していると と考えられる。一方. GNATに関 Lては研究数も少な D eHouwer.2 0 0 2;Nosek いう点において違いがある ( いため信頼性白検討はまだなされておらず,今後の重 0 0 4 )。そ白ため,単 &B a n a j i .2 0 0 1 ;大月・杉山. 2 要な課題であると考えられる(大月・杉山. 2 0 0 4 )。 このように. IATに関しては信頼性が確認されてい ーの対象と評価に関する個人内の連合強度を測定する では研究がなされていないという点 るものの. GNAT の方が妥当性が高いと考えられる。 には. GNAT の今後の発展に対しても大きな問題となる。 は. GNAT Tは,人種聞の偏見 CCunningham. これまでにlA ,& B四 a j i .2 0 0 1 ;Dasgupta&Greenwald. P r e a c h e r そのため. GNAT がIATと同程度白信頼性を有してい 2 0 01)や自己概念(Gr e e n w a l d& F訂 nh 田n .2 0 0 0 ) るかどうか検討する必要があると考えられる。また, といった社会心理学領域で多くの研究がされてきてい 認知情報処理的アプローチでは質問紙よりも認知課題 るが,掬うつ C Gemar ,S e g a l .S a g r a t i . & Kennedy , を測度として用いることが多いため,認知課題白課題 2 0 0 1 )や社会不安 C d eJong ,Pasman ,K i n d t ,& v日 特性や反応速度白ような個人の処理能力が結果に影響 d e nH o u t .2 0 0 1;d eJ o n g .2 0 0 2 ) . 特性不安 ( E g l o f f する可能性が考えられる。反応速度に関 Lては,課題 &S c h m u k l e .2 0 0 2 ) . 単一恐怖 (Teachmane ta l . . 内の条件関白反応潜時の差を算出することで,その個 出 1叩 &W oody.2 0 0 3 ) .摂食障害 ( O h t s u k i 2 0 0 1; T e a c 人差が相殺できると考えられているが(金井・嶋田・ &K 田n i m u r a .2 0 0 4 ) など白精神医学・臨床心理学 坂野. 2 0 0 3 ) . 複数回同じ認知課題を実施した場合の 領域でも近年研究が盛んになってきている。一方GNAT 慣れの効果が結果にど白ように影響するかといった検 1 3 大月・権上・杉山 潜在的態度測定パラダイムの信頼性の検討 4回すべてで測定をした実験協 討はなされていない。認知課題の遂行成績で認知情報 測定機会を設けたが. 処理過程の個人差を測定する以上,課題への慣れによ 力者は 2 3 名で,残りの実験協力者は日時の都合がつか 5人は 2回. 1人は 3回の測定のみとなった。 る遂行の変化と結果の検討は測度の信頼性という観点 ず からも重要であると考えられる。 IATやGNATにおい 2 耳J I 度 てもこれらの視点からの検討は重要であろう。 1)f l o w e r / i冊 e c t I A T そこで本研究は. IATとGNATの信頼性を再検査法 , Greenwald ,N osek.& B a n a j i f l o w e r/insect~IATは により検討することを目的とする。また,複数回実施 ( 2 0 0 3 ) を参考に 7つのプロックで構成され,花の名 することによって生じる課題への慣れが,測定結果に 前,見虫の名前,肯定語,否定語の 4種類のカテゴリー どのような影響を与えるかの検討を行なうこととする。 課題であった ( F i g .J)。刺激語は各カテ を用いた IAT 0 単語とした ( T a b l eJ )0 B 4 ・7は組合せ課 ゴリー 1 方法 題の本試行とし. B 1・2は B4の本試行で用いるカ テゴリーを指定された反応キーでカテゴリ一分けする 練習課題. B 3は B4の組合せ課題の練習課題であっ 1 実験協力者 た。また. B4と B7は反応キ 実験参加白募集を行い,協力を承諾した私立大学学 生 29名(平均年齢 ~22 .4 1 歳士 3.09 ;男性 名)を実験協力者と BLOCK 課題内容 呈示刺激と 反応キーの 割り当て 試行数 8名,女性 2 1 ているので,反応、キーが入れ替わる標的概念に関して Lた。各実験協力者あたり 4回の Bl B2 練習 2 練習 3 標的概念: 弁別 評価概念 弁別 組合せ 弁別 花 L 肯定 L 虫 R 否定 R 2 0 2 0 B5で練習課題とし. B7の組合せ課題の練習として B3 練習 1 花 虫 肯定 否定 の割り当てが逆になっ B4 本試行 l C P o s i 条件) 組合せ 弁別 L R L R 花 虫 肯定 否定 2 0 4 0 L R L R B5 B6 練習 4 練習 5 標的概念 弁別 組合せ 弁別 花 R 虫 L 花 虫 肯定 否定 2 0 B7 本試行 2 (Nega 条件) 組合せ 弁別 R L L R 花 虫 肯定 否定 R L L R 2 0 1 o w e r / i n s e c t I A Tの構造 F i g . l:f f l o w e r / i n s e c t -IA Tは. 2つの反応キーを用いて行なう単語弁別課題 7プロックで繕成された。 