今月号はこちら(裏)

月曜日も祝日も開館しています。毎月月末の図書整理日と、年末年始の休館日はご利用いただけません。
読書ですか?
知的探検ですか?
調べ物ですか?
気晴らしですか?
暇つぶしですか?
それなら、図書館ほど
ふさわしい場所はありません。
図書館長の「ほん」の一言。
シリーズ 7
町立小清水図書館長 山岸 典昭
「本離れ、活字離れ、読書離れ」は本当か
マスコミの間で、読書離れが叫ばれて久しくなりますが、個々の感覚や一部の情報による思い込みが先行して、実態につい
ては正しく把握されていないのが現状だと思います。また、このことに関しての正しい現状分析は、調査データだけで判断でき
ない部分や調査をしきれない部分があるので、とても難しいと思います。
国民全体の読書傾向を探るには、出版物推定販売金額の推移や新聞社が実施している読書世論調査で表面上の傾向を
捉えることは可能です。
出版市場の場合は、1996年以降右肩下がり状態だといっても、買われた本が、新古書店や図書館等で購入者以外の読者
を獲得している事実を考えると、販売金額が読者数と直接結びつかないことは明らかです。また、読書世論調査の国民全体
を対象とした、書籍に限った総合読書率は、1965年以降およそ45~55%の間で推移しており、大きな変化は見られません。読
書離れが顕著だと思われがちな若者層を対象にした学校読書調査の結果では、小・中・高校生の読書率は学校の学力向上
に向けた地道な努力や朝読書の広まりで、むしろ上昇傾向にあります。自分の感覚から言っても、子どもの頃、自分の周りに
本を読む大人や子どもが、今より多かったとは思えません。したがって、マスコミで叫ばれるほど、一般的に言われる「読書離
れ」の事実はないのかもしれません。
ただ、読むという行為は数値上の判断が難しく、アンケートの取り方によって実態とは全くかけ離れた結果が出ることも事実
です。また、同じ時間だけ読書をしても、同じ冊数の本を読んでも、読む側の姿勢やその時の状況によって読書を通して吸収
されるものは、全く違います。
問題なのは「読書離れ」という言葉ではなく、家庭や地域社会の変化に伴い読書や他の人とのコミュニケーションを通して、
人の気持ちを考える、今後の成り行きを推測する、深く考えるなどの機会等が減ってきていることにあるのではないでしょうか。
調査結果の数値に気を取られることよりも、より多くの国民がゆっくりと考えながら、読書に親しむことができる社会環境の醸
成こそが大切だと思います。
現
代
語
訳
・
池
澤
夏
樹
第
一
回
配
本
古
事
記
池澤 夏樹が選びぬいた個人編集。現代作家を加え、古
典は現代語訳に。モダンな装丁で河出書房新社から。
待望の新日本文学全集が
町立小清水図書館に
入り始めました!
"読み聞かせは、「本好き」を育てる第一歩。"
”わが子の一生の幸福を願うなら、読書好きに育てなさい”
毎月第2週の土曜日、図書館には、子供たちが
「ものがたり」に耳を傾けるワクワクの時間があります。
「おはなしきかんしゃ」平成27年1回目の読み聞かせは
1月10日(日)午前10時から行います
□毎月第1・第3・第4土曜日(午後2時~2時30分)は
同じ場所で図書館スタッフによるおはなし会も行われます。
町立小清水図書館のFaceBook(フェィスブック)を始めました。
話題の本のご紹介や催し物のご案内、図書館の便利な利用法などなど・・・あなたが知っている図書館、知らない図書
館、図書館業務のウラやオモテを発信します。
もちろん図書館に対する要望やアイデアのコメントも大歓迎!
図書館とあなたを結ぶコミュニケーションツールとして、おおいに役立つことでしょう。
URL: http://m.face book.com/profile.php?id=767906783247704
「
図書館の新聞・雑誌を見直します。ご意見ご希望をお寄せください。
図書館の雑誌を見直します。ご意見ご希望をお寄せください。
現在図書館でご利用いただける新聞・雑誌類は下記の通りです。
これを町民のみなさまのご利用実態に合わせて見直し、平成27年4月より入れ替えます。
“こんな新聞や雑誌が読みたい”というご希望がありましたら、図書館の貸し出しカウンターまでお寄せください。
※お寄せいただいたご希望にすべてお応えするわけではありませんが、参考にさせていただきます。
新聞
朝日新聞
毎日新聞
読売新聞
週刊朝日
週刊金曜日
月刊誌
アサヒカメラ
オール讀物
クレア
ミセス
サライ
アニメージュ
かがくのとも
芸術新潮
こどものとも
財界さっぽろ
家の光北海道版 栄養と料理
きょうの健康
きょうの料理
CHANTO(チャント) 月刊自家用車
隔月刊誌
住まいの設計
別冊 文藝春秋
COTTONTIME(コットンタイム) 暮らしの手帖
季刊(年4回)誌
園芸ガイド
Premo(プレモ)
週刊誌
AERA(アエラ)
週刊文春
北海道新聞(朝・夕刊)道新スポーツ
月2回発行誌
オレンジページ
キネマ旬報
ナンバー
婦人公論
クロワッサン
エッセ
クオリティ
Moe(モエ)
エデュー
LEE(リー)
クーヨン
こどものとも0・1・2 月刊こどものとも年少版 こどものとも年中向き Como(コモ)
趣味の園芸
小説現代
小説新潮
新潮45
SCREEN(スクリーン)すてきにハンドメイド サピオ
山と渓谷
たくさんのふしぎ 旅の手帖
ナショナルジオグラフィック日本版日経トレンディ
日経PC21
日本カメラ
Newton(ニュートン)
ダ・ヴィンチ
BE-PAL(ビーパル) 婦人画報
母の友
文藝春秋
non-no(ノンノ)
MORE(モア)
本の雑誌
野鳥
HO(ほ)
北海道じゃらん
か。
中高年でも読みやすい
「大きい活字の本」も
あります。
人間、年齢を重ねると活字を追うのがつらくなります。でも、
もうトシだからと、あきらめる必要はありません。
町立小清水図書館では、拡大鏡を用意して館内でご利用
いただいております。また、視力に不安のある方向けの
「大きな活字の本」もあります。
読書をしたい!
コーヒーが飲みたい!
図書館ではどちらもOKです。
読書にコーヒーはつきものですね。
町立小清水図書館では、ロビーに本格コー
ヒーを味わえるキュリグマシーンを設置してあ
ります。
本の貸し出しカウンターでお好みの味を買って
(1杯100円)、読書しながらコーヒータイム。図書
館の本は、簡単な手続きで、ロビーまで持ち出
して読むことができます。※季節限定の紅茶
(100円)ココア(80円)もあります。