r yx = + 2014 関西大学 文系 r yx = + - tcp-ip

愛知県高等学校数学研究会
数学科教育情報委員会
数Ⅱ 【図形と方程式】軌跡と領域
2014 関西大学
文系
不等式 (| x  y | 2)(| x  y | 4) ≦ 0 の表す領域を D とする。次の問いに答えよ。
(1) 領域 D を図示せよ。
(2) 円 x  y  r が領域 D と共有点を持つような半径 r の範囲を求めよ。
2
2
2
(1)で図示する領域 D は、 2 ≦| x  y |≦ 4 から、図のような 2 本の帯状の部分になることがわかる。
y
4
3
2
1
−4
−3
−2
−1
O
1
2
3
4
x
−1
−2
(2)円 x  y  r を、パラメータを用いて図示し、r にあたる値を変えていくと、半径 r が 2 のと
2
2
2
き領域 D と接するようであることがわかり、その後は、どれだけ r を大きくしても、必ず領域 D と共
有点をもつことがわかる。
y
4
3
2
1
−4
−3
−2
−1
O
−1
−2
−3
−4
1
2
3
4
x