B1は練習 lと して標的概念に含まれる単語の弁別課題が. B2は練習 2として評価概念に含まれる単語白弁別課題が行なわ P o s i 条件〕が B3とB4 れた。そ Lて,標的概念と弁別概念由両方が刺激として提示される組合せ弁別課題 ( で実施され. B3は練習であった。また. B5では B1とは反応キーの割り当てを逆に Lた弁別課題を練習 4 として. B6では B3・4の組合せ弁別課題目標的観念に対する反応キ の割り当てを逆に Lた弁別陳題 ( N e g a 条件)を練習 5として実施した。最後に B7で B 6由本試行が行なわれた。 場注花=花の名前,虫=虫の名前,肯定=肯定語,否定=否定語. L~ 左キー. R~ 右キー a b l e l:f l o w e r / i n s e c t I A T・flower-GNAT白刺激単語 T' Category S t i m u l u swords f l o w e r ひまわりユリすみれチューリップパンジーパラさくらたんぽまコスモスカーネ ション 1 t e e s 1 ゴキプリ p o s i t i v e 快 い き れ い う れ Lい 心 地 よ い す ば ら Lい 楽 Lい 美 し い 好 ま し い や さ Lい 望 ま し い n e g a t i v e 汚 い 悲 Lい つ ら い さ び し い 気 味 悪 い 苦 し い く ど い 切 な い 心 苦 Lい 情 け な い クモカメムシとんぼかまきりダンゴ虫ムカデキリギリスハエスズメパチ 1 4 広 島 国 際 大 学 心 理 臨 床 セ ン タ ー 紀 要 第 4号 B6を設定 Lた 。 B4 ・?の組合せ課題で白反応キー であった ( F i g . 2 参照)。各条件とも本試行と Lて 8 0 試 へのカテゴリー由配置は 2種類用意された。まず, 行,練習試行と Lて 1 6 試行実施した。また. B1は B Nega 条件として花の名前と否定語が一方の反応キー 2の練習課題として. B3は B4の練習課題と Lて設 へ,昆虫の名前と肯定語がもう一方の反応キーへと割 定された。各条件の提示順序は,カウンターバランス り当てられる組合せとした。そ Lて. P o s i 条件と Lて をとった。教示文や各試行で白刺激の呈示方法は f l o w e r 花の名前と肯定語,昆虫の名前と否定語がそれぞれ割 / i n s e c t -lATと同様とした。ただし. flower-GNATで り当てられる組合せとした ( F i g.1参照)。この条件の は反応がない場合は刺激語を 8 00ms 呈示後に次白試行 呈示順序と左右の反応キーの配置を変更 Lた 4種類の へ移る設定とした。 スデリプトを用意し,カウンターパランスをとった。 3 . 実験装置 l o w e r j i n s e c t -lAT . flower-GNAT 課題の説明文. f 課題は,まず,プロックの最初にカテゴリーと反応キー の割り当てを指示する教示文がディスプレーに呈示さ 由刺激単語および各 GNATプログラムは. C a r n e g i e れた。次に各試行は,最初に画面中央に注視点(*) M e l l o n U n i v e r s i t yで心理学実験のプログラミング周 を3 00ms 呈示し,注視点が消えた直後に各プロック由 に開発された P s y S c o p e C C o h e n .Macwhinney,F l a t t . 課題内容に対応する特定のカテゴリーの単語を 1語ラ &P r o v o s t .1 9 9 3 )によって作成 Lた。教示,課題説明 ンダムな順序で画面中央に呈示した。実験協力者はこ における刺激は.P syScope( C o h e ne ta1 . 文,各GNAT 白呈示された単語白カテゴリーをできるだけ早く正確 1 9 9 3 )および A p p l e 社製パーソナルコンピュータ P ower に判断 L . 指定された反応キーを押すよう教示された。 MacintoshG4を用いて,三菱社製CRTディスプレー 07インチ〕に呈示 Lた。 IAT'GNAT課題における 試行間間隔は 3 00msとした。 c r o s社製 PsySc ボタン押し反応の反応潜時は, NewMi 2) flower-GNAT flower-GNATは. Nosek&B a n a j i( 2 0 0 ] ) を参考 l o w e r / in s e c t l A Tと に 4つのプロックで構成され. f o p eButtonBoxを用いて. 1ms 単位で計測した。 4 手続き 同じ刺激カテゴリーと刺激語を用いた GNAτ課題であっ 実験協力者は個別に実験室に入室後,刺激呈示周ディ た ( F i g . 2 ) oflower-GNAT には 2つの条件が用意さ スプレーから約 8 0叩離れた椅子に着席した。