平成27年1月1日発行 発行:知多市民病院(編集 広報委員会) 〒478-8640 知多市新知字永井2-1 西 知 多 医 療 厚生 組 合 知多市民病院だより 第3 4 号 2015.1 月 広報紙「知多市民病院だより」は、知多市民病院ホームページ(http://www.nishichita-aichi.or.jp/chita-hp/) からもご覧いただけます。 新年のごあいさつ 明けましておめでとうございます 院長 あさの まさひこ 浅野 昌 彦 明けましておめでとうございます。 い よ い よ「 公 立 西 知 多 総 合 病 院 」開 院 ま で あ と 4 か 月 と な り ま し た 。4 6 8 床 の 新 病 院 は 、東 海 市 中 ノ 池 に 白 い シ ン ボ ル タ ワ ー と し て 姿 を 現 し 、こ の 地 で こ れ か ら 高 度 な 医療を提供する基幹病院になっていく ことを想像させます。今年は我々にとっ て、大きく生まれ変わる飛躍の年であり、 希望あふれる年になるでしょう。 一 昨 年 来 、多 く の 職 員 が い ろ い ろ な 準 備 委員会、運営ワーキンググループに参加 し 、新 病 院 の 設 計 か ら 診 療 運 営 マ ニ ュ ア ル の構築、医療機器・医療情報システムなどの整備に当たってきました。また、統合する 東海市民病院との人事交流を行ない、各部門の意識の統一とチーム作りを行ってきまし た。私たちの自らの手で新病院の在り方を創ってきました。いよいよそれらが現実の ものとなります。 我々の使命は、患者さんに安全で質の高い医療を提供し信頼される病院を作ること、 断らない救急医療を実現させていくこと、地域医療機関との連携を強化して急性期病院 として機能していくことです。新病院では、最新の医療機器が整備され、医師の増員に より診療科が増えて、高度な医療を提供する体制が整います。救急医療においては、 救急科・ICUが設置され、重症患者も治療が可能になります。急性期の患者さんを 速やかに受け入れ、診断と入院治療、手術治療を行ない、地域にお返しすることが我々 の役割となります。病診連携を一層推進し、慢性期の患者さんは地域医療機関で診てい -1- 2015.1.1 知多市民病院だより た だ き 、疾 病 が 悪 化 し た ら 病 院 で 治 療 を 行 な い 、病 院 と か か り つ け 医 で 患 者 さ ん を 守 っ て い く 体 制 、地 域 完 結 型 医 療 を 提 供 し て い く こ と が こ れ か ら の 医 療 の 在 り 方 に な り ま す 。 当院は、職員すべてがそれぞれの部門でスキルを発揮し、力を合わせて、この使命を 全 う し て い き ま す 。一 本 の 矢 は 容 易 に 折 れ ま す が 、三 本 の 矢 は な か な か 折 れ な い よ う に 、 皆で力を合わせ、チーム力を持ってより良い医療を目指していきます。そして、患者 さんと十分にコミュニケーションをとり、心をこめた医療を提供し、患者さんに信頼 される病院をつくっていきます。 新病院のロゴマークを策定しました 新病院の基本理念「1.地域の皆さん 頭文字「N」をモチーフにしています。 とともに育む、心のこもったあたたかい 縦横比率については日本人にマッチ 病院を目指します し た 1 :1 . 4 の 白 銀 比 率 と し て 安 定 感 、 2.質の高い医療を 安心感を表現しています。 提供 する 、信 頼 され る病 院を 目指 し ます 中央にある十字マークは医療機関で 3.地域医療の担い手として、安心して 暮らせるまちづ あ る こ と を 表 くりに貢献しま し、橙色とする す」に基づき、 ことで、あたた 平成27年5月 かみを表現して に開院する公立 います。 西知多総合病院 左右の両柱は が、患者さんに 西知多医療厚生 あ た た か く 、 組合の構成市で 地域に信頼され あ る 東 海 市 と る中核病院とし 知多市が支える て、安心・安全 公立病院である な医療を提供できる病院であることを ことを表し、信頼感を表現しています。 表現することを目的としてロゴマーク 左右の柱を結ぶ3本の曲線は、地域 医 療 の 連 携 を 示 す も の で 、 患 者 ( 緑 )、 を作成しました。 あたた 地 域 の 医 療 機 関 等 の 関 係 機 関 ( 青 )、 をコンセ 地域住民(赤)を表し、病院は、その 新病 院の 基本 理 念を 基に 、⑴ かさ ⑵ 信頼 ⑶ 安心 懸け橋となることを表しています。 