資料2-4 山形DC事業実績について(庄内地域) 1 実施方針 庄内地域では、県、市町村、東日本旅客鉄道株式会社並びに事業に賛同する関係団体 等との連携を緊密に取りながら、「日本人の心のふるさと」を実感できる観光地山形の 創造に向け、主体的に観光資源の掘り起こしや磨きあげを行う。 また、おもてなしや二次交通の整備、イベントの開催など観光客受入態勢を充実し、 交流人口の拡大による地域の活性化を図るとともに、これらの取り組みを継続すること により、地域の観光力を高め、キャンペーンによる誘客効果を持続させていくよう取組 みを進める。 2 実施状況 (1) 広報宣伝 ① Web(やまがた庄内観光サイト)での情報発信 ○ さくらんぼ特集ページの新規作成(H26.5.15) ○ 山形 DC 特集ページの新規作成(H26.6.19) ○ ご利益特集ページのリニューアル(H26.7.15) ○ 昨年度に多く検索されたワード「桜」、 「巡礼」、 「さくらんぼ」、 「夏休み自由研 究」、 「トレッキング」等を季節に応じて首都圏、近県へリスティング広告を含 む検索対策を実施中、あわせてログ解析も実施中 ○ 4月~9月の合計では、昨年同時期の約2.6倍のサイト訪問数があった ② 誌面やラジオでの情報発信 山形 DC をはじめ、庄内エリアの観光情報を各種媒体を活用し情報発信 ○ 4月「山形わくわくガイド 2014 春号」に山形 DC 庄内版特集記事掲載 ○ 5月鶴岡タイムスへの山形 DC 記事掲載 ○ 6月~8月山形新聞社 DC 特集号に掲載 ○ 6月~9月 FM 山形にて DC 期間中の毎週金曜日に庄内の観光情報紹介 ○ 6月産経新聞(首都圏版)に「トレッキング」と「食」で Web 誘導広告掲載 ○ 6月やまがたコミュニティ新聞に羽黒山五重塔ライトアップ記事掲載 ○ 6月 e-Towns7月号に山形 DC 庄内特集記事を 18 頁にわたり掲載 ○ 6月 YBC ラジオにて羽黒山五重塔ライトアップ紹介 ○ 6月料理王国7月号「食の都庄内」記事中に山形 DC イベント情報を掲載 ○ 7月河北新報社朝刊折込タブロイド紙「夏のおでかけガイド 2014」に「巡礼」 「体験」メニューの記事および広告掲載 ○ 7月クレードルに「庄内美人」web 誘導記事掲載 ○ 7月ハーバーラジオ番組表(夏版)に羽黒山五重塔ライトアップイベント特別 号とイベント情報の広告掲載 ○ 7月ハーバーラジオにて庄内観光フォトコンテスト 2014 紹介 ○ 7月新潟日報に庄内観光情報掲載 ○ 8月神奈川新聞に山形の夏の観光特集掲載 ○ 8月ハーバーラジオにて羽黒山五重塔ライトアップ紹介 - 41 - (2) 誘客対策 ① 巡礼キャンペーン ○国宝「羽黒山五重塔ライトアップ」による夜間参拝 【参拝者数】 ・延べ参拝者数:10,965人 (期間中、荒天による中止の2日間を除いて毎日実施) 【有機 EL 吊り燈籠、貸出用提灯の寄進数】 ・燈籠 16企業・団体 ・提灯 17企業・団体:34張 【イベント等の実施】 ・毎週土曜日及びお盆期間を中心に、計19回のイベント(楽器演奏等)を 五重塔で実施 ・随神門前のにぎわいづくりのため、計11回の出店を実施 スペシャルランチ 9/13(土)最終日の和太鼓演奏。山伏・化け物・ ゆるキャラも登場 ② 美食感動キャンペーン ○鶴岡鮨商組合、酒田鮨商組合とタイアップし、山形DCガイドブックを持参され たお客様に地魚のにぎり一貫サービスを実施 ○庄内DECクラブとタイアップし、「庄内の恵みスペシャルランチ」を山形DC 期間中(6/14~7/31)に提供(パンフレット印刷代等を補助) ○「食の都庄内親善大使」の協力を得て、 「酒田湊おもてなし市」 「SL山形DC架 け橋号」でふるまいを実施 ○加茂水族館において、県産農産物等の物産販売を通じて県産農産物をPR。併せ て観光情報の提供を行い、観光客の周遊を促進(6/12~10/13 の土・日・祝日) ○「食の都庄内」10 周年フェスタを開催(9月7日)。