そ四後, れ,一方は花田名前と肯定語が呈示された場合にボタ 「単語白カテゴリーを判断する実験です」と教示し, ンを押す条件 ( P o s i 条件).もう一方は花の名前と否定 f l o w e r j i n s e c t l ATとflower-GNAT田課題を実施 Lた 。 Nega 条件) 語が提示された場合にボタンを押す条件 ( f l o w e r / i n s e c t IATとflower-GNATの実胞順序は被験 BLOCK 課題内容 B1 練習 1 ( P o s i 条件) B2 B3 B4 P o s i 条件) 本試行 1 C 練習 2 ( N e g a 条件) N e g a 条件) 本試行 2 C o 呈示刺激と 反応キーの 割り当て 花田名前 O 虫の名前 × 肯定語 O × 否定語 花白名 i i 0 虫の名前 × 肯定語 O × 否定語 花の名附 虫の名前 × 肯定語 × 否定語 O 花の名目i j 0 虫白名前 × × 肯定語 否定語 O 試行数 1 6 8 0 1 6 8 0 F i g . 2 :f l o w e r-GNAT白構造 :f l o w e r G N A Tは. 1つ白みの反応キーを用いて行なう単語弁別課題 4プロックで構成された。 IATとは異なり, 反応キ が 1つであるため反応するか Lないかで刺激単語の弁別を行なう。また,すべて白プロックにおいて 4つ由概念に含まれる刺激単語が提示されるのも異なる点である。 B1・2では P o s i 条件として呈示刺激が花 の名前か肯定語四場合のみ反応する弁別課題で.逆に. B3・4はN ega 条件として花の名前か否定語の場合の みに反応する弁別課題であった。 B 1とB3はそれぞれ練習試行であった。 ¥注 :O~ 反応する{反応キーを押す l. X~ 反応 L ない(反応キーを押さない) -15ー 大月・権上・杉山 潜在的態度測定パラダイムの信頼性の検討 パランスされた。 IATとGNAT に関す t i m e 2・3・4と白lAT得点, GNAT 得点目相関係数を るすべての教示は,コンビューターディスプレー上に呈 算出 Lた 。 T a b l e 2はIAT 得点、と GNAT 得点、それぞれで 1週間間隔で実験協 e a r s o n白相関係数を示 Lたも白である。 IAT 得点 白P 力者ごとに 4回 ( t i m e l・2・3・4 )繰り返し行なった。 に関しては. t i m e lとt i m e 2( r~.38, pく 0 5 ),t i m e lと 者間でカウンタ 示された。この手順での測定を, t i m e 3 (r~ .4 3 , pく 0 5 ) において有意な中程度の正田 5 . IAT'GNAT の得点化手続き f l o w e r j i n s e c t -IA Tに関しては, Greenwalde ta l 相関が確認された。また, GNAT 得点に関 Lては. t i (998) などを参考に,①反応、港時が 300ms以下ある melとt i m e 3 (r~ .48 , p<. 0 5 ) において有意な中程度 いは 3 000ms 以上である場合は誤反応とする,②全て の正の相関が確認された。 の反応潜持は対数変換してから統計処理を行う,③正 2 . 課題への慣れと IAT'GNAT得点の結果 反応であった反応潜時のみで P o s i 条件と Nega 条件の IAT・GNATそれぞれの課題への慣れの程度を評価 それぞれの平均を算出する,④ Nega 条件の平均反応 するために, f l o w e r j i n s e c t I A T . flower-GNATとも 潜時から P o s i 条件の平均反応潜持を引きその差を IAT o s i 条件と Nega 条件を合わせた全体の平均反応 に. P 得点とする,という手続きをとった。 IAT 課題では, 潜持を算出し個人の反応速度の指標とした。 f l o w e r / i n s e c t I A T白反応速度の平均の推移を F i g . 3 カテゴリー白組合せ条件による反応潜時の差が重要な 意味を持つ。 IAT 得点が正由値であるほど,すなわち, に , IAT 得点、白平均の推移を F i g . 4に示す。課題への Nega 条件白反応潜時が P o s i 条件よりも長い場合,花 慣れによる反応速度の変化と IAT 得点目変化を比較す 概念と肯定語の連合が強いことを示l..,逆に負の値であ るため,指標 2(反応速度jlAT 得,点)x測定回 4( t i m e l・ るほど,花概念と否定語由連合が強いことを意味した。 2・3・4 ) の分散分析を行なった。その結果,交互作 flower-GNATに関 Lては, Nosek&Banaji ( 2 0 01 ) U p < . O l の実験 5を参考に,①全ての反応潜時は対数変換して 9 5 0 から統計処理を行う,③正反応であった反応潜時のみ 9 0 0 でP o s i 条件と Nega 条件のそれぞれの平均を算出する, E田 ④ Nega 条件の平均反応潜時から PO 田条件の平均反応潜 5 7 田 得点とする,という手続きを 時を引きその差を GNAT とった。 