プトとしています。 全体として西知多総合病院の英語の -2- 知多市民病院だより 2015.1.1 現在通院されている皆様へ 現在、東海市民病院 又 は 知 多 市 民 病 院( 以 下 「 両 病 院 」 と し ま す 。) に通院されている皆様 か ら 、5 月 以 降 の 診 察 に ついてご不安の声を お聞きしております。 両 病 院 は 、平 成 2 7 年 4月末をもって閉鎖 い た し ま す が 、5 月 以 降 に つ き ま し て は 、こ れ ま での診察情報を基に 公立西知多総合病院 ( 以 下 「 新 病 院 」 と し ま す 。) に て 引 き は、1月末に完了する予定です。その後 続き 診察 いた し ます ので 、安 心し て ご利 は、医療機器などの整備を中心に進め、 用ください。 平成27年5月に開院する予定です。 また 、新 病院 は 重篤 な患 者さ んを 中 心 また、開院に際し、移転作業等の関係 とする急性期病院となりますので、医師 上、両病院において、4月に一部の診療 の判断により、地域の医療機関をご紹介 等を休止するなどご不便をおかけいた する 場合 があ り ます ので 、皆 様の ご 理解 しま すが 、ご 理 解と ご協 力を よろ し くお とご協力をお願いいたします。 願いいたします。 現在、進めています新病院本体工事 新任医師紹介 平 成 2 6 年 9 月 以 降 、当 院 へ赴任された医師をご紹介します。 ① 氏 名 ④ 前任地等 ② 所 属 ③ 採用年月日 ⑤ 趣 味 ⑥ 抱負等 わた なべ みどり こ ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ やま だ 渡 邉 緑 子 内科(病理担当) 平成26年9月1日 名古屋第一赤十字病院 読書 精度/利便性共に優れた病 理診断を行い、臨床に貢献 できるよう、頑張ります。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ -3- けい いち 山 田 恵 一 消化器内科 平成27年1月1日 名古屋大学医学部附属病院 筋トレ 親しみやすい医師とし て、地域に溶け込みたい です。 知多市民病院だより 2015.1.1 知多市民病院だよりは今号をもちまして廃刊となります ~創刊号から振り返って~ 新年あけましておめでとうございます。 今年は、平成25年度から建設を進めてまいりました 新病院がいよいよ完成し、5月1日には待ちに待った 公立西知多総合病院が開院します。現在の知多市民 病院は、公立西知多総合病院に引き継がれることと なります。それに伴い平成17年8月1日の創刊号 から第34号まで約10年間にわたり発行しました 知多市民病院だよりは、今号をもって廃刊となります。 病院だよりは、院長、看護部長などのあいさつ、 各委員会や部門などの紹介、新任医師の紹介など知多 市民病院のいろいろな話題を皆様に提供してまいり ました。 知多市民病院だよりをご愛読いただきました皆様にお礼を申し上げると共に、病院だよりの編集に 取り組んだ広報委員会の委員を始めとする職員の皆さんにお礼を申し上げ筆を擱きます。 広報委員会 委員長 平成27年1月 患者さんの権利 たけうち しんじ 竹内 愼二 知多市民病院の基本理念 私たちは、地域の中核病院としての使命を果た すため、次のとおり基本理念を定めます。 1.最善で安全な医療を公平に受ける権利 2.知る権利 3.自己決定の権利 4.医療機関を選択する権利 5.プライバシーが保護される権利 患者さんの責任 1.ご自分の健康に関する情報をできるだけ正確に 提供してください。 2.説明を受けてもよく理解できなかったことにつ いて、十分理解できるまで質問してください。 3.他の患者さんの治療や病院職員による医療提供 に支障を与えないよう配慮をお願いします。 -4- 1.医療の質の向上に努め信頼される病院を目指 します。 2.いつでも安心して受診できるよう救急医療を 充実させます。 3.より良い医療を提供するため地域社会との連 携を図ります。 知多市民病院広報委員会(事務局:管理課) 〒478-8640 知多市新知字永井2-1 TEL 0562-55-1155 FAX 0562-55-0113 E メール [email protected] U R L http://www.nishichita-aichi.or.jp/chita-hp/
© Copyright 2024