一級工学科 自動車整備科 教科概要 エンジン構造2C 教科名 時期 3級自動車ジーゼル・エンジン 教科書等 3級自動車ガソリン・エンジン 持参品 2級ガソリン自動車 エンジン編 2級ジーゼル自動車 エンジン編 2-C 単元 エンジン 科目 自動車整備 総時限 17 1.教科の目的 1.4ストローク1サイクルエンジンの構造、作動を理解する。 2.ガソリンエンジンの電子制御装置を理解する。 3.ガソリンエンジンの故障原因診断を理解する。 4.ジーゼルエンジンの電子制御式インジェクションポンプの構造、作動を理解する。 5.ジーゼルエンジンの電気装置について理解する。 2.指導目標 1.電子制御式LPGエンジンの役割、構造、名称、作動について説明できる。 2.電子制御式ジーゼルエンジンの役割、構造、名称、作動について説明できる。 3.故障原因の探求ができる。 3.学習目標 1.電子制御式LPG・エンジンの各部品、各制御を理解する。 2.電子制御式ガソリン・エンジンの各機構、各制御、自己診断システム等を理解する。 3.過給機の構造、作動、役割を理解する。 4.電子制御式列型及び分配型ポンプの変遷、概要、各機構の構造、作動及び各制御を理解する。 5.故障現象の種類、原因及びポンプ本体の調整方法を理解する。 6.ジーゼル・エンジンの白煙、黒鉛の発生原因及び圧縮圧力の点検方法を理解する。 7.予熱装置の概要、機構、作動について理解する。 4.学習評価 ・期末試験は整備科60点以上、工学科は70点以上で合格とする。 ・試験評価に授業態度を加えて総合評価を行う。 ・授業態度が悪く(居眠り、雑談、携帯電話等)授業を受ける意志がないと判断した場合は、 早退または欠席扱いとする。 一級工学科 自動車整備科 教 科 概 要 教科名 エンジン構造2C 時期 2-C 単元 エンジン 5.授業概要 (時限ごとの主な授業内容) 主な授業内容 時限 1 電子制御式列型噴射ポンプ(変遷、概要、電子タイマ、電子ガバナ、コントロール・ロッド位置センサ) 2 センサ類(ピックアップ・コイル式クランク角センサ、サブ・クランク角センサ、ブースト圧センサ、 アクセル位置センサ、燃温センサ)プリストローク可変機構(基本構造) 3 プリストローク可変機構(プリストローク位置センサ、噴射時期制御、送油率(噴射圧力)) 4 噴射量の制御(各特性、不具合・アイドリングが円滑でない)分配型(変遷 概要) 5 分配型、電磁スピル・バルブ、電子タイマ、噴射時期補正、 6 基本噴射量、始動時の噴射量、噴射量補正、センサ類(回転速度センサ) 7 フェイルセーフ機能、コモン・レール式噴射システム(概要、2つの方式、ノズルの開閉) 8 予熱装置、概要、インテーク・エア・ヒータ(回路、作動、予熱の継続) 9 急速型予熱装置(概要)、自己温度制御型グロー・プラグ(概要)、セラミックス型グロー・プラグ(概要) 10 急速型予熱装置(クランキング時、アフタ・グロー) 11 グロー・プラグ(作動(1)、作動(2)、断線、点検) 12 過給機、種類と特徴、ターボ・チャージャ(構造、フル・フローティング・ベアリング、ウェスト・ゲート・バルブ)、 インタ・クーラ 13 スーパ・チャージャ(構造と作動)、吸排気装置(慣性過給装置、可変吸気装置) 14 可変バルブ機構(インレット・バルブの開閉タイミング、インレット・バルブのバルブ・リフト量、 可変バルブ・タイミング機構、可変バルブ・リフト機構) 15 点検・整備(フェイルセーフ機能、自己診断システムの点検、ISCVの点検(1)、ISCVの点検(2))、 故障診断(冷間時、始動困難、暖機後、高速時の出力不足、CO、HC濃度の異常、ノッキングの推定原因) 16 タイミング・ベルト自動調整式テンショナ、発振回路 全般のまとめ 17 C巡期末テスト
© Copyright 2024