GNAγ得点の解釈は IAT 得点と同様であった。 f l o w e r j i n s e c t -IA T, flower-GN ATともに統計処理 ヲく田 O E田 0 ,. 700 な 550 は対数変換 Lてから行なわれたが,本論中に掲載する 500 結果の図は理解 Lやすいように,すべて ms 単位で白 問 " 1 表記にすることと Lた 。 t i m e 3 伽" m . ' 世 t i m e 円g. 3:f l o w e r / i n s e c t IATにおける反応速度目推蕗 結果 4 0 0 350 田岡田 Ta 凶e 2:f l o w e r / i n s e c t -IA T・ flower-GNAT白相関係数 22? IAT.GNATの信頼性を検討するため, t i m e lと 令E vobomfFS 300 1 信頼性分析の結果 1 0 0 もI m e l / 2 ( n = 2 9 )timeν3(n~24) time 1/4佃~2350 1AT GNAT . 3 8 ' . 4 3 3 3 4 8 事 本 4 1 0 2 3 * p<. 0 5 -16ー t i m e 1 t i m e 2 t i m e 3 t i me 4 t i m . F i g . 4:f l o w e r j i n s e c t I A Tにおける IAT 得点目推移 ヘ九ベ 広 島 国 際 大 学 心 理 臨 床 セ ン タ ー 紀 要 第 4号 用が有意であったため [F(3.66)~5 .49. Pく 検討することを目的と Lた。そのため. IATに関して た 1要因分散分析を実施した。その結果. IAT 得点に l o w e r j i n s e c t IA Tを. GNATに関 Lては f l o w e r はf .1 週間間隔で同一個人に 4回白測定 GNATを作成 L 01l.反応 速度と IAT 得点目それぞれにおいて測定回を要因と L 関しては有意な主効果は確認されなかった [F(3.66)~ では . 3 8 . 4 3白相関係数 を実施 Lた。その結果. IAT 9 2 .n . s.l。一方,反応祖l 度に関 Lては有意な主効果が が得られ,中程度の正の相闘が確認され,若干低いも 確認されたため [F(3.66)~23.97. p<. 01 l .B o n f e r r o n i 自由先行研究で示された範囲内であった。一方, 由多重比較を実施 Lた。その結果, t i m e lは他のすべ GNATでは 23-. 4 8の相関係数が得られ,弱い正の相 水準の有意差が. t i m e 2はt 出1 e 4と て白測定固と 1 % ossone ta l 関から中程度目正の相関が確認された。 B 5%水準の有意差が確認された。 ( 2 0日0 ) では認知課題と Lて代表的な修Eストループ 一方. f 1 ower-GNAT 白反応速度目平均の推移を F i g . 5 課題 (r~-.06) やプライミング課題 (r~.08. r~28) に. IAT 得点目平均白推移を F i g . 6に示す o f l o w e r でも再検査法を実施しており,これらの結果と比較す GNATに関しても 2要因の分散分析を実施したところ, ると. IATとGNATは高い信頼性があると考えられる。 また. IATとGNATを比較すると. GNATは全体的に 有意な交互作用および主効果は確認されなかった。 i m e lとt i m e 3と白相関係数は . 4 8で やや劣るものの. t 7 5 0 のどの数値よりも高い結果となっている。 あり. IAT 7 0 0 これらのことから. GNATに関 Lても IATと同程度の E師 信頼性を有しているといえよう。 長 、 600 i 5 ところで. I A T . GNATともに認知課題と Lては比 田 i 較的高い信頼性が示されているも白白,それでも中程 度の相関にとどまっている。これには以下回ような要 柵 4 0 0 や GNATといった認知課 因が考えられる。まず. IAT 350 3 0 0 t i m a l t i m e 2 t i m e 3 t i m e 4 t i m e 題には,課題に取り組む際白個人の疲労度や眠気,意 欲といった個人内要因や,測定時の騒音や温度といっ た環境要因が,質問紙法などよりも影響 Lやすいとい F i g . 5:flower-GNATにおける反応速度の推移 うことが考えられる。多く白認知課題は,反応潜時を 4 0 0 従属変数とし 1ms 単位で白測定を行うために,これ 350 らの変数は結果に彰響を及ぼす可能性が考えられる。 . . .3 0 0 3 2 b 次に. IAT や GNAT で測定される記憶内白概念間由連 ~ 要因が考えられる。