仕様書 1.件名 第 II 期放射線治療データベース統計解析システム(Phase2)一式の保守 2.数量 1 式 3.目 的 2014 年度に導入・設置されている第 II 期放射線治療データベース統計解析システムは、 重粒子医科学センター内で稼働している情報システム群と連携し、 放射線治療/重粒子治療 に関する情報の蓄積、管理、運用のために24時間365日稼働し、病院の診療及び研究を 支援している。従って、当該システムを常に安定した稼働状態に保ち、障害発生による診療 業務への影響を最低限に抑えるために、当該保守を行うものである。 4.期 間 平成27年4月1日~平成28年3月31日(1年間) 5.履行場所 放射線医学総合研究所 重粒子治療推進棟 地下サーバ室、 2F医療情報室 6.仕 様 6.1 保守環境 1) 保守環境については、 オンサイトまたはリモートメンテナンス環境を利用すること。 リモートメンテナンス環境については、第 II 期放射線治療データベース統計解析 システム(Phase2)導入時に構築したものを利用可能である。 6.2 保守内容・条件 1) 保守対象は、第 II 期放射線治療データベース統計解析システム(Phase2)一式とす る。 構成は以下の通り。 ① セカンダリ・データベースサーバ(DELL PowerEdge R620) 一式 ② ソフトウェア 一式 2) 定期的(通常1回/隔月・臨時開催あり)に開催される診療系ネットワーク調整会 合に出席し、運営に必要な協議を行うこと。 3) 定期オンサイトメンテナンス業務として、1年に1回現地での定期メンテナンス作 業を行うこと。その際、作業内容に関する報告書を作成し、本研究所担当者へ提出 し、担当者の承認を得ること。定期メンテナンス業務は、以下のとおり。 ① サーバ監視 a) LED 等、外部から目視でハードウェア状態確認。 b) 納入ハードウェアエラーログ、ログ確認。 c) 納入ハードウェアのディスク使用量確認。 d) データおよびコンテンツバックアップ状況の確認。 4) 障害と思われる事象が発生した際の事象確認・切り分け作業を行うこと。また当該 の問い合わせに対応すること。 5) 保守連絡受付は 365 日 24 時間対応とする。 6) 技術員による対応時間は、月曜日から金曜日の 9:00~17:00 とすること。但し、祝 祭日、年末年始(12/29~1/3)であっても、病院が診療業務を行う日は対応するこ と。 7) 保守作業開始時には、障害発生時の連絡体制を書面に明記すること。 8) 障害予防の目的で、システムの1部または全てを停止して作業を行う必要がある場 合には、事前(原則として1週間以上前)に本研究所担当者の承認を得ること。サ ービス停止の場合は通常の診療業務に影響を及ぼさない時間帯での作業を行うこ と。 9) 保守作業を行うにあたり知り得た情報は外部に漏らしてはならない。当研究所のセ キュリティー・ポリシーおよび個人情報保護の対策に従うこと。 10) 年に2回(9月、3月末)を目途に障害報告会を放射線医学総合研究所で行うこと。 このときに、懸案事項について、所の担当職員と十分な打ち合わせを行うこと。 6.3 その他 1) 当該システムは複数のメーカの製品から成るシステムであるが、本研究所にと って当該システムの保守の窓口は1つとし、契約会社の責任において、この仕 様を満たす保守を行うこと。 2) 第 II 期放射線治療データベース統計解析システム(Phase2) 導入開発担当社は、 株式会社インテックである。本案件を担当する場合は、第 II 期放射線治療デー タベース統計解析システム(Phase2)の仕様・内容を十分に把握している必要が ある。そのために必要な情報を得るための費用は、本調達に含むものとする。 3) 本仕様書について疑義が生じた場合、又は、本仕様書に規定のない事項につい ては、別途協議上決定する。 7. 守秘義務 当該システムは実際に診療を受けた患者さんのデータが蓄積されているので、本作業 を実施するに当たって知り得たあらゆる情報は外部に漏らしてはならない。 当研究所のセキュリティ・ポリシィおよび個人情報保護の対策に従うこと。 8. 検 収 保守作業完了後、職員立会のもとに所定の検査を行い、これに合格したことをもって検 収とする。 所属部課名 重粒子医科学センター 医療情報室 室長名 奥田 保男 使用者氏名 向井 まさみ
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