2,500名来場 - 42 - 9/7「食の都庄内」10 周 年フェスタでの庄内浜地魚 さばき実演 ③ 絶景写真・スケッチキャンペーン ○フォトコンテスト 「庄内の春・夏・秋・冬」をテーマに、未来に残したい庄内の景色などを、 「春 夏」 「秋冬」の2部門に分けて募集(「春夏」部門に78人から223点の応募) ○庄内絶景ポストカードプレゼント 庄内絶景写真ポストカード(12 種類×8,000 枚=96,000 枚)を作成し、宿泊施 設を中心にお客様にプレゼント。ご家族、ご友人、ご自分あてに投函していた だき、庄内地域の認知度向上と庄内観光サイトのPRを図る ○庄内絶景写真の巡回展示 5月18日~7月18日 酒田駅ホームに28枚の写真展示 7月19日~9月13日 鶴岡駅ホーム 〃 酒田駅ホームでの写真展示 ④ 山形DCオープニングセレモニー・イベント支援 管内主要駅、港、主な観光施設等でオープニングの日(6月14日)に合わせ、 県・市町及び関係団体等の持ち寄りの形で、DCオープニングイベントを集中的 に開催。58のイベントを掲載したチラシを金融機関等に配布してPRを実施 6/14 酒田湊おもてな し市 - 43 - ⑤ 秋田県との連携による誘客キャンペーンの実施 〇JR秋田駅での環鳥海地域観光プロモーションにおいて山形DCをPR(7/13) ○「鳥海・なまはげライン」観光キャンペーン(イオン三川店)において山形D CをPR(7/26) ○「食の都庄内10周年フェスタ」 (鶴岡市藤島体育館)において、山形DC・ポ スト秋田DCをPR(9/7) ○JR大宮駅「秋田県大型観光キャンペーン首都圏オープニングイベント」で北 庄内の観光素材をPR(9/26~27) 7/13 JR 秋田駅での観光プロ モーション (3) 受入態勢整備 ①各イベント列車歓迎対応(オープニング、クロージング、その他) JR東日本の各イベント列車において、車内や各停車駅で、特産品等の振る舞い や賑やかしを行い、来庄された方へのおもてなしを実施 ・6月14日 きらきら山形DC号(定員116名) ・6月28日、29日 SL山形DC架け橋号(定員338名) ・7月26日、27日、8月2日、3日 風っこ夏休み山形庄内号・最上号 (定員136名) ・9月13日(土) きらきら山形DCファイナル号(定員116名) ・9月13日(土) SL山形日和。陸羽西線号(定員248名) ・9月14日(日) SL陸羽西線100周年号(定員248名) ②酒田発着国宝羽黒山五重塔夜間参拝バスの運行支援 「国宝羽黒山五重塔ライトアップ&イベント号」を毎週土曜日及びお盆期間(演 奏会等のイベント開催日)を中心に運行 ③庄内産農産物のPR 酒田駅・鶴岡駅等10か所に水稲、園芸作物(パプリカ・ブルーベリー・枝豆な ど)を展示して庄内産農産物をPR 鶴岡駅でのブルーベリー・ 枝豆展示 - 44 - ④東北公益文科大学「酒田おもてなし隊」の活動 学生有志約20名が山形DCを契機に「酒田おもてなし隊」を結成し、酒田駅 構内で庄内の魅力を動画で発信する「スマイルプロジェクト」を展開。あわせて、 観光案内やお出迎え、お見送り等も実施 酒田おもてなし隊 (4) その他 ○観光客動向アンケート調査の実施 今後の誘客対策に活かすため、9月5~13日に管内主要観光施設、駅、空港、 計10地点で、庄内地域以外からの観光客を対象として聞取り調査を実施(計51 2名が回答)。集計結果のうち特徴的なことは次のとおり。 ・旅行者の年代は、60代を中心に中高年層。 ・出発地は「首都圏」が約4割、次いで秋田、宮城等の「隣県」が約3割。 ・旅行日程は宿泊を伴うものが約8割、このうち庄内に宿泊した割合が約8割。 ・調査地点以外の立ち寄り箇所は6対4の比率で「鶴岡方面」への立ち寄りが「酒 田方面」より多い。 ・酒田方面観光客のうち鶴岡方面も周遊した人は約半数を占めるが、鶴岡方面観光 客のうち酒田方面も周遊した人は22.8%に留まる。 ・満足度では「自然や景観」 「食」 「おもてなし」などを評価する声が多い一方、 「道 路情報」や「交通の便」に不満を感じている意見もみられる。 - 45 -
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