大月・杉山 ( 2 0 0 5 ) は社会不安傾 田 合強度が,個人白状態に依存するという状態依存性の g200 1 叩 向白高い大学生に社会的状況に対する態度を測定する 1 0 0 GNATを,安静状況と社会的状況(スピーチをするよ 。 t i m e l t i m a 2 t i m e 3 う教示 Lた状況)田両方で同一個人に対して実施 Lた 。 t i m e 4 その結果,安静状況での測定結果よりも社会的状況で t i m e F i g 6:flower-GNATにお廿る GNAT 得点白推移 測定した GNAT 得点の方が,スピーチ場面導入による 主観的な緊張感の変化と強く関連していることを見出 Lている。また. Gemar e t0 1 .( 2 0 01)も気分誘導 考察 得点の変化を指摘しており,その状態依存 による IAT 1 . IAT.GNAT の信頼性に関して 性を示唆している。このように. IAT や GNAT で測定 町信頼性を再検査法により 本研究は. IATとGNAT される記憶内自概念関連合は,特定白先行事象によっ 1 7 大月・権上・杉山 潜在的態度,則定パラダイムの信頼性の検討 て活性化される記憶構造と考えることができ,それに れていない点である。今後, iIl~ 定時にこれらの個人内 得点も変化することが考えられる。 応じて IAT・GNATl 要因の確認をするなどの操作を通 Lて,統制していく 2 . 課題への慣れと IAT.GNAT 得点に関して 必要があると考えられる。また,これらの個人内要因 本研究では, IAT , GNATそれぞれにおいて,課題 と測定結果の関連についても検討する必要がある。 への慣れによる遂行の変化と測定結果の関連も検討す 次に, IAT , GNATともに,測定される記憶犠造に AT.GNAT 得点)の るため,反応速度と測定結果(I は状態依存性があると考えられるために,測定時に蹴 変化を分散分析によって検討した。その結果, IATに 活操作が必要であると考えられる点である。認知情報 関しては測定回が増えるにつれ反応速度は速くなるが, 処理的アプローチにおいては,情動障害を持つ個人白 IAT 得点は有意な変化はしないということが示された 信念やスキーマが活性化されることによって,認知情 ( F i g . 3・4 )。このことから, IATは複数圃実施するこ 報処理にパイアスが生じることが指摘されている とによる課題への慣れにより,刺激呈示から反応する (Mogg ,B r a d l e y ,H yare, &Lee ,1 9 9 8 )。先行研究 までの反応速度が全体と Lて速くなっていくもの白, D a s g u p t a晶 Greenwald ,2 0 0 1;Gemare ta l . , の結果 ( 得点には有意な変化が生 記憶構造の指標としての IAT 2 0 0 1;大月・杉山, 2 0 0 5 )から, IATやGNATにもそ白 で じないということが考えられる。このことは, IAT ような結果が確認されており,測定対象によっては測 示される測定結果は,個人の処理能力による影響が少 定時に何らかの操作をすることによって活性化させる では得点 ないことを示唆するも白と考えられる。 IAT 必要がある。特に,精神医学・臨床心理学領域で IAT 化する際に,課題内の条件の差を求めるという,認知 やGNAT をアセスメントツールとして用いる場合には, 課題特有の方法を用いている。この方法により,金井 そ白障害に関連した状況を用いた手続きを設定してい ら ( 2 0 0 3 ) も指摘するように処理能力の個人差は棺殺 くことが重要と考えられる。しかし,このような IAT. され,得られる指標はその影響が除かれたものになる GNAT白状態依存性は,治療による改善の効果を評価 と考えられる。本研究も,このような考えを支持する する場合に有用な特徴になると考えられるの e Houwer. 結果とな勺た。 2 0 0 2 )。現段階では IATやGNATを臨床例に適用 Lた 一方, GNATに関しては,複数回実施による反応速 Tl得点の変化は確認されなかった ( F i g . 5・6 ) 。 度と GNA 研究はまだ少ないため,今後の研究を通 Lて慎重な議 論が必要である。 これは, GNATはIATと比べて課題白難易度自体が低 文献 いために,慣れによる影響が少なかったためと考えら れる。このような観点からすれば, GNATは初拍て実 B e c k .A .T .,& C l a r k .D .A .1 9 9 7 An i n l o r m a t i o n 施する個人にとっても比較的容易な認知課題であり 予め何度も練習する必要のない測定ツールであると考 p r o c e s s i n g m o d e lo fa n x i e t y: a u t o m a t i c四 d s t r a t e g i c えられる。 p r o c e s s e s .B e h a v i o l l rR由 e a r c handTh e r a p y .3 5 .4 9 3 . 今後の課題 5 8 . 本研究では, IATとGNATの認知課題としては高い B l a n k s t e i n,K .R , .&S e g a l,Z .V .2000 Cognitive 信頼性が確認された。また, IATに関しては課題への a s s e s s m e n t .I s s u eandm e t h o d s .I nK.S .Dobson 慣れによる遂行成績の変化と測定結果(I AT 得点)に ( E d . ),Handbookofc o g n i t i v eb e h酎 ' i o r a lt h e r a p y .New はあまり関連がないこと, GNATに関しては課題白慣 York G u i l l o r dP r e s s .4 0 8 5 . れによって遂行成績にも測定結果にも変化がないこと が示唆された。しかしながら, IAT やGNATにはいく 目 B o s s o n .J .K . . Swann,W.B . .& P e n n e b a k e r .J .W 2 0 0 0S t a l k i n gt h ep e r f e c tmeasure0 1i m p l i c i ts e l f e s t e e m: Theb l e i n d血 四 a n dt h ee l e p a h a n tr e v i s i t e d ? つかの問題点が残されている。 まず,本研究においては諜題に取り組む際の個人 f T . ) 疲労度や眠気,意欲といった個人内要因の検討がなさ 十 , J, z o刷。10 1PersonalityandSocialp甲 chology,79,631- 6 4 3 18- 広 島 国 際 大 学 心 理 臨 床 セ ン 安 一 紀 要 第 4号 C l a r k& Wel 1 s1 9 9 5Ac o g n i t i v e皿 o d e lo fs o c i a lp h o b i a .G . .L i e b o w i t z,M.R . .Hope, D .A . . I nHeimberg,R &S c h n e i e r .F .R .( E d s ) .S o c i a lp h o b i a:d i a g n o s . i 民 間 ' S e s s m 四 . tandt r 印 刷e n l . NewY ork:TheG u i l f o r d 0 . 8 5 . P r e s s .4 C o h e n .J .,Macwhinney.B . , F l a t t .M.,& P r o v o s t . J .1 9 9 3P s y S c o p e:Ani n t e r a c t i v eg r a p h i cs y s t e m o n t r o l l i n ge x p e r i m e n t si nt h e f o rd e s i g n i n g叩 dc p s y c h o l o g yl a b o r a t o r yu s i n gM a c i n t o s hc o m p u t e r s . B e h a v i o r R 田 e 町 ' c hMelho d . 包l n s t r u m e n t s .andc o m p u t e r s , 2 5,2 5 7 2 7 1 J o u r n a J01 P e r s o n a l i t yandS o c i a JP s y c h o l o g y .7 4 .1 4 6 4 - 1 4 8 0 . G r e e n w a l d . A.G . . Nozek,B.A .,& B a n a j i,M.R . 2 0 0 3U n d e r s t a n d i n g叩 du s i n gt h e 血p l i c i t 田t :1 .Ani m p r o v e ds c o r 田 ga l g o r i t h m . a s s o c i a t i o nt J o u r n a l01 P e r s o n a l i t yandS o c i a lP s y c h o l o g y .8 5 .1 9 7 - 2 1 6 . d e Jong, P .2 0 0 2I m p l i c i ts e l f e s t e e m and s o c i a l 1s e l f p o s i t i v i t ye f f e c t si nh i g h a n x i e t y: d i f f e r e n t ia ν ' i o u rR e s e a r c h andlowa n x i e t yi n d i v i d u a l s .Beha ' dTh e r a p y ,4 0,5 0 1・5 0 8 . d eJong,P .,P出 血 拍 . W.,K i n d t ,M. ,& v a nd e n 田 Cunningham.W.A . .P r e a c h e r .K .J . .& B a n a j i,M R .2 日 1I m p l i c i ta t t i t u d em e a s u r e s:c o n s i s t e n c y, s t a b i l i t y .田 dc o n v e r g e n tv a l i d i t y .Psych%gical ,1 2,1 6 3 1 7 0 . S c i e n c e Dasgupta,N .,& G r e e n w a l d,A. G .2 0 0 1 On t h e m a l l e a b i l i t yo fa u t o m a t i ca t t i t u d e s:c o m b a t i n g a u t o m a t i cp r e j u d i c ew i t hI m a g e so fa d m i r e dand .2 0 0 1A r e a c t i o nt i m eparadigmt o Hout,M.A 皿p l i c i t )c o m p l a i n t s p e c i f i cd y s f u n c t i o na 1 a s s e s s( i b e l i e f s .BehaviourResearchand1 1 z e r a p y .3 9 .1 0 1 1 1 3 . 金井嘉宏・嶋田洋徳・坂野雄二 2 0 0 3 対処スタイル が注意パイアスに及ぼす影響 行動療法研究, 2 9 , 1 5 9 1 7 0 . e : 厄o n a l i t y and d i s l i k e di n d i v i d u a l s . Journal 01P ,8 1,8 0 0 8 1 4 . S o c i a lP s y c h o l o g y 金築優・伊藤義徳・山田幸恵・境泉洋・青山幸司・ DeHouwer,J 初日 2Thei m p l i c i ta s s o c i a t i o nt e s t 金井嘉宏・小山徹平・増田智美・石川信一・腰 み 1a s s o 口a t i o n s a sat o o lf o rs t u d y i n gd y s f u n c t i o na i np s y c h o p a t h o l o g y:s t r e n g t h sandl i m i t a t i o n s における認知白測定法一情報処理パラダイムに基づ J o u r n a J 01 B e h a v i o r T h e r a p y and Ex p e r i m e n t a J く測定法 句ん 3 3 ,1 1 5 1 3 3 . P s y c h i a ; E g l o , ! fB .& S c h m u k l e .S .C .2 0 0 1P r e d i c t i v ev a l i d i t y さき・佐藤さやか・吉田諭江 る情報処理由偏り 伊殻雅臣(監訳)認知行動療法 の科学と実践星和書庖 4 7 6 7 . ( M a t h e w s .A .1 9 9 7I n f o r m a t i o np r o c e s s i n gb i 回目 i ne m o t i o n a ld i s o r d e r s .I nD .M.C l a r k,& C .G F a i r b u r n( E d s . ) .S c i e n c eandp r a c t i c eo fc o g n i t i v e b e h a v i o u rt h e r a p y . Oxford:O x f o r dU n i v e r s i t y P r e s s .) . , B r a d l e y,B .P . .Hy 訂 e .H .,& L e e,S1 9 9 8 Mogg,K S e l e c t i v ea t t e n t i o nt of o o d r e l a t e ds t i m u l ii n t t e n t i o n a lb i 田 e ss p e c i f i ct oe m o t i o n 叫 h u n g e r 町 ea andp s y c h o l o g i c a ls t a t e s,o ra r et h e ya 1 s of o u n d e r s l 四 a l i t yandS o c i a l ands e l f c o n c e p t . JournaJザ P ,7 9 ,1 0 2 2 1 0 3 8 . P s y c h o l o g y G r e e n w a l d .A.G .,McGhee.D .E .,& S c h w a r t z,J 9 9 8Measuring i n d i v i d u a ld i f f e r e n c e si n L .K. 1 i m p l i c i tc o g n i t i o n:t h ei m p l i c i ta s s o c i a t i o nt e s t ,5 9 6 8 早稲田大学臨床心理学研究, 2 l v I a t h e w s .A.伊鼓雅直(訳) 2 0 0 3 情動障害におけ 。 fan i m p l i c i ta s s o c i a t i o nt e s tf o ra s s e s s i n g / P e r s o n a l i t y四 dS o c i a lP s y c h o l o g y . a n x i e t y .Journal0 8 3 ,1 4 4 1 1 4 5 5 Gemar.M.C .,Sega . lZ .V .,S a g r a t i,S . ,& K e n n e d y . 0日1M o o d i n d u c e dc h a n g e sont h ei m p l i c i t S .J .2 a s s o c i a t i o nt e s ti nr e c o v e r e dd e p r e s s e dp a t i e n t s . JoumalofAbnonnalP s y c h o l o g y ,1 1 0 ,2 8 2 2 8 9 . G r e e n w a l d,A.G .,& Farnham,S .D .2 0 0 0Usingt h e o c i a t i o nt e s tt om e a s u r es e l f e s t e e m i m p l i c i t田 s 2 0 0 2 認知行動療法 I 回 e a r c h and i n n o r m a ld r i v es t a t e sワ Behaviour R ,3 6 ,2 2 7 2 3 7 . T h e r a p y N o z e k .B .A . , & Ban 叩 , M.R .2 0 0 1Theg o / n o g o k .S o c i a lC o g n i t i o n .1 9 .6 2 5 6 6 4 . a s s o c i a t i o nt a s -19ー 大月・権上・杉山 潜在的態度測定パラダイムの信頼性の検討 O h t s u k i,T . & Kamimura,E .2 0 0 4The E f f e c to f E a t i n g D i s o r d e r s Tendency on l n f o r m a t i o n 師団 i nC o l l e g eFemale:Measuring P r o c e s s i n gB i Dy s f u n c t i o n a lAsso ロa t i o n si n1 皿p l i c i tAs s o c i a t i o n . tWorldCongresso fB e h a v i o r a l四 dC o g n i t i v e Tes T h e r a p i e s2 0 0 4A b s t r a c t s .2 2 5 . 大月 度 友・杉山雅彦 2 0 0 4 摂食障害傾向と潜在的態 GNATによる潜在的態度の測定広島国際大学 心理臨床センタ一紀要. 3 .1 9 , 大月 友・杉山雅彦 2 0 0 5 GNATを用いた社会的状 況に対する潜在的評価連合の測定社会不安の認知 メカニズムにおける渇在的態度の検討一 日本行動 療法学会第 3 1回大会発表論文集. 4 0 0 4 01 . 潮村公弘・村上史朗・小林知博 2 0 0 3 潜在的社会的 認知研究白進展ーlAT( I m p l i c i tA s s o c i a t i o nTes t ) への招待一信州大学人文学部人文科学論集. 3 7 . 6 5 8 4 . Teachman,B .A . .Gregg,A.P . .& Woody,S .R .2 0 0 1 I m p l i c i ta s s o c i a t i o n sf o rf e a r r e l e v a n ts t i m u l i 町 nQngi n d i v i d u a l sw i t hsnakeands p i d e rf e 田s . J o u r n a Jq わ4bnormalPsychology. 1 1 0 .2 2 6 2 3 5 . Teachman,B .A .& Woody,S .R .2 0 0 3Automatic p r o c e s s i n gi ns p i d e rp h o b i a: I m p l i s i tf e 訂 a s s o c i a t i o n s Q v e rt h ec o u r s eo ft r e a t m e n t . Journal0 /Abnormal P s y c h o l o g y .1 1 2 .1 0 0 1 0 9 . (受理目 2 0 0 5 年1 2月2 1日 〉 